ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

タグ:割れ問

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第4回公認心理師試験割れ問解答について

今回の試験について最も話題になったのは問146.いじめで登校しづらくなっている児童について、教員にスクールカウンセラーである公認心理師が確認することとして
② 合計欠席日数
⑤ 学級における児童全体の様子

でした。

これについては②が正解

プロロゴス、公認心理師試験解答修正2021.9.21版

拙記事の「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン」が根拠となっているようです。

また、問154の18歳の母親が0歳児を養育する気がない場合、考えられる措置先として解答が割れたのは
② 里親委託
⑤ 母子生活支援施設

でした。
これについては僕が根拠を示したのですが、根拠が完全に正しいかどうかはともかく正答は日本心理研修センターと同じでした。

公認心理師試験割れ問・里親委託・母子生活支援施設

※拙ブログ記事

今回不適切問題はありませんでした。

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◯ 各予備校等で正答が割れた(割れ問)問の正答について

割れ問は必ずどの回の試験にも出てきます。僕自身も割れ問題について書いた記事があるのですが
ふざけんな!紛らわしい問題出しやがって!との声・各社解答割れ正答分析

の中に割れ問題の記事を書いたのですが、問4自殺のポストベンションについては第一発見者もそりゃ遺体の状態によってはショックを受けているでしょうけれども大切なのは患者さんