ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

タグ:臨床心理士

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臨床心理士・公認心理師の服装について

カウンセリング時の服装について Twitter で話題に上っているので、どんな服を着て仕事をしているのか、僕の経験や周囲の様子から書いてみます。「望ましい」ドレスコードと実際の服装、クライエントさんに対して失礼がないように心理職は職場に応じて服を変えていると思います。

まず一番身近な僕。
現在の職場(産業一医療)就職1年目は白衣(白衣の方がそれっぽいのか?と思い)

メリット:なんだかわからないけれども偉そうに見える。例:夜遅くまで仕事をしていた時にゴホゴホ熱もあって風邪っぽい若い人がその部署の上司連れられて訪ねて来た(コロナ前)。医師が帰宅していたので市販薬を渡すことで対応。医務室の入り口でパプロンを渡す時に薬が合っているかどうか確認するため、天井の蛍光灯で薬を照らして、中に薬が入っているかどうか指で叩いて音を確認。

「はい、どうぞ。明日受診に来てくださいね」と渡すと「先生がそうおっしゃってるんだ、ありがたいと思え」と二人で深々と頭を下げる。「え?」なんか薬がえらく効いたみたいで翌日受診に来なかった…

(左:なんか偉そうに薬を渡すの図。右:いつも着ているワイシャツ)
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白衣のデメリット:洗濯が面倒、夏は暑い。売店に行くのに(うちは外に出るときにはなんとなく白衣禁止)脱ぎ着がめんどい。

今→白衣は暑いのでスーツ、カウンセリングの効果は白衣だろうがスーツだろうが変わらないということに気づいてから。カジュアルな長袖ワイシャツ(カラーシャツではない)、ネクタイなし。寒い時はスーツの上着を着る。ちなみにスーツはユニクロ。(先代はしまむら) アマプラで買ったスーツもあり交代で着まわす。スーツはオフィシャルに見えるように黒か濃い紺色。

くたびれたら即買い替え。なおワクチン接種受付などに駆り出されることあり。そういう時は被接種者と区別するために白衣。

メリット:暑くなくて快適。夏は熱中症対策でガンガンにクーラーが効いているのでむしろスーツ上衣が必要。冬は暑いのでワイシャツがちょうどよし。デメリットなし。

したい服装としている服装→したい服装は白Tシャツにスーツ上下(理由)清潔そうだから。
楽。襟なしで営業に出るのは不届きという声もあると思いますが、身近でカジュアルなメンタルヘルスを売り物にしたいので開業したら営業回りもTシャツでやってやろうと思います。

職場のドレスコードが襟なし禁止なので仕方なくワイシャツを着る。ほぼほぼボタンダウン。ボタンの色は黒、青、ピンク。ワイシャツの色は白。ピンク、黄色も可だけどカジュアル過ぎると思っているので着ない。縦縞ワイシャツはブルーストライプをよく着ている。

ポロシャツ禁止、チノパン、ブレザーを着ている人を見たことがない。かりゆし可だけれどもここは沖縄ではないので見たことがない。

信念:ネクタイをすると締め付けられるような感じがしてイヤ。上着を着るとそれなりにオフィシャルに見える。どうしても出なきゃいけない式典等(設立○周年)などはネクタイ着用、白ワイシャツネクタイ。講師をやる時もノータイです。安くてもいいので(といってもユニクロでも 2 万円ぐらい)体にフィットしたものを着るとサイズアウトした高級品よりもはるかにいい。スーツの色は黒 or 紺だとカジュアル過ぎなくていい。でもこんな色🟦も着てみたい)

うちの支所の仲間の心理職男性:圧倒的にスーツ多し。ネクタイ率 80 パーセントぐらい。

女性:悪いけどあまり見ていない。というか見ても覚えていないのが男の悪いところ。だけどそれなりに覚えているのを書くと…

Aさん:白衣に襟なしのシャツ。タートルネックもあり。

Bさん:パンツスーツ。白シャツに黒いスーツが格好いい、シックなワンピースもあり。

Cさん:カジュアル過ぎない色のリブニット。スーツジャケットの下は襟なしのシャツ。タイトミニも短か過ぎなければよし。

看護師の女性はつけま黒コン必須(?なのか?)ですが、心理職はつけまは誰もいません。
ちなみに男女ともにジーンズ不可。

詳しく教えてくれたDさん:

