ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

タグ:Zoom

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photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
おつかれTwitter

日々懸命に生きる
それだけで充分だよね༻


◯Zoomで心理職が金儲け

(僕:今の仕事飽きたなあ。でぃーえむでなんか一緒にビジネスやってくれる人でも募集してみようかな?)

僕:というわけでちーたんカウンセリングビジネスやらない?

ちー:なんだかわからないけどやるやる

僕:ちーたん誰か呼びかけて

ちー:りゅう君話聞くって

僕:よっしゃあ!僕みりりんちゃん誘ったらオーケーだって

ちー:じゃ、Zoom会議ね

−3日後−Zoom会議

ちー:ターゲット決めなくちゃね

僕:それな、まず「お金恐怖症」の人たち。お金持ちなんだけど、そのお金が怖くて仕方ないわけさ、そういう人はどうしていいかわからないから誰にも相談できないでいる。お金をため込むというフロイトの肛門期的欲求と自己を処罰したいという超自我の道徳的マゾヒズムの間にある葛藤を解決する。

みりりん:さすがひなたん

僕:あとね、目が覚めたらトルコ語しか喋れなくなってて悩んでる在日フィンランド人。自我同一性の揺らぎをカウンセリングで支える。エリクソンがその生涯を通じてアイデンティティの確立に悩んだ。または妄想-分裂ポジションを大人になるまで持ち込んでしまった人もいる。

りゅう:なんかすごくニッチな感じするんだけど

僕:ニッチだから受けるよ

ちー:言葉どうするの?

僕:これから覚えりゃいいじゃん、そしたらみんなに教えるよ

みりりん:さすがひなたん、成功するとしか考えられない。目の付け所が違い過ぎ。ワタシね、ラーメン屋に入っていカウンター席に座ったら隣に人が座っていないと落ち着かない人がいいと思う。1人でいる能力を獲得することは大事だと思うし。そういった依存的欲求は必要かつ自立は誰にとっても課題だと思う。

僕:お、いいね。今コロナだから1人おきに座らせるお店多いと思う。孤独感と食に対する欲求かあ。自己愛が十分に育ってないのかもね。だからこそそういう人のカウンセリングは必要だね

りゅう:悪いけど俺、そう言えば研究会の幹事やること思い出した。これからちょっと忙しくなるんたよね。軌道にのったらまた呼んで

僕:いいよー忙しくなったら人手足りなくなるだろくから呼ぶよー

ちー:宣伝とかどうするの?

僕:無料メルマガ出す。大事なところは有料で「続きはWebで」にして有料メルマガにして二重に儲ける

み:あきらんさすがだね。ブログ書いてただけあるね。それだけでいいの?

僕:マイ◯クロ◯フト社とかに毎日メール送ればいいんじゃない?あとラーメン屋や大使館にメール送る

ちー:なんかそれ迷惑なんとか条例に違反しそうな

僕:最初は1人月収50万円で。苦しいかもしれないけどそれでがんばる

み:しょうがないなあ

−1カ月後−

ちー:採算取れない。っつーか元手もかけてないけど

み:ひなたん話が違う

僕:まあまあ、最初の3カ月は苦しいけれどあとは雪崩のように顧客がくる

ちー:でも1人も利用してないんだよ?ワタシバイト感覚だからいいけど。

み:ワタシもスクールカウンセラー専業でいいし。ひなたんは?

僕:この企画に賭けるためにコンビニで週3回働いてあとはこれに集中している。

ちー:またね。儲かるようだったら呼んでね。

み:ワタシも賛成

僕:あ

※ かように臨床心理ベンチャーは立ち上げから採算が取れるようになるまでが大変です。実際僕も「なんとなくやりたい」というデザイン事務所や金融関係など多くの人たちと起業を目指したコンサルティングをしてきました。この例の通りコンセプトがしっかりしていてもなかなかオンラインカウンセリングビジネスは難しいという実態があります。日本にカウンセリングを受けるという文化が根強いていて欲しいと思っています。

