ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

タグ:日記

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とある心理職の1週間(ひなた編)

◯はじめに
前回と同じようにネタにつまったので自分のことをサラサラと書きます。前回思いのほか評判が悪かったのでまたやります。

1.月曜日 (この前書いたのでry

2.火曜日

カウンセリング 5 件をやって泣きそうな気分のまま帰宅する。なぜならば僕は人間がキライで人の話を聞くのもキライでついでに人間嫌いでコミュ障でそれでも一人でいることができないからだ。ウィニコットが言う、一人でいることに耐える能力をどこかに置き忘れてきてしまったに違いない。仕方なく友達に片っ端からラインをしてみるが男女とも何の返信もない。

ふて寝をしていると妹からメールが。病身の父が遠方になんだか権利関係が面倒な猫の額ほどの土地を持っていて、その処分のために保証人が必要とのこと。「保証人、おばさんに頼んだけど断られた。私は遠距離だし、司法書士の先生から言われたけど父さんの子どもがやった方がいいと思うの」と相変わらず迂遠で詳細な書き方をしている。

「お前が困るなら俺が保証人になってやっても構わない」と上から目線で帰すと返信がない。

ちなみに僕は妹の LINEを知らない。友人たちに出すように「時間があるから LINE してやってもいいけどどうする?」と誤爆したら大変だ。そう言えば今借りている借家の保証人の期限が切れそうなので妹に頼むという約束を以前からしていたのを思い出す。

「拝啓 妹様 従前からお約束していた借家の保証人についてですが…」「なってやってもいい」と返信が来る。妹は看護師なので父について医学用語満載でメールしてくる。全部わかる振りをしているが実はよくわからない。そこで法律用語で返信するとわからなくなるようだ。いつもささやかな戦いに勝って虚しくなる。兄妹でどうしてこんなに性格が違うのだろうかと思う。

3.水曜日

今度は心理テストをやる。WAIS-IVをやってて、最も仲の悪い心理士が作った自動計算ソフトがよくできていて素点を入れるとほとんど計算してくれるので重宝している。仲が悪くてもいいところはいいと認める。われながら人格者なのかもしれないと思う。

今日は WAIS day と決めていたので一気にやったらまるで自分の知能がどんどん低下してきたように思う。マスク越しにただでさえカツゼツが悪いのに聞き取れない患者さんはかわいそうだと思う。そう思ったら変えればいいのに「人間そんなに簡単に変わるものじゃない」と言い聞かせて認知のゆがみを正す。認知行動療法には尊敬する先生たちがたくさんいる。

心理テスト結果の解釈は明日にしよう。職場でA-ADHD テストを買ってもらったので試しに自分でやってみたらほぼ満点。見なかったことにして帰宅する。

4.木曜日

明日は整理収納アドバイザー1級も持っている先輩カウンセラーの先生が職場に来るなあと思ってかろうじて床の見える自室の写真を撮る。

Y先生と共同で持っているケースについての打合せをひととおりした後、先生に部屋の写真を見てもらうと「まあ、こんな片付け甲斐のある部屋なんて素敵」とキラキラと目を輝かせながら言う。

この人は変態かもしれないと思いおそるおそる「あの、おいくらで」と聞くと「こんな素晴らしい部屋、お金なんて要らないから片付けたいなあ。でも遠いからなあ(先生は少し遠方に住んでいるのでカウンセリング以外に休日に仕事をさせるのはかわいそう)目をキラキラと輝かせているので、やはりこの人は変態かもしれないと思う。そう言ったら「変態上等、ひなた君のような重病じゃないから」と言われてとても納得をした。

5.金曜日

今まで避けていた上司にオンラインで心理臨床学会に出るから8月と9月に休みが欲しいというと途端に険悪になる。「お前、俺がコロナ対策でどれだけ苦労しているのかわかっているのか、だいたいそういうことはコロナが始まる前に言え」とかなり怒られたのでお互いに無言のままPC に向かう。

「先生、今度これでもオリンピックやるんですよねえ、すごいですねえ。先生も大変なわけですねえ」と言うとマシンガンのように今度は語り始める。なぜか話題がスライディングしてそのうちに上司の母校の○應義塾の話になる。この話はまだ 100回ぐらいしか聞いていないのでそれほど飽きていない。

5.土曜日

月イチ程度、ごくたまに食べに行くラーメン屋に行く。そうしたらマスターが「毎度どうも、今日は私服ですか、いつもスーツなのに珍しいですね」とニコニコしながら挨拶してくれる。味噌ラーメンを注文して「味噌は味の調整が難しいから、味薄めっていうのは本当はやっていないんですけど、常連さんだけにはちょっと工夫しているんですよ。」と言われてとても感心する。

僕なんぞは街中やスーパーで患者さんから声をかけられても覚えていないことがある。カゴをのぞき込まれて「お、今日は半額のネギトロで一杯ですかい」と言われてドギマギしながら「あ、えと、いやネギトロ丼を」と言う。「あれは一体誰だったのだろう」と顔も名前も忘れていて、われながらひどいなあと思う。

6.日曜日

本格的に眠いので寝る。今日は土曜日で明日も休みで嬉しいなあと思ってスマホを見ると「日曜日」とあって驚く。なんだか1日損した気持ちになった。そう言えば日曜昼からクルマ屋さんに修理の申込みをしていたのをすっかり忘れていた。また明日電話しよう。

7.まとめ

心理職といっても勤め人なので毎日とてもつまらない、エキセントリックとは縁のない生活をしているのがご理解できたのではないかと思います。僕は性格的にも普通で、貧相で冴えない生活をしている何のとりえもない人間です。もっと私生活を充実させなければいけないと切に思っています。

photo and word by ᴷᵁᴿᴼ' @PhotoKuro_
mugiwara.