オフィスカジュアルだと思います。
秋から冬は(シャツ👕)の上にチョッキかセーターにスカート

夏はカットソー(襟のないTシャツみたいなものだけどフォーマル系)にスカート。パンツ(パンツ)は自分は似合わないのと、お尻がピチっとなることも相手に失礼と思うのと、頻尿なのでトイレに行くとき面倒なのではかない。

夏の上は、(シャツ)だと(チョッキガーディガンだとかえって胸元が強調されたり脇汗滲んでしまったりして下着が透けてしまったりするのでかえって襟なしでもカットソーのほうが対外的に失礼ではないと思いそうしてます…

スカートの丈は座った時でも膝下まで隠れるものです。

わたしも受付に駆り出される時だけ。

心理士としての「枠」は清潔でオーソドックスで相手に失礼のない服装のうえ発言、行動、態度という関係性を築く素地により十分保てると思うので相談業務に白衣は不適切であると自分は考えてます。

病院勤務のテスター中心の心理士なら白衣着用するのもありと思います。

職務としては職場全体なので白衣は不適切…と考えてる自分のポリシーです。

Aさんはいつも白衣を着てるって言って、その下が相当カジュアルでいつだったか白衣ポロシャツ研修来てて、職場から来た!というからビックリ!したんだけど(どうやって移動してきた?白衣持参?)

あの人その上に白衣着るからその下は個性?自分の素を出すんだな?と感じてなんとなくただそれだけであんまり心理士として信用できないなと思ったりしてる…

(本人了承転載)

※ 仲のいい後輩の女性に聞いてみました。
(医療)

スクラブ多し、オフィスカジュアルの私服。院内では白衣。カウンセリング時はジャケット着用。

まあ、いろいろと思い返すとその機関によって服は違うわけで、スクールカウンセラー時代は回りの先生たちに合わせていました。僕は夏はノータイ、冬はネクタイ着用。夏なんぞは先生たちもカジュアルな服装で出勤していたのでポロシャツもありましたが、どんな場合でもシャツはズボンにインです。子どもたちにそう指導しているので、ジャージで部活指導をしている先生も生徒もシャツはインでした。

就労継続支援施設ではジーンズでもチノパンでも可でしたが、指導員という立場上、あまり派手にしないようにしていました。ポロシャツ、カジュアルシャツ多し。福祉関係、児童関係の女性の後輩はトレーナー、ユニクロも多かったとのこと。スカートは無理でしょう。児童だけ相手にしていればかなりカジュアルでもいいと思いますが、保護者面接もあるのでそういう時はカジュアル過ぎると困るし・・・と福祉関係は悩みどころでしょう。

ちな、僕は司法対象だとぱちっとした格好を役所は好むのでネクタイ、スーツでした。

僕の考える望ましい服装は、安くてもいいのでとにかく体型にフィットしたもの。ユニクロでもカタログを見ると外人さんがとてもカッコよく着こなしていますが、それは体型に合っているからです。どんな高級なスーツでもサイズアウトしていたら×です。あと通常の社会人でもそうですが、ワイシャツの下の肌着はカラーシャツ(黒など)は×、みっともないです。

機関に合わせて TPO が大切、清潔、体にフィット、これが心理職の望ましい服装ではないでしょうか。なんか普通のサラリーマンと変わらないような…でも常識って大切かなあと思っています。

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公認心理師 vs 臨床心理士図式の行方

読売新聞記事「『心のケア』専門人材を育成、地域住民に寄り添い支援」という記事が9月
28日付けで掲載されていました。2021 年 10 月からコロナ、災害への不安に対し、保健師、精神保健福祉士、公認心理士らが中心になって「心のケア」人材の養成に乗り出すものとして、厚生労働省が心のケア要員を養成するというものです。