(おまけ:でぃーえむで)
みおみん:院で習わなかったの教えて。統合失調症におけるドーパミンってどっから出てどういう風に作用してるの?
僕:陽性症状を活性化させるんだったら中脳辺縁系の過剰放出、陰性症状はドーパミンが中脳皮質系で低下すると起こるぬ。
み:ドーパミンは快楽物質って聞いたことあるんだけど。
僕:そりゃ依存症の場合はそうだけど設問は統合失調症についてだぬ。
み:抗精神病薬は中脳辺縁系のドーパミンD2受容体を結合を促進させるっていうのは?
僕:例えばさ、エビリファイ、アリピプラゾールなんかはドーパミンの過剰放出を防ぐワケよ。でね、エビリファイは何にも脳の中で起きてない時はひっそりしてるし、ドーパミンがどっぱんどっばん出そうな時にはきちんと拮抗薬として働くワケ。プレクスピラゾール、レキサルティも同じかな。ただね、エビリファイはセロトニン受容体にも働きかけるから双極性障害の人には病態によって投薬に注意が必要かな。今回の設問には関係ないけど。
み:ズルイ、そんな細かい知識脳神経系と薬物マニアのひなたんにしかわからないじゃない!変態!変態!変態!
僕:ま、そりゃ変態だけどさ。みおみんにそう言われると嬉しいよ。
み:ワタシもう知らない!うわーん、もう寝るぬ!
僕:あ
参考名駅さこうメンタルクリニックホームページ

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photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
受け取ってもらえるかどうかは別として、届かなければその想いは無いのと同じこと。


◯心理クラスタ at Zoom勉強会

※ この話はフィクションを元にした実話です。実在の人物および団体とは深い関係があります。

Twitter
(DMで)なっち:ひなたさん、前からZoomで精神分析の勉強会やりたいって言ったじゃない?みんなばらばらの場所じゃん?東京、北海道とか九州とか。

僕:やりたーい

なっち:らっこちゃんとね、ふじぽんもやりたいって言うんだー。で、急なんだけど明日の夜9時から空いてる?

僕:うん、大丈夫

(翌日・ DMで)
なっち:じゃ、みなさん招待します。

僕:ね、僕さ、iPhoneなんだけどZoomってiPhoneのどこから設定したらいいの?

らっこ:ひなたさんZoomってアプリ入れてインストールするんだよ。

僕:えっと、ちょっと待って。サインイン、ってのかな?

ふじぽん:サインアップ、読みながらやって。僕ら先に始めてるから。

僕:メアド入れて設定して、面倒だなあ、あ、入れた。IDとパスワード、なっちさん、入れたよ。あれ?音と画面がない。

なっち:そこの音量とビデオ通話をオンにするんだよ。

僕:ふうん、面倒だなあ。 

らっこ:ひなたさん、その趣味の悪い紫髪のアイコン映ってるだけ。ちゃんと自分の顔映して。スライドすればいいから。

僕:スライドかあ。

ふじぽん:あの、ひなたさん、部屋の中丸わかりなんだけど、僕ひなたさんの下着干してあるの見たくないから背景画像つけてもらえない?

僕:え?iPhoneで背景画像って?
ふじぽん:ちょっと調べながらひなたさんやってて、こっち勉強会にならないから。

僕:えーと、iPhoneこの機種だとダメなのかあ。PCでインストールしよう。アドレスはPCのにして…うん、できた。あれ?でも入れない。もいっかいパスワードとか必要なのかな?
えっと、iPhoneに戻ってみようかな。

ふじぽん:というわけでコフートの自己心理学の展開はこのように行われたわけです。 

なっち:うん、ふじぽんの説明会わかりやすかった。今日金曜日だからZoom飲みやらない?

ふじぽん&らっこ:いいねえ

(翌日DM:ふじぽん:Zoom飲みってついつい進んじゃうよねー。らっこ:あのあとリーズさんとかそーいち君とかみんな呼んでカオス状態だったじゃん。ふじぽん:朝まで飲んだから二日酔いで頭痛えー)

(僕:ふん、自分で好き勝手やってて自業自得だね。)

※ ちなみに現実のワタクシもあまりZoom会議には慣れていないので技術的な事実が間違っていたら申し訳ありません。また、Zoom飲みは心理クラスタに限るのか?限らないのかわかりませんが僕がTwitterを読んでいるとZoom飲みはどうやらヘロヘロになるようなのであまりオススメはできないという意見をよく読んでいます。


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◯ オンライン・日本心理学会もカウンセリングも公認心理師予備校も飲み会もオンライン

以前、「オンラインカウンセリングってどう?無料or and有料カウンセリングはどっちがいいの?その可能性と利用法」という記事を書いたことがあるのですが、
http://hinata.website/archives/23725026.html
その当時は2020.2.28ということで、まだ新型コロナがここまで流行して社会的ダメージが大きくなるという予測をしていないでのほほんとしていたのですが(阿呆)オンラインは小学校でも使われているぐらいですので、学会もサクサクとオンライン化したようです。ちなみに自分の予定表を見ても2020.1月が心理職の最終研修で、今後は顔合わせでやるべきじゃないなあ、と言っていたのを思い出します。

僕らの研究会はまあやらなくても大変なことにはならないので、むしろ広域移動を伴うことを考えるとそっちの方が好ましくないと思って電話でCOVID-19のことなど情報交換しています。

