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現役心理職の意地と崖っぷち受験術byみんみさん
今回の第3回試験も難しかったなあと思いながらTwitterに書き込みをしました。
公認心理師受験予備校の先生方が「今回の試験は難し過ぎで自分が受験しても合格点取れなかったと思う」という発言に違和感をすごく感じてしまいます。いや確かに試験は難しいですが総合得点で常に合格点取っていないと人に教えちゃいけないのでは?
— ひなたあきら (@hinataakira0630) February 12, 2021
という書き込みに対して大学の先生が謙遜して答えたからなのではないのではないのではないのでは?というリプライ(を下さったとてもいい人のツイート)があったのですが(実はみなさんには初めて言いますが)僕は負けず嫌いで往生際が悪くプライドだけ高い性格で、もし合格点が取れなかったら悔しくて悔しくて悔しくてたまらなくてブログを続けるかどうするか自分に問いかけていたかもーしれません。
ということでこれまでの試験でどんなに難しくても頭がおかしくなりそうでも(すでにおかしいという説は有力ですが)なんとかして合格点+αの点数は取って来ました。
あの、僕って一度第1回試験で合格していますよね?なんでまた苦労してあちこちに声かけて手配して後輩から試験問題入手してまで再度取得した資格試験解くんですか?と、このおかしさに対して自分に問いかけたいです。
さて、そこで本題に入りたいのですが、以前から僕のブログにコメントをいただいた(ことは覚えていますが千記事ある中で探せなかったので誰か教えて欲しいです。大変失礼です。)みんみさんからものすごくありがたいコメントをいただきました。
曰く、みんみさんは第2回試験で惜敗し、今回の試験で合格へのチケットを手に入れた方です。
みんみ
ひなたさん、こんにちは。去年ぶりに書き込みをしています。
去年の試験で撃沈し一浪の末、第3回試験で今回合格しました。現任心理職なので「石にかじりついても」この資格が必要だった1人です。Gルートからの受験です。振り落とせるモンなら落としてみろ!‥‥と言う程の気迫はありませんでしたが(^.^;)心理専攻学部卒の意地でした。期間ギリまで受け続けるつもりでした。
あくまでも私的な感想ですが、私の経験として一浪した事と今回の合格とは関連がゼロではない気がしています。
私の場合、2年続けての試験勉強はかなり広く記憶の定着につながっていました。それと、本試験の雰囲気を経験済みなので、会場ではほとんど緊張がありませんでした。前回は全く何も考えずに試験に集中した自負があり、が今回はリラックスしていたせいか脳ミソが色々と思いを巡らす余裕もあって、言い換えれば今回の方が脳ミソの集中と休憩のバランスが取れていた感じがします。したがって脳は、私の脳ミソなりに効率良く動いていたのではないかと思いました。
この経験からつらつら思うに、ひょっとしたら皆さん、浪人すれば翌年の試験にはかなりの確率で合格されるんじゃないかって‥‥。
合格点に惜しくも届かなかった方々は、決して落胆される必要はなく、むしろ浪人する事で翌年の試験にパスする優待券のようなものを手に入れたと思えば良いかと。
勿論私は勉強をしましたが、2年続けてしましたが、死にものぐるい‥‥とまででは無いと思います。第3回試験に合格したのは、何だか「優待券」のお陰さまのような、そんな不思議な気持ちなのです‥‥。
現役心理職の人でも学部卒でさくっと心理職に就職した人、試験制度の狭間にあって院で科目の読み替えが効かなかった人など、多くの心理専門職の人たちが実はGルートで受験しています。
だからみんみさんのような人がGルートにいるのは当然ですし、第1回試験より難化した第2回試験で苦労した受験者の方がまたリベンジくみになってもおかしくなかったと思うのです。
第2回試験も第3回試験も大変難しいものでした。
僕は無責任に思えるかもしれませんが確かに現役心理職の人には「石にかじりついてでも資格を取得しろ」と書いています。これがD、Eルートだったら「調子が悪ければ休んで」と優しいかのような声をかけたかもしれませんが、Gルートはあと2回だけしかチャンスがありません。
みんみさんがもし僕のところに来ていたらスパルタひなた塾で崖から蹴落として登って来たらさらに蹴落として何度も這い上がってくるまで鍛えていたかもしれません。
「スピアマン順位相関係数の無相関検定はノンパラなの?」「えっと」「えいやっ」という具合です。
みんみさんのような方がいらっしゃるという事には感動します。
Dルート現役心理職の人よりもさらに崖っぷちくのGルート心理職の人がいることは知っていました。僕のブログが励みになったかどうかはともかく、またこうやって合格を報告していただいたのには僕の方こそ患者の念に耐えません。
さまざまなルートで今回合格のチケットを手に入れられなかった人もいるでしょう。でもみんみさんのような方もいるということで、ぜひ次回受験のための励みにして欲しいのです。
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