こうした、専門家による「身近な相談相手」の養成は賛否両論あるとも思うのですが、こうした指導者として公認心理師が入ってきたということには大きな意味と転換点が訪れてきているような気がします。

公認心理師制度が創設される従前には民間資格である臨床心理士がこういった役割を担っ
ていました。

厚生労働省は公認心理師制度のお膝元ということでいかにもこういった決定を今後も行いそうです。また、国営ギャンブル制度構想に伴う依存症対策にも公認心理師のみが記載されています。

民間では公認心理師及び臨床心理士の募集ではいまだ臨床心理士>公認心理師が多いのですが、公認心理師の台頭をひしひしと感じます。臨床心理士制度は文部科学省が鳴り物入りで作り上げたのですが、もうすでに自治体によっては公認心理師オンリーの有資格者が採用されているとも聞きます。

公認心理師 or 臨床心理士の図式は様々な専門職研修でも双方とも「有資格者」として扱われていて、研修に参加することができます。また、自治体によっては公認心理師 or 臨床心
理士であれば、児童心理司、学校教員、ほか心理系公務員に特別加点する場合もあります。

医療観察法における社会復帰調整官も公認心理師または臨床心理士となっています。そういった意味では現在は臨床心理士と公認心理師の制度は過渡期にあり、そして徐々に公認心理師のみにシフトしていくことが考えられます。

元々公認心理師養成の大学、大学院でも公認心理師資格を持つ者がある程度の人数がいることが必須となっていくことも決定事項です。

思えば僕の心理職としてのスタートは臨床心理士から始まったものであり、臨床心理士制度に対する愛着もあり、臨床心理士であるがゆえに加入できた各種団体や研修が多かったので、この資格に愛着を覚えていないわけではありません。

そして臨床心理士のみしか取得できない「スキマ世代」も大きな問題となっています。これは僕の邪推に過ぎないのかもしれませんが、心理関係の資格各団体の立ち回りがそれほど上手ではなかったことが原因になっているのではないか?という印象を受けています。

そして歴史はどんどん塗り替えられていった、シナリオは変えられた、という印象も持っていて、そう思うのは僕だけでしょうか。河合隼男御大がご逝去された後、認知行動療法が台頭してきました。下山晴彦氏は箱庭療法を始めとした投影法を行う人々が国家資格制度を遅らせたと解釈しています。

丹野義彦氏も認知行動療法を主軸とした「公認心理師の会」を職能団体のひとつとして主催しています。認知行動療法家にも立派な方々がいるのは重々承知の上ですが、公認心理師寺認知行動療法と思われても困るということを印象として受けています。

思えば僕は第1回の試験を受けていて、どこから問題を狙い打ちされるのかわからないということから、ロールシャッハやその他投影法心理検査、精神分析にもそれなりに時間をかけて勉強をしていたような気がします。

これから時代が推移していき、公認心理師が心理職の中心になっていくのはもはや避けられない動きとなってくるのではないかという図式は肌でひしひしと感じています。

国家資格の公認心理師さえ残っていけばいいのではないかという声を聞くこともあり、また、臨床心理士と公認心理師のダブルライセンスが望ましいわと言われてる募集もあります。

変わらないのは低待遇というところで、博士号取得して良くて特任(任期付き)准教授、あるいはポスドクのままのアライさんというところでしょう。

よく僕が言うのですが、高卒のまま市役所に長く勤め続けた人の方がどれだけ高待遇なのか。

転職に転職を繰り返して非常勤生活を長くしていれば仕事に連続性もなく、長年仕事をやっている、というわけでもなく、仕事をしてきた中で何を得たのかというコンピテンシーに乏しいのも当たり前のことです。

心理職が国家資格になった途端上位資格上位資格と騒いでいる「職能団体」のかたわれはいったい心理職の実態の何を見ているのかというと何も見ていないようにしか思えません。