オンライン学会の走りとしては、3月2日〜3月4日までは電子情報通信学会、情報処理学会、日本データベース学会という3学会がオンライン学会を開催、流石この道のプロフェッショナルだけあって大成功を収めました。学会という形式で行うに際し、質問者が複数いた場合にどうするか、などさまざまな問題をクリアして実施したようです。

ただし、こうした情報処理関係学会についても人の顔を直接見られない、演者や質問者のオンラインだけでない顔が見られないというデメリットはあったようです。

さまざまな学会のこれまでの成功のノウハウを集められたからでしょうか。日本心理学会は2020.9.8〜9.10までの大会を基本的にオンライン化することに決めたそうです。日本心理学会といえば、認知心理学、実験心理学、情報処理関係科学、人間工学等のエキスパート揃いなので、これは流石だなと感心しています。

日本心理臨床学会は6月上旬までに、場合によっては実施、中止を決めるそうですが、もしも折衷的にオンライン実施としてもあれだけ大規模な学会をオンラインで行うのはかなりの困難が伴うでしょう。シンポジウムなど活発に多数の人が意見交換を行う場合の統制は誰がどうするの?

と思うわけです。ポスター発表などはpdfで見られるでしょう。こういう学会発表やポスター発表を保存されてしまったらどうなるのでしょうか?日本心理臨床学会はポスター発表も含めてカメラや録音といった電子媒体記録を禁じています。しかしオンラインだとそれが容易になってしまいます。プライバシーや研究倫理にかかわる問題など、様々な課題をクリアしていかなければならないでしょう。

さて、次にオンラインカウンセリングについてです。カウンセリングは確かに対面に勝るカウンセリングはありません。相手の口調や細かいニュアンスはわからないです。それではオンラインカウンセリングは意味がないのか?というと、これまでカウンセラーと緊密なラポールを築いてきたクライエントさんにとっては「誰かとつながっていたい、それだけでいいから」という渇望に近い気持ちがあります。

新規のクライエントさんについても同じことが言えます。何かにすがりたいほど困っている人はオンラインだろうが電話だろうがメールだろうが救われたいものです。だからオンラインが絶対悪い、とは言えません。むしろ臨床心理学もオンラインの新しい試みにどう適応できるかが迫られているわけです。

開業心理の北川清一郎先生はいち早くカウンセリングをオンライン化してさらにオンラインカウンセリングのやり方をオンライン講義で広めるという、迅速な対応をしていたのでいたく感心しました。

次に教育です。オンラインによる教育は英会話でも以前からありますが、オンライン教育の良さは何よりもその安さにあります。

IPSA(イプサ)心理学大学院予備校の電話取材もしましたが、ここもオンラインでの授業をやっています。youtubeで無料公認心理師動画を配信しているプロロゴスさんもオンライン授業を提供しています。セカンダリー でWEB模擬試験を行い、またこころJOB(メディカ出版)でもWEB動画視聴プラン税込9000円と破格の安さで講義を提供しています。試験日程が延期になり、在宅ワークや在宅学習が中心となった方々は格安の投資で質の高い授業が得られるのでおすすめです。

さて、(僕には友だちがいないのでよくわかりませんが)zoomオンライン飲み会も流行っています。厚生労働省も遠隔飲み会を勧めていますが、これには大きな罠があります。

zoomはグルチャと同じで、インしたければどこまでもインし続けて、フェイドアウトしたくない人はどこまでもい続けることができます。つまり飲んだくれても特に止める人もいないし、直接絡まれるわけでもないので酔っ払っても朝酒から深夜まで飲み続けることができるという、実にヤバいシステムなのです。

人と人のつながりが空疎化していると言われるのでSNSが流行りましたと昔から言われています。SNSで恋人を作る、結婚する人たちも多々いるわけです。SNSやオンラインだとその人は自分のいい面だけ見せることも可能です。ハマりやすい人はハマりやすいだろうなあと思います。アルコール依存についても心配になりますが、医師や心理職もなかなかzoom飲みにハマって飲んだくれているのを聞くと心配になります。

以上オンラインと臨床にまつわることをつらつらと書いてみましたが、外出自粛の今、オンラインとの上手な付き合い方について考えてみました。今日のテーマにふさわしく、含蓄が深い
soraさんの文で締めくくります。

photo&lyric by 𝚜 𝚘 𝚛 𝚊 ໒꒱⋆゚

私たちが普段かざしている価値観や言葉は、この世界のどこかで見たり聞いたりしたものが元になっていて、ゼロから生まれ出るものではないはず。世を駆ける数多の想いが自分の血となり肉となり、私という魂を介して再び世界を駆け巡る。世界は互いに影響し合い、共鳴し合い、循環しているんだろうね。

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