○ 公認心理師試験徹底攻略-心理検査
心理検査の攻略法については何度も記事にしているのですが、毎回どこからどのように出て来るかわからない状態です。
実際のところ、ネットで金子書房のカタログや千葉テストセンター、サクセス・ベルなどの
心理検査一覧を見ていても解ける設問も多いです。
参考書には百数十の心理検査を網羅しているものもあるわけですが、それだけで第4回以降の試験を全部解答できるとは限りません。というのも、心理検査の概要を読んで「いつ、どういう対象者に、カットオフ値は」というところだけを見ていては解けず、どういう手順で行うのかという設問もあるからです。
実際にどのように心理検査を使用し、心理検査を使用した感覚がないと解けない問題があり、こういった問題は今後も出題される可能性があると思います。
僕自身も職場にある心理検査を実際に自分で総ざらいして自分でカットオフ値等を見てやってみたのですが、これはなかなか有効です。選択式問題であっても、自分で実際にその心理検査に触れてみた、自分で自分を被験者として検査をやってみた、その結果を解釈したという経験があればかなり正答率は上がります。
わけのわからないローマ字と数字がずらっと並んでいて、目的、対象年齢、カットオフ値だけを覚えていくというのはいかにも苦痛な作業のように思えるのです。
Twitter の「まりぃ先輩」出身大学院の研究室にある心理検査を実際に検査用紙を使ってみて感覚をつかんだと話していて、これはかなり役立つ方法で心理検査の被験者感覚や侵襲性について知ることもできます。
思えば僕自身も心理職ながら3カ月前に勉強を始めてセーフ、第2回、第3回の試験が難化したように思えることからは、現役心理職の人たちも勉強を始めるのに「早過ぎる」ということはないものだと思っています。
まりぃ先輩は受験生向けにかなり懇切丁寧に動画配信をしているので、LINE 公式アカウントに登録する価値は十分にあると思います。
公認心理師・臨床心理士試験の勉強のコツをまとめています。Instagram⇨https://t.co/QM44YiJ0K6
— まりぃ先輩(独学で公臨ダブル合格応援中) (@KaUwIYtkWCOBYnC) March 13, 2021
より詳しい勉強の仕方を配信しています。お気軽にお友達追加してください。https://t.co/Y4NQhAINfK
時折長文投下します。
note⇨https://t.co/pLQnjX46mE pic.twitter.com/ztsptgQLN6
ただ、どのSNS にもつきまとうことなのですが、SNS の場合には見ているのが誰かわから
ないということもあり、著作権の関係上も心理テストをそのまま出して流してみるということは難しいでしょう。
まりぃ先輩はその点を工夫しながら今後心理テストの勉強会をオンラインでやるかどうか考えているようです。
さて、まりぃ先輩や僕の取った勉強法、これは他職種 G ルートからの参戦者にとってはかなり厳しい条件のものです。というのも実際に心理検査を目の前にする状態になることが少ないからです。こういったGルートの人たちの心理検査の勉強法としては、ケニーさんが山崎先生の youtube を繰り返し見た、あるいは流しっぱなしにした、という勉強法が実に効果的だったという感想を述べていたのでこれもありだな、と思いました。
どのレベルまで学習を深めていくかはその人が持っている時間、こういった勉強が可能不可能な資源、たとえば基礎心理学(知覚、発達、社会など)関係法規をどこまでやり込むかによっても異なるので、心理検査だけは実地でやらなければならない問題についての扱いが困難だと考えています。
photo by ᴷᵁᴿᴼ' @PhotoKuro_
公認心理師試験対策
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