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心貧職の1日(※日記注意)

新型コロナクラスター対応で1カ月近く休みなしで働いたので昨日は代休をもらいました。
「あれ、ひょっとしたらそれっぽいなあ」と思って最近花を植えてなかったうちのタワマンの(嘘)箱庭を見たら野草のノビルが!(似た毒草もあるので気をつけてください。)

遠距離に住んでる若手心理職のLちゃんに(彼女も今日は不定休でお休み)興奮してLINEで報告したら、「うちの近くの川のそばや野原にもノビル生えてるよう。ワタシも食べたい!採りに行く!」と言ってどっかに行ってしまいました。ノビルは今の時期だけの野草なのです。

スーパーまでノビルを入れるための松前漬けの材料を買いに行きました。Lちゃんは都会の大学に行って一人暮らしをして「野菜はもらうか野草を収穫して食べるもの」と思っていたのがお金を出して買うという現実があることにショックを受けたとか。
(ノビル様)
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さて、松前漬に入れるのにノビルの皮を1枚1枚剥いてくれた亡母の手作りの味には(今考えると味付けはひょっとしてただのめんつゆか?味の素か?)到底かなわないです。漬けるのに一晩かかるのでスーパーで遅い昼ご飯の主菜を探していたら丸々としたアジが売っていたので魚売り場のお兄さんに「あの、タタキにしてもらえますか?」と言ったら「できますよー」と二つ返事なのでやってもらうことに。

素早い手さばきであっという間にタタキにしてくれたので感心して「すごいですねえ、僕がやったら1時間ぐらいかかっちゃいますー助かりました」と言ったら20代半ばぐらいの彼が「ハハハ」と破顔一笑で実にいい顔つきをしていました。

洗ったノビルを漬けながら、父の運転で一家で小さなころにノビルをどっさりと採ってきて調理係の母を困らせたなあと思い出しました。そう言えばもう被保佐人で意志能力も欠缺している父は半側空間無視で運転もできないんだなあ、父に会いに行きたいし週1度の介護ももう新型コロナクラスタ対応をした僕に抵抗があって断られて、きっと父が生きているうちには会いに行けない、妹もクラスタ大量発生地域に住んでいるので会えないと寂しがっていたなあと思い出しつつ。

亡母のわずかばかりの遺産分割をすると先日父の保佐人の司法書士の先生から先日電話あり、そろそろ手続きを進めることに。父は妹の息子、可愛がっている孫に財産を分けたい一心で「お前、妹に多く分けてやれよ」と言っていて「親父、遺産分割ってのはそういうものじゃないんだよ」と言ってもわかるわけもなく。とりま司法書士の先生と相談した上で法定相続分割をした上で「お礼」という形でそこそこの額を妹に贈与をすることに決めました。

思えば両親の介護をめぐっては妹と怒鳴り合いの喧嘩を何度もしたなあと思い(主に僕が何も身動きが取れなかったせい)そこには今でも苦い思いがあるのですが、誰にも頼れなかった妹の心細かっただろう気持ちも今になるとよくわかります。

母は一昨年秋にガンが脳に転移して最期は痙攣しながら息絶え、遺族の僕らは持続性複雑死別障害  Persistent Complex Bereavement DisorderかPTSDになってもおかしくなかったのだろうかと思いつつも看護師の妹(たまたま妹が看護師というだけで特に母は完全看護だったので兄妹仲には僕や妹の職業は関係ないと思っています。)ともいつまでも争っていても仕方ないなあと思うように僕の心境も変化したのです。

緩和ケアのカウンセリングにもずいぶん詳しくなったのですが、クライエントさんが僕のところに来てもそこは入院先の心理士に任せるように峻別しています。

さて、思えばこの公認心理師のブログを書くようになってからずいぶんといろんな人からメッセージやメールをもらって知らないうちにオンライン、時にはオフラインでも面倒を見る後輩たちもできるようになってさきほどのLちゃんもそう言うとぶーぶー文句を言うのですが、「どしようかな、来年ぐらいには心理の仕事から退こうかなあ、外国に行っちゃおうかなあ」とLINEしていました。そうしたらブログも終わりか別形態になりますね。

このブログとは関係なく研究会が一緒で職場の系列支所の後輩心理士Pさんに「やめよっかな」と話したら「いやー、ひなたさん絶対あと数年うちの職場にいて!」と人望なんぞ皆無の生き方と破天荒な性格にもかかわらずしがらみができているので驚いています。

金なし、安定した将来なし、コミュ障の僕なのですが、結局心理の仕事からは逃れられないような気がしています。何よりもほかにできることがなくフニーター職歴も長かったのですが、カウンセリングというおそるべく辛くて依存性のある仕事以外にこうやっていろいろな人とのつながりが出来てくるとなんだか自分の人生が自分で決めきれないような。

とても意外な顔をされるのですが僕は人間がキライとよく言っています。ついでに人の話を聞くのもキライです。両方とも得意感がまるでないし自信がないからです。

それでも毎度来てくれるクライエントさんは電柱にでも話しかけにきているつもりなのかな、後輩たちは冴えない風体とどうしょうもない話し方しかできない感情不安定な僕に何か変な投影をしているのかなと思いながら代休日1日は荒れ狂う何かにフタをして一見平和に見えるかのような終わり方をしました。

photo & lyric are by ᴷᵁᴿᴼ' @PhotoKuro_
ᴛʜᴇ sᴏᴜɴᴅ ᴏғ ʟɪᴠɪɴɢ.
この世界で初めて呼吸をした日から全ての軌跡が今に繋がっているなんて時々信じられなくなるくらい人生は何一つとして確実性を持たないから。

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