ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

タグ:買い物依存

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◯ 買い物依存性に女性を追い詰める男性の共依存行動

女性にとってお買い物はストレス発散の格好の手段です。

架空の事例を織り交ぜて、「あれ?困ったなあと思われるであろう」彼女たちの買い物依存症(行動嗜癖ですがDSM-5、ICDには掲載されていない)エピソードを書いてみます。

女性は確かに服、アクセ、化粧品など男性よりおしゃれにお金がかかります。自宅暮らしの彼女、家に食費も入れず、稼いだお金は全部それらに費やしてしまっていることがあります。

それでもお金が足りなくなります。

「服は女の子が持っているのは2000着が平均」「靴は60足、バッグは30個が平均だよ」と立て板に水で言われると、小学生の「みんなも持ってる」という論理と同じで圧倒されてしまいます。狭いアパートで男女で暮らし始めると収納に苦労します。

男性は収納家具やらなにやらいろんなモノを買わなければいけない羽目になります。

一緒にショッピングに行くとショップの前で彼女が引っかかるのでなかなか前進できません。

バーゲンシーズンになると若くて声が大きい元気な店員さんが「2着で10パーセント、3着で20パーセントオフでーす」との呼び声に彼女は立ち止まります。

ノルマもあるでしょうし、売りたい店員さんは「カワイイ、キレイ似合う」を連発、彼女は試着してから購入、今日はお得なお買い物とご満悦というのは買い物依存によくある話です。

買い物好きだとショッピングはもはや生活の一部のようなものです。

元々男性は女性のショッピングに付き合うのが苦手です。

ある程度男性は一緒に行動できても、どうしても仕事で疲れていて「今日は勘弁してね」とお願いしても「さー今日も行こう!」と彼女のテンションは上がるばかりになります。

終わってクタクタになった男性が「疲れた」と言うと「そんなの最初に言ってくれればよかったのに!」と怒られます。

言ったのになあと思っても、きっと目が眩んでいた彼女には聞こえていなかったのかなあと。これは否認機制が働いているからです。

外食好きな彼女は高級なお店に行きたがります。男性はまあ普通の男の例に漏れず安くてうまいラーメン屋めぐりをしたり、家で安酒をのむような毎日だったのが一転してフレンチ、イタリアン、高級割烹フルコースの連続になります。お金持ちが飛ぶように飛んでいきます。

美味しそうな一品があると追加、いいワインをおすすめされると飲んでお会計も大変なことになります。毎月のクレジットカード払いの請求額と減り続ける貯金通帳の数字とにらめっこすることも度々になります、

あれが食べたい、これが食べたいと言って健康的に食べる女性の姿は魅力的です。

だからとついつい彼女に甘くなって一緒になって美味しいモノをを食べると血中コレステロールを増加させて肝機能まで悪くさせていくことになりかねません。

健康管理上なかなか大変で、女性が一番気にしているはずのダイエットの大敵で太ることになります。

体型が変わるとまた服を買わなければなりません。

女性というものは好きな男性にはオシャレをしていて欲しいと思う善意の人たちです。これが似合うよと言う彼女のファッションセンスは確かに抜群です。

ただ、数万以上する服を買ってもらうとこちらの気持ちも負担になるし、日ごろ彼女につぎ込んでいるからなかなかお返しができません。

そうするとさらに気持ちに引け目が生じます。さてどうやってお返ししたらいいのかと思います。

アクセサリーや時計のような小物は彼女が男性とお揃いのものにしたがります。それは確かに嬉しいことですが、彼女の手前ついつい見栄を張って男はお金を出して買ってしまいます。

2人でショップに行って店員さんにお似合いですねー、仲が良くていいですね、買ってあげるなんて優しい彼氏さんですねと畳み掛けられて言われると逃げ場がなくなります。

女性はダイエット、健康オタクの子も多いです。ダイエット食品は巷にあふれていますが、高額なものが多いです。

ダイエット食品を摂取したからといってすぐ効果があるわけではありません。効き目がないりそれを彼女がメーカーのサポートフリーダイヤルに電話して文句を言うこともあります。

もう少し頑張って摂取していたら必ず効果が出るからと説得されて特別価格1ヶ月980円の商品を正規価格で1ヶ月数千円半年間の契約をしてしまいます。

返品クレーム大歓迎のこの通販会社には専属のテレオペレーターが「この商品と一緒に使うのが効果的ですよ」逆手に取ってさらに営業をかけられて契約してしまいます。

体にいいからと男性にも勧めます。半信半疑、というよりも信じていない男性もいつしか一緒になって契約する羽目になりました。このダイエット食品は効果がないと彼女が見切りをつけるとまた次の流行りのダイエット食品に目をつけていくという繰り返しです。

さて、女性の買い物依存症に男性が苦労した話を書いてみたわけですが、一体誰が悪いのでしょうか。みなさんも読んでいてよーく分かったと思いますが、全責任は無邪気で可愛い善意の天使の彼女たちにはなく、実は共依存に陥っている男性の方かもしれません。

お金がないならないと男性がはっきりと言わない。きちんと自己主張せず、彼女が好きなあまり目がハートになってしまっていて、脳の中にも何か変なものが湧いていたかもしれません。

彼女との健全な付き合い方を形作っていくのは男女双方の責任です。女性に対して甘いだけで、男性がどんどん勝手に追い詰められてしまい、最後にお金のことで男性が感情的になったらただの逆ギレと思われるでしょう。