臨床心理士精度のころはなぜか話に出ていなかった上位資格の話を聞くだに果たしてこういう国家資格の創設のやり方はよかったのだろうかと思います。

結局資格が国家資格になったとしても箱が変わっただけで中身が変わっていない、その工夫もないどころか実体がない亡霊制度ばかりいうことでは何のメリットもない、組織として行政とも交渉能力を持ち得ないでしょう。

公認心理師という制度のブランド力、ブランディングはどこにあるのかと考えると臨床心理士とは何が違うのかなと考えてしまいます。少しずつ公認心理師に制度が置き換わっていくだけならば臨床心理士と公認心理師の違いは今何が異なっているのか、誰しもが答えにくい問いかけなのかもしれません。

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臨床心理士・公認心理師のレベル

1 はじめに

心理職は低時給、低給与の生活をしなければならないことが多いです。某国立 T大やK大博士課程を出ても「イルツラ」生活を余儀なくされたり、「とりあえず雇っておけ」的な対応をされるといつまで経ってもカウンセリングも回って来ないし、心理検査もない。言わば「過少労働」となり、心理検査能力も上がらないし、カウンセリング能力も上がりません。

能力に見合わない軽い労働をさせる、あるいは心理職をして採用されたのにもかかわらず人手が足りないからということで受付や医療事務を行わせたり、面接はインテークだけという「町のクリニック」はいくらでもあります。

だからといって、「パワハラだ」と言ったら、それが本当でもボスの院長から「もう来なくていいよ」と言われそうです。

また、社会的養護や放課後デイサービスで働いている心理職(を dis っているわけではありません。)も本来の心理職らしい心理職の業務を行いたいと思っている人もいそうです(結構本格的心理治療を取り入れている施設も多いのですが)。

本来やりたい仕事をしたい、という領域移動をして仕事をしたい人はそこに勤められるスキルを身に付けるために外部で研修を受けても「経験重視」の職場で採用してくれるとは限りません。「300人以上の病床で3年以上働いた経験がある方」とピンポイントで求人が出て来ることもあるので(例えばなかなか「福祉→医療」)には移りにくいです。

2 学歴要件等

「学歴要件」は難しい臨床心理士試験や公認心理師試験に合格しているから、それでいいだろう、と思いがちですが、はっきりと落とされてしまう場合もあります。

というのもアカポス(アカデミックポスト)を狙う場合には、まず学部段階(院ではない)でそれなりのレベルの大学を出ていないと、よほど大きな業績を上げていない限り、それ以上の偏差値のアカポスは狙えない(臨床心理だけではなくどの大学でも同じ)という不文律があります。

そういうところの准教授に応募しても落とされます。また、「関西→←関東」の移動も激しく難しいです。「まあふらついている根無し草だからいいや」と僕が全く違う地域の求人に応募して「ちゃうやろ」と言われて落とされたこともあります(地域要件)。

あとはアルバイトでも英語ができないと仕事にならなかったり、Spss のような統計ソフトで複雑な関数を使いこなせないと、アシスタント的な研究職でも勤まらないという、実際には「能力要件」のようなものがあると思います。

この辺りは差別的な言い方になってしまうのですが、学部偏差値と能力はある程度の相関関係はありそうな気がします(ちなみに専門職大学院や奨学金給費制度があるハイレベルな院は学部偏差値と関係なく高い資質や学力を持っている人が集まっています)。さらに言うなら公認心理師 G ルートは学歴要件がありませんので、誰しもが受けられます。

ただし、かなり努力しないと試験には合格できないので「試験突破能力要件」は満たしていても「経験値」で採用が難しい場合もあるでしょう。

経験値と言えば心理職としてやってきた経験よりも点滴が上手な看護師さんが心理職になるという(看護学部卒→心理院卒→臨床心理士・公認心理師) 例も知っていますが、キャリアをゼロから積み直さなければならないのでそれなりに苦労をしていたようです。

