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◯ 公認心理師試験はやっぱり水が飲めないの?

来年公認心理師試験が6月21日(日曜日)と決まりました。

結構全国的に蒸し暑い季節です。

駅から会場までは徒歩なので結構汗だくになるかもしれません。

初回、第2回とペットボトルを試験会場に持ち込み禁止の試験でした。

日本心理研修センターに次回試験が飲料持ち込み禁止になるのか電話質問したところ「詳しくは後日インターネットに掲示される受験要領をご覧ください」

との事でしたので(多分もちろんそういったことを決定する権限がない人の回答)、きっと第3回試験もペットボトル持ち込み禁止なのではと予測します。

午前2時間、午後2時間の長丁場の試験です。

なぜ水持ち込みが禁止なのか考えてみると

1.飲み物が倒れて答案用紙が汚損

2.不正防止

3.トイレに行く受験生が増えたらそこで不正があるかも?

等です。

自分で書いていて思ったのですが、「2」、「3」は事実上不可能と思います。

トイレには試験官が付き添います。

そこでスマホで調べたりLINEで誰かに解答を調べてもらうようお願いしたくても当のスマホはすでに没収されて封筒の中にあります。

ちなみに気になって他国家試験を調べてみると、公認会計士試験と税理士試験は以前は飲み物禁止だったのが、700ミリリットル以下のペットボトルに限って持ち込み可能だそうです。

司法試験は特に制限はありません。

社会保険労務士もオーケーです。

厚生労働省では令和元年度

「健康のため水を飲もう」

推進運動を実施しています。

「目覚めの一杯、寝る前の一杯。
しっかり水分 元気な毎日!

体の中の水分が不足すると、熱中症(ねっちゅうしょう)、脳梗塞(のうこうそく)、心筋梗塞(しんきんこうそく)など、さまざまな健康障害(しょうがい)のリスク要因となります。

健康のため、こまめに水を飲みましょう。」


(以上引用)

児童生徒がスポーツ中に水を摂取しないで熱中症で死亡したというのは聞いたことがありますが、公認心理師試験受験者が水分補給ができないで重体になったというニュースが出てこないとダメなのでしょうか。

試験中に補水が必要だという診断書等があれば大丈夫らしいですが、なにぶんこういった必要性は倒れてからでないとわかりません。

医師も「この人は水分不足になると健康を害するおそれがある」というのは全員に当てはまって全員その可能性があるので誰に対しても書けそうな書けなさそうな診断書です。

午前2時間、午後2時間水分を絶ったらどうなるか?

誰にもその結論は言えません。

長丁場を走るランナーはこまめに水分補給をしていますが、それでも熱中症になると過呼吸、循環器系に大ダメージがあり、けいれんから熱中症で死亡というニュースを毎年見かけます。

さて、模擬試験です。

問 公認心理師受験中、臨席の受験者Aが「み、水」と強い喉の渇きを訴えた。このような場合臨席公認心理師受験者Bはどのように対処したら良いか?

1.「私にものどが乾くことはあります。今も辛いですよ」と慰めて共感する。

2.とりあえず午前の試験が終わったら1時間ぐらいジョギングして気分転換しませんか?と勧める。

3.水よりお酒が口当たりがいいですよ。とアルコールで喉の渇きを癒すことを勧める。

4.「試験は誰だって辛いもの、一緒に頑張りましょう」と励ます。