どこでお金が動いていて、何にお金がかかっているからこのお金を節約するべきだと具体的に説明しないのは男性側の責任だと痛感しています。

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tiajuからの転載です。

ちなみに「浪費家」ではなく「依存行動」と考える方が正しいと思いました。

◯ 買い物依存の彼女をどうやって見抜くか

彼女可愛さに負けて、彼女が買い物依存症だということを見抜けない場合があります。

特に彼女が自分のお金を自由に使っているだけだと思い込んでしまうと、それが依存症なのかどうなのかわかりにくいでしょう。

彼女と同棲、結婚でもしなければ買い物依存と判明しないこともあります。

もし買い物依存の彼女と生活を共にすることになるとそこには修羅場が待っているかもしれません。

彼女が払い切れないカード決済をあなたが彼女の肩代わりをして払い続けることになります。

彼女のカードの信用を保ち続けるためにあなたはどんどんローン会社から借金を重ねていく。

正にそれは地獄絵図です。

しかも彼女には自覚がなく、叱りつけたら逆ギレをして怒り、ストレスがたまった彼女はさらに依存行動を続けるのです。

彼女が買い物依存症かどうかを見抜くにはどのようにしたらいいのでしょうか。

※ 彼女の買い物行動の特徴

一緒に買い物に出掛けていると彼女の買い物行動は見えるでしょう。

浴衣が欲しい、付随した小物もたくさん欲しい、着物も同じです。

レジに並んで彼女が買う値段が数万円以上、たまにならそんなこともあるかと思うのですが、度々だと驚きましたます。

着物、浴衣は着付けが大変です。

習うのに専門家に依頼して覚えようとするとまたお金がかかります。

洋服も似たような現象が起こります。

店員はノルマを達成しなければならないので、2着で10パーセントオフのようなセールをよくやっています。

店員がきれいですよ、可愛くてよく似合いますよと言うとほめられた気持ちになって彼女は値段もろくに見ないで買い物をします。

現金よりも多く買えるのでカード払いを好みます。

あなたとお茶を飲みに行ったり外食に行くと高級店で高級品を頼みます。

あなたの懐具合は気にしません。

もしあなたが高いなあとでも口にしようものならば、あの素材でこんなに安く食べられて良かったのにあなたはおかしいと反論されます。

※ 彼女の常識は世間の非常識

彼女は自分の購買行動をいつも正当化しています。

「自宅暮らしだとお給料は全部自分のお小遣いなのが当然」なので貯金はしません。

親は大抵の場合娘に甘く、溺愛しています。

もし彼女の実家に行けばその家は金持ちで彼女に自由にさせていたことがわかるでしょう。

彼女の発言にも注意しましょう。

服にお金をかけないミニマリストとは正反対の哲学を持っています。

女は千着の服を持つのが当たり前、靴は30足、バッグは20個、とどこから根拠を持ってきたのかわからない信念を持っています。

女性の下着は確かに高いですが、全てオートクチュールだと値段は跳ね上がります。

私はそうでないと満足できないから、体型に合わないからと言って、もしあなたが彼女の下着の支払いを肩代わりしたら年間数十万円はかかるでしょう。

下着は消耗品です。

依存症は病気です

彼女が手持ちの現金が足りない時、カードを家に忘れて来たりした時にはあなたがお金を支払うことになります。

借りたから返すね、と言った彼女の約束は決して守られません。

あなたに借りて何かを買った後にまた彼女は嬉しそうにして買い物をします。

その表情には全く罪悪感が見受けられません。

彼女はいつも買い物をしているため、他のことに使わなければならない金銭が足りなくなることが多々あります。

あなたがその穴埋めをすればまた買い物に使われてしまいます。

WHOでも正式に病気と認定されたゲーム依存も深刻です。

最近のスマホゲームは課金をしないと進めないことが多いので、1日20万円使ったという話も珍しくありません。

買い物依存もゲーム依存もアルコール依存や薬物依存と変わらず、下手をするとあなたがそれを加速させることになります。

※ 決して守られない金銭的な約束

ここであなたが自分の毎月のクレジットカード決済額、現金を借りているカードローン額を見てみてください。

あなたが彼女の支払いを負担していれば大抵とんでもない額になっているはずです。

そこであなたは彼女と金銭に関しての約束をしようと試みます。

今までは仕方ないけれど今後はきちんと借りたお金を返すこと、あなたが1カ月中に彼女に払える金額は限られているのでそれ以上は出せないということを約束します。

ただ、こういった約束が守られることは決してないでしょう。

もし彼女に対してもうこれ以上払えないと宣告すれば、それは経済的DVだと言ってあなたはDV男のレッテルを貼られます。

彼女の親をよく知っていれば、あなたが彼女の親から理解がないと説教されるかもしれません。

※ あなたの選ぶべき道とは

こういった彼女と自分の意志で恋愛するのは自由です。

あなたはきっと依存症以外の彼女の魅力のとりこになってしまったのでしょう。

何度約束をしても破る彼女、一緒に暮らせば直るだろう、結婚すれば直るだろうという期待は甘いものです。

人間はそう簡単には変わることはありません。

行く末、あなたは経済的に破綻してしまうので彼女に一銭も払えなくなると、彼女にとってあなたの利用価値はゼロになってしまいます。

こういった女性は金の匂いを嗅ぎつけることが非常に上手です。

そうすると次のパトロン探しをしようと試みるでしょう。

彼女可愛さに何でもかんでも奢ってお金を出すのはやめましょう。

彼女が金銭的に行き詰まるかどうかは彼女だけの問題であなたとは関係のないことです。

お金を出さないからあなたから去っていくような彼女なら、初めから縁がなかったと思った方があなたの幸せのためなのです。

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