ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

タグ:現任者講習

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photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
#写真を見てから読んで

たぶん瞬間的に蒼空か雲のどちらかに焦点をあてましたよね。さらに「何かの形」に見えた方もいるかもしれません。それが直感か直観かは別として。きっと私たちは「自分の見たいように」世界を捉えていて(善し悪しの話ではなく)そのことは時々思い出すべきなのかもしれないね。


◯ 第4回公認心理師現任者講習会定員から透けて見える事実

現在申込み受付終了、申込み受付開始、申請中のものについて現任者講習会定員がわかるものについてだけ記載します。

1.日本心理研修センター
1,500人

2.国際心理支援協会
オンライン
4,000人
会場受講
400人

3.日本遠隔カウンセリング協会
オンライン
2,000人

4.播磨講師協会
1,200人

5.パブリックリサーチセンター
(申請中・定員未発表)

6.メンタルヘルス協会
1,100人

7.共生の未来考究会
550人

8.クライシス・カウンセリング協会
(未記載)

9.日本精神科病院協会
(申請中)

10.関西カウンセリングセンター
1,000人

11.日本総合研究所
(未記載)

12.メディカルアンビシャス
オンライン
1,000人
会場
 196人

13.ウェルフェアサービス協会
(申請中)

合計(判明分)
8,946人

この第4回対象現任者講習会はこれから受講人数が増えていくのでどこまで増えるのかわかりません。

D1、D2、Eルートでも現任者講習を念のために受ける人、リチャレンジ組でももう一回受ける人が復習として受ける、第5回で経験年数が満たされる人が講習を受ける場合もあるので、現任者講習会を受ける人がどの程度受験者実数に反映されるかはわかりません。

ただ、僕が感じたのは公認心理師受験熱は相変わらず高い、だからこそ現任者講習会を受ける人数は多いわけです。ただし、これまで5年目になる経験者がずっと待っていて「さあ5年目になるぞ」と現任者講習会を受けるとも考えにくいので、非心理専攻者(専攻者は他のルートで受けて、あるいはGルートもほとんど資格取得しているだろうからという推測)の間に「公認心理師熱でも高まっているのかな?」ということです。

確かに日本心理研修センターのアンケート結果からは教員免許取得者が多いことから、教員の受験者が多くなることが予想され(この機会を逃すとGルートは第4回、第5回で終わってしまうので)、これに対する心理専業職からの批判が以前から大きいのも知っていますが、これはカリキュラム検討委員会で決定されたことで覆しようがないことです。

Gルート特別支援学校教員や養護教諭、現在特別支援コーディネーターをしていて今後とも教育相談を担当する熱意がある先生については僕は学校内での多重関係が比較的少なく、資格を取得する意味は大きいと十分に考えています。

また、これまで福祉職や個人事業主のキャリコン、産業カウンセラーがあまり日の目を見なかったのが新次元に突入したのだとも思っています。

新しい資格ができるに当たっては軋轢はつきもので、これまで50年以上凌ぎを削っていた100団体以上がなんとか漕ぎ着けた現状です。

厚生労働省に以前メールで問い合わせた結果からはGルートは5年かっきり。それ以降は心理専修者院卒に限る(一部大卒実務要件あり)という正式な回答を得ています。

公認心理師制度推進室も限りない団体の意向に沿って動いているわけで(とこれも推測)やや苦しげに回答をしてくださったような印象を受けています。

本制度は始まったばかり、今後の生産的な議論を望みたいものです。

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◯ 心理職のみなさんで公認心理師試験の話など

Hさん「私さあ、2回目の公認心理師試験すっげー危なかったけどなんとか通ったよ。旦那に保育園の送り迎え全部丸投げしてよかったあ」

僕「おめでとう、HさんD1ルートで心理学部院卒なのにわざわざ現任者講習受けてたものね」

Hさん「あれはひどい。7万円取って講習受けても講習内容や現任者講習テキストから試験問題出るわけじゃないし、金ぼったくられたと思った。講習から試験に出るところ何も教わらなかった」

T君「僕もそうですよー、去年は初めての試験だから試験科目読み替えがよくわからなくて現任者講習申し込んでお金先払いしたんですよお」

Hさん「でね、今回グループワーク現任者講習でやって、私他の受験者と仲良くなって全員と連絡先交換したの」

僕「Hさん社交的だからね」

Hさん「でね、私と同じグループは市役所の心理職の人と矯正とスクールカウンセラーとあと何か忘れたどっかの人」

僕「うん」

Hさん「受かってたの私とスクールカウンセラーの臨床心理士の2人だけだったのよー、市役所の臨床心理士の人は落ちてた」

僕「ちょうど今回の試験合格率と同じぐらいかねえ」

T君「受験料も高いし講習も泊まりで行ったし登録料はあるし職場から一銭もお金出ないし。職場は元々『受けるなら自己責任で勝手に受けて』って有給もなかったし」

僕「ふうん」

T君「そしたら今度は職場の採用試験は臨床心理士と公認心理師と両方持ってる人しか採らないってさ。院長ワンマンだから今回取れなかった臨床心理士には取れってハッパかけてる」

僕「うーん」

Rさん「私去年取っておいてよかったあ、今年すごく難しくなったって聞いたから。去年141点でギリ合格だったし。うちは旦那も忙しいから家事育児私がやらなくちゃだし全然勉強できなかったー」

Iさん「今年の受験難し過ぎて鼻血出るかと思った。いろんな速報バラバラだったし」

僕「うん」

Iさん「私の大学院の同級生にね」

僕「うん」

Iさん「臨床心理士試験4回連続して落ちてた子がいたのよ」

僕「えっ、Iさん旧帝大の院だったよね」

Iさん「頭の良さとは関係ないのかなあ。で、彼女それから実験心理の研究生やってたんだけど必修科目は取得してたからさ」

僕「うん」

Iさん「で、公認心理師試験受験したの。頭はいいから受かるんじゃないかって」

僕「あー、公認心理師は基礎心理が多かったから受かったんじゃないの?」

Iさん「いや、やっぱり彼女落ちた。無勉強で受けたんだって」

僕「うーん」

※ 一時期は公認心理師の話も落ち着いて話題にもならなかったのですが、今年受験組が出るとまた話題に上ります。

日本公認心理師協会にはみんな入らないよとか、心理臨床学会から日本公認心理師協会に2000万、公認心理師養成機関連盟にもほぼ同額の寄付をしたという事も話題に出ていました。

ちなみに現任者講習会はあくまで補完的なものということ、また講習会を受けても公認心理師試験を受験できるかどうかもわからないと日本心理研修センターのホームページには明記されています。

それでも「講習受けたら試験もラクになるかってどうしても期待しちゃうじゃない?」ということは複数の人たちから聞きました。

また、現任者講習テキストは分厚くて高いからあの一冊を読んでおけば大丈夫だろうと思ったけど調べたらそんなことはないとすぐわかったという話もよくあります。

心理職は3人集まれば(2人でも)転職話になることが多いのですが、公認心理師資格は確実に有利になりつつあるということはみなさん口を揃えて話していました。

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