3 自営・心理職・類似?職

自営の心理関係の仕事はいろいろとあります。
例えばEAP(Employee Assistance Program・従業員支援プログラム)の中には様々な資格、学歴の人がいて、こういった職種は臨床心理士を雇用しているところも多いのですが、1 人経営のところもたくさんあるので、専門学校卒、短大、高卒で産業カウンセラー、
または資格なしでも公認心理師を取得していた人もそれなりの数はいると思います。

こういった人々は資格があるとストレスチェックにも食い込めるし、かなり必死に勉強したのではないでしょうか。自営で、きちんと受験資格を認められた G ルートの人は資格要件に関係ありません。ということで公認心理師を受験するというヒーラーの人を以前 Twitter で見つけて驚いたのですが、その人は無事?受験資格が手に入って大学院卒程度の試験に合格できたのでしょうか。

4 おわりに

それなりにきちんとした要件を必要とするそれなりの仕事だと、やはり資格だけでなく、かなり厳しい制限がつくのは採用側としてはある程度仕方のないことだと思います。以前確認したとある病院でも「うちは臨床心理士資格を持っていないと、公認心理師単独資格ではどういうルートで資格を取ったのかわからないから採用しない」と断言していました。

学歴、経験値、「出身地域差別(は本当はかなりブラックな違法)」あと「女性が欲しいから」という理由で採用面接で断られたことも2回ほどありました。

心理職に限らず、採用側としては自分の組織にとって都合のいい人材を採用したがるものですが、応募者の能力値、経験値、学歴等をごちゃまぜにすると差別的な採用活動になるということを雇用主も知っておいて欲しいと思っています。

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○ なぜ臨床心理士・公認心理師はラーメンが好きなのか?

1.諸言

Twitterでラーメン画像を出すと天文学的なイイネ!がつき、あまりふぁぼられることがない僕のしょーもないTwitterアカウントでも10〜15という、とてつもないバズり具合を見せることが多々ありました。

それではなぜ?こういう現象か起きるのでしょうか。私たち心理職はまず自分のことを知ってから他者理解を深める知見を得るべきなのではないかと思い、本稿を書き出している次第です。

(参考画像は筆者撮影のほか、心理職から得たものあり・本人了承済らぬーん店未了承)

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2.理由

(※ 理由はあくまで個人の感想であり、科学的根拠に基づくものではありません。)

⑴ 心理職は重労働だから。

この理由はさもありなん、という感じです。心理職はとても精神的に疲れます。そうすると脳内のserotoninやnoradrenalineか欠乏します。ストレス低減物質を補給するためには必須アミノ酸としてtryptophanを補給しないといけません。そのため、上記2物質が含まれているというラヌーンは手軽、コスパのいい食べ物かもしれません。

しかもらめーんは熱いです。ドクターに心理所見を突き返され、先輩心理職から冷たい目で見られるという悲しい日があったとしましょう。らーめんのほんわりとした激アツな温度は心理職の心をこの上なく癒やしてくれるかもしれません。

乳化したスープに絡みつく、渾然一体となって口中に広がる麺の、きゅっとした歯触りのうまみはどの味のラーメンでも同じです。ほろほろと味玉を崩しながらその独自の旨さをスープとともに楽しみます。そして麺の上に乗ったチャーシューを噛み締めると肉肉しい野生的な味わいが身体に活力を与えてくれます。

自らをセルフコントロールしてそのメンタルを癒すことができなければ心理職はクライエントさんに相対した時にも厳しいだけの顔つきになってしまうことを恐れています。一杯の丼の中に入っているアートを胃中に収めることによって、心理職という人種は一瞬にして自らを癒すという特殊な能力を持っているのです。

しかもラーメンは熱いので食べているうちに熱でカロリーを奪われて太りにくいというダイエット食です。栄養学的にもネギという野菜、ゴマ、海藻類としてのノリ、炭水化物、タンパク質という、バランスの取れた完全栄養食です。どこかしら心理職は無意識的に研ぎ澄まされた頭の中で本能的に何が今一番自分にとって必要かを優れたワーキングメモリから取り出してラーメンを食しているのかもしれません。

⑵ 心理職は気さく・気さくでなけれはいけないから

さて、心理職の毎日の生活を振り返ってみます。クライエントさんがくれば笑顔で接し、フレンドリーかつカウンセリングが終わる時は笑顔で別れられればそれに越したことはありません。

ところがそういった心理職のシャツに小鳩のローストプルキンエ風クランベリーソース添えのソースが少し跳ねてシミになっていたとしたらいかがでしょう?

敏感なクライエントさんは下記のように思います。

「あ、このしんりしは自分とは違う世界の中で生きているお金持ちの人だ。こんな育ちのいい人に何を言っても心の中からはわかってくれないだろう」という「負の相補性negative compliment」が働いてしまうかもしれません。それに比べたら昨日食べた家系ラーメンに入れすぎたおろしニンニクの香りが微かに残っているしんりしの方がはるかに好感を持たれやすいと思うのです。

たとえどんなにお金持ちでフレンチ・イタリアンのハシゴをするお金があったとしてもぐっとガマンしてラーメソを食べに行っている心理職は読者の皆様方の中にもきっと多いのではないでしょうか?
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⑶ 心理学の教育課程を受けているから

思えば心理学という学問は人文科学系の中では統計を使ったりするという鬼っ子的存在、かといって理系学部からは数字をもて遊んでエセ科学をやっている、同じ心理学、学科の中でも臨床には科学性がなく、ただ感じていることを記述しているだけと揶揄され、どこに行っても境界の人といった感があります。

さて、そうは言っても臨床心理学徒も心理学を基礎心理学から学んでいるわけで、ひょっとしたら心理の世界における「学び」が大きくラーメン好き嗜好に拍車をかけている可能性があります。

何を見たら美味しく感じられるだろうという知覚、感覚の諸様相としてモダリティ間の結合がいかに美味しさを訴えかけて来るかという事実は基礎心理学がその根拠として補強してくれます。

発達心理学を学んできている中でラーメンという言葉をカウンセリングの中で多く聞いている心理職も多いかもしれません。なぜ?どのようにして?どのような育ちのなかで?ラーメンがどのような働きかけを目の前のクライエントさんに対して行っているかはまさに心理学的課題です。

並んでいる、人が多く入っているラーメン屋ほど美味しさに満ち溢れているのかもしれないという好奇心に旺盛な社会心理学的な探究になりそうです。
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3.結語

心理学というものはデータ収集が必要な学問です。そして多くのデータ、n数が集まれば集まるほど正確な結果が得られます。こうしてこの「心理職はなぜラーメン好きなのか?」という命題にとらわれた多くの心理職はあちこちのラーメン店を食べ歩くようになるのです。

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臨床心理士・公認心理師に女性が向いている理由

※ 本記事には訂正とお詫び
訂正とお詫び記事「臨床心理士・公認心理師に女性が向いている」 があります。

反省のために本記事を残しておきます。

1.はじめに

某大手広告エージェント電◯や博◯堂のマーケティングリサーチによると(ウソ、別の情報源から)僕のブログの読者は男性35パーセント、女性65パーセントだそうです。

僕のブログの中身は別にマッチョで男性礼賛のようなものは書いていないのですが、心理学生、心理職は女性の方が多い、またジェンダーレスとまでもいかない内容なので、心理職7割5分女性より比率は少ないです。まあ気に入った人が読んでくれればそれでよしと考えています。ちなメッセージやメールをくれる女性たちは鋭い頭の切れる人が多いです。

どんな読者様でも心理やこの業界に興味を持つ、あるいはひなたという人間を物珍しく見るというそういう見方をしてくれてる読者様は大変ありがたく感じています。

というわけで?ブログを読んでくださっている多くの学識経験者の男性教授や各種心理団体の男性理事の方々にはまた別の記事を書くので、今回は標題のような女性が心理職に向いている理由について書いてみます。科学的根拠はなく僕の経験則のみによるものです。

