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photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
じぶんの背中は
なかなか押せない
だから互いに押せたらいいね


◯ 臨床心理師・公認心理師の女性の特徴

以前、 なぜ変人が公認心理師・臨床心理士には多いのか

実は公認心理師・臨床心理士にも常識人がいた!

の2記事で心理職が実は変人ばかり、というような記事を書いてしまったのですが、今回第39回心理臨床学会で久しぶりに全国の心理職の人たちとオンラインで連絡を取り合いました。普段は接していないこの人たちは変わっているのでしょうか? 

そしてその性格傾向は?と純粋に心理学的見地から検証をしてみることにしました。

「しばらくぶりだからなあ」と僕から連絡をしたら実に10人に1人ぐらい返信が返ってきたという高いヒット率です。

「こんな記事ばっかり書いていてこいつ話盛ってやがる」と思う人もいるかもしれませんが全て事実です。僕の周囲の人間&最近知り合いになった人々は多分全員納得するものと思います。果てしない電凸を繰り返す行動特性から考えるとその信憑性は増すでしょう。

さて、高尚な学術的意見を交換しようとメッセージのやり取りをしていたらメッセージのキャッチボールが途切れてしまった。あるいは電話が終わるとそれきり一年以上音信不通になってしまう人たちばかりなので、彼女たちのことについて(なぜか全員女性)久しぶりに連絡が取れた女性心理職の特徴について検討してみたいと思います。

個人のプライバシーを守るために改変しながら書きます。10パーセントの回答率。n=5と、かなりサンプル数としては多いかもしれません。(倫理的配慮のためプライバシー保護のため多少改変しました。査読倫理検討委員会:なし)

まずこの実験のデザインについて説明します。  
SMS、メール、LINE、電話等で連絡をしてみました。

メールについてはMail Delivery Systemという名前に変更している方がそこそこ多く、本文中にUndelivered Mail Returned to Senderとも書かれているので相変わらずエリート才媛は語学が得意だとも思ったのですが、日本語による調査に限定することにしました。

1.とりま頭脳明晰な女性が多い

ちな、僕のクライエントさんは男性の方が多いです。<これは、僕が女性クライエントから敬遠されているわけではなくて僕の職場の特性上です。

さて、僕が担当する女性クライエントさんに限らず、女性カウンセラーは連射式機関銃のように喋り続けます。ということは色々と話したい内容がある、ということでそれだけの話の引き出しがあるのは頭がいいからとしか考えられません。

仕事の愚痴、職場の人間関係、旦那が家事育児を手伝ってくれないとか子どもが言うことを聞かないなど目まぐるしく長時間の話になります。

僕:えと、学会終了時間(と自分で勝手に決めている)だけどまた俺残業しなくちゃ…

L女史:でね、ひどいでしょ?

僕:それはまず担任に電話でもいいから伝えて、教育相談担当者と話して、その上で必要性に応じて管理職とも話した方がいいと思う。

L女史:あのね!ひなた君、ワタシ、解決方法を聞きたいワケじゃないの!仕事忙しいんだからそんなヒマないの!あなたは黙ってワタシの話聞いていればいいの!あ、子ども幼稚園に迎えに行かなきゃ。またね。

僕:はい…

※ というわけで心理職だけあって感受性も豊かです。

2.ほめ上手(LINE)

僕:あ、てりみちゃん久しぶり。

てりみ:すごく久しぶりねえ、どしたの?

僕:いや、学会の最中だからさ。どんなの見たり聞いたりしてるのかなって。

て:ひなたさんは?

僕:うーん、色々かなあ。なんか毎日忙しくって。心身医学、発達障害、精神分析にも興味あってね。

て:さすがねえ。ひなたさん。ただものじゃない、すっごーい。すごいすごい人だって前から思ってたもん。うわーすごい。またね。

※ 人を賞賛する(コンプリメント)能力に優れていて、しかも短時間で会話を切り上げることで治療契約から治療同盟から終結までが一瞬で終わる、並々ならぬ腕前です。

3.多忙

仕事と家事を両立させている女性心理職の方々が多いということです。ですので合理性があって連絡が取れたとしても

僕:元気?
◯:元気元気
僕:学会は?
◯:うん見てるよ、ひなたさんは?
僕:見てる

(以上)

その会話の腕前には感心するばかりです。
やはり僕のようないい加減な男性心理職<<<<<<<<<才媛女性心理職

ということが今回の学会を通じて判明した事実です。なおこれはあらかじめ仮説検定を行うため、(𝐻0=女性心理職と僕のようなぐうたら心理職とは能力もパフォーマンスも同じ)を帰無仮説としたところ、対立仮説𝐻1有意に差がある。

ということがわかりました。学会はかのように学会会場での学びだけではなく、人間関係についての自己覚知や対人関係理論の構築にも役立つということがわかりました。