ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

タグ:第40回日本心理臨床学会

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○ 2021年度第40回 日本心理臨床学会始まる

※ ほぼほぼが会員向けの通知であるため、ここに非会員の方に対して情報を記すことができないことを残念に思います。

昨年度の第39回に引き続いてWEBのみの参加となります。以前の学会であればかなりの人数が参加(1大会あたり7,000人程度)だったのですが、今年の参加人員はどのようになるのでしょうか。

昨年度は一般公開向けのプログラムもあったのですが、今回の案内では見当たらないことは残念に思います。

さまざまな事情があるのだと思いますが、有名講師を招いて一般向け(非学会員・心理臨床に興味を持つ全ての人々)への参加が今年度は認められなかったようなのは(会期途中で認められることを切に願いながら)のは残念に思います。

2021.9.2確認・一般公演はない予定

※ 事務局の方も「残念ながら」と言っていたので内部事情もあるのでしょうがそこまでは質問しませんでした。(ひなた注)

心理臨床家は自分たちの世界に引きこもっているだけではなく、守秘義務などさまざまな制限がある中で、それでも調査研究発表など、今臨床心理学の世界でなにが起こっているのかを一般の方々に知らしめる義務もあると思います。

技術的な問題、予算の問題もあり、そして今回のコロナがあり、確かにどうにもならなかったところはあると思います。

僕はあくまで個人的な見解ですが、このコロナ騒ぎが来年度になったからといってすっかり収束して来年度にまた顔を合わせて参集することができるとは考えていません(昨年度は「ひょっとしたら」と甘い考えを持っていましたが)。

だからこそ年経るごとに一般公開向けプログラムをかなり事前からアナウンスして参加できるようになって欲しいと思っています。

さて、今回の大会は実行委員会の企画プログラムも自主シンポジウム、ポスター発表もかなり力の入ったクオリティの高いものとなっています。顔を見知った先生方、個人的にも知っている発表者も多々います。

会員であれば臨床心理士でなくとも公認心理師有資格者、また、心理臨床経験を一定期間持つ人や院生も参加できる大会です。

Gルート他職種の方々が、心理だけで生きている心理専門職という人種が何をしてどんな学問のエッセンスという草を食んで行きているのかを知ってもらえる大切な機会です。

ぜひ他職種をベースラインとして足をつけて働いている新公認心理師の方々もどんどん参加できるようになってくれればいいと切に思っています。

それから学会の時期ですが、今回も第38回と同様、公認心理師試験直前にぶつけてきました。やる気のある心理職や、そうでありたいと思う受験生が自由に参加できない今年のタイムスケジュールはいかがなものかとも考えているのです。

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◯ 心理臨床学会対面大会中止のお知らせ

定期であちこちの心理関係のホームページなどを巡っているのですが、すでに6月15日に

第40回大会における対面大会(8月19日)中止のお知らせ が出ていたようです。 

いわく

2021年6月15日

会員 各位

一般社団法人 日本心理臨床学会
理事長 藤原 勝紀
大会委員会委員長 伊藤 良子
第40回大会実行委員会委員長 岩壁 茂

第40回大会における対面大会(8月19日)中止のお知らせ

 第40回大会は、対面大会を8月19日、Web大会を9月3日~26日に行う予定で準備してきたところでございます。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない状況等に鑑み、対面大会については開催しないことといたしました。
対面による事例研究を大切にしている当学会としましては、苦渋の決断ではありますが、ご理解いただければ幸いです。
なお、Web大会は予定通り開催いたします。


とのこと。

(電話)

僕:ど、どどどうしよよよ。合わせて全国研究会の予定してたのに(極めて小さな研究会・動揺を隠せない)
僕:というわけで森林の対面大会中止になってたから、研究会も中止にしないと
A子:えー、こっちは会場とか取っちゃった。キャンセルしなくちゃ。キャンセル料かかるのかしら。メールの連絡網でひなた連絡して!
僕:え、呼び捨て?!ま、そりゃいいんだけどやべーなー
A子:早くしといて。ワタシ会場キャンセルするから
僕:うい

というわけでコロナのせいなので仕方ないのですが、これが国のワクチン政策が少しでも進んでいれば、いやうちの新卒臨床検査技師B君に聞いたら「うーん、日本人の7割ワクチン接種しないと集団免疫は獲得できないんじゃない?」とのこと。    

まあ確かにそりゃそのとおりですが、ワクチン打つのも打たないのも個人の自由、ワクチン打たない人々、特に医療機関では退職を余儀なくされているワクチンハラスメント(ワクハラ)も起きているようで、まあこれはこれで強制するようなものではないわけです。

例えば病院に行きたくない人に職場が「行け」ということもできないし、その逆に行きたい人を行かせないこともできず、それはまるでホスピタルハラスメントのようなものになるわけです。

ということでまた休暇を取っておうちでポテチやマックを食べながらの学会参加になりそうですが、予定通りポスター発表もあるようです。

現に2021.6.28現在全国1,283人の新規感染者が出ているわけですし(これでオリンピックやろうとしているのがすごい)オリンピックには妙に(別の意味で)感心しました。

ここから先は(未確認・学会事務局はコロナ禍で電話通じない)よくわからないのですが、このページを見ると口頭発表、自主シンポジウム、「コロナ禍における「心理的な困難」に関するアンケートご協力のお願い」(6月末日予定・おい早すぎるだろ)とか「「日本心理臨床学会 2021年度 会員動向調査」ご協力のお願い」(こっちは9月末日)もあるので時間ないながらこっちには回答しようと思っている次第です。

まあ6月15日発表ということで遅まきの記事です。だって僕がYouTubeを忙しく見ている間にTwitterに流れてなかったもん。もう知っている人は当然知っているわけですが、口頭発表(を聞きに行く)予定だった人は早めにホテルをキャンセルしておきましょう。

特に勤務先からお金や特別休暇が出る人はいくらバレないだろうと思っても僕の100万読者を誇るブログからあちこちに情報が流れたら(その前に心理臨床学会ホームページを見て)バレてしまうのでまあしゃあないなと思う次第です。

情報は早めに収集しておくに越したことはないなと思った出来事でした。
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