ちなここに出てくる当社比男性心理職は男性的心理職ゴールドスタンダード全国平均の僕です。

2.本論

⑴ 女性は話を聞くのが上手

ということはよく言われています。僕は開業領域で働いているのでもなく、自分の売上げを立てる必要性もないので、心理職にはあるまじきことかもしれませんが解決解決短期解決フォーカスソリューションを考えます。産業医療領域だからかもしれません。

外に出たらまたストーカーがいるような環境そのものを変えるようにしています。まあ宿命と思っています。

ところが同じ仕事をしている別の場所の女性心理職に話を聞いてみると、彼女は実に話を聞くのが上手ではありませんか。その場所の組織的構造にもよるのですが、深い問題を抱えているからカウンセリングが増えるというわけではありません。

人は生きているとそこになんらかの環境との軋轢、違和感、そしてついには「病み」も抱えてしまうのかもしれません。彼女はそれを聞き出して同調するのが実に上手な人です。後輩ですし何かとムダな知識を持っている僕にいろいろ質問してきたり、慕ってくれているのは嬉しいのですが、とても能力的に高い人です。

僕がクライエントとして彼女と対面で会ったとしましょう。いろいろと話したくなるところを容易に想像できます。

女性はワンダウンポジションで一歩引いて、かつ話したくなるクライエントさんの気持ちもきちんと理解して同調することができます。解決しない問題を持っている人でも「ここに来たら何でも話していいからね」という雰囲気をかもし出すのが実に上手という印象を受けています。

「ああ、ここに来たら癒される」という本来の意味のカウンセリングです。

僕は「よっしゃあ、Aに電話してBを呼び出して制度はCを使って…」とワーカーさんがいない職場で土建作業のようなことをしています。それは彼女の勝ちでしょう。

⑵ 笑顔が素敵

僕は精神科医のいない職場にいるので治療意欲、アドヒアランスがなく薬も飲まないコンプライアンスが低い患者さんには「死にますよ」とニコニコしながら言うことが稀によくあります。

そうすると「ひなたさんは口元は笑っているけど目が笑っているのを一度も見たことがない」と患者さんからもれなく言われます。元々表情に乏しい人でもあるので。

ところがマスクをするようになってから相手に見えるのは目だけです。なかなかこれは大きな痛手です。

Zoom会議をすることも多いのですが、女性心理職はマスクをしながらでも穏やかな笑顔で話をしています。不思議なことに笑顔で言われると同じ内容でもなかなか説得性が出てきて態度変容を促しやすいものだと思っています。誰か研究結果下さい。

⑶ 話の組み立て方がうまい

⑴と重なるのですが、女性カウンセラーのケース検討を聞いているとカウンセリングのセッション一回一回、そして全体の組み立て方が上手です。心理遠近法(造語)が上手なのです。僕なんかは出たとこ勝負ですが、一回のセッションの序盤からゴール、ケースマネジメント、運営の当初から終結部までが実に上手です。

3.今のところのまとめ

よく男性は解決志向で女性は感情を大切にして話好きで話を聞くのも上手と言われているのですが、まあだいたいそのとおりです。僕の勤務先は性質上、男性クライエントさんが多いのですが、「えいやっ!」「よっしゃ!」というような建築作業のようなカウンセリングも多いです。(もちろん精神分析並に長く来ている患者さんもいる。)

僕はきちんと物事を解決させる、そしてそのあとは本人に成長を期待するので放置しておく主体性を大切にしているつもりなのですが、同じクライエントさんでも女性は優しく接して、問題解決したとしても青い海の砂浜にゴムボートがスーッと到着するようなソフトランディングができるのではないかと思います。

まあ内心忸怩たる思いですが、むしろこういった女性ならではのカウンセリングの上手さは後輩たちから学ばなければならないなと思っている次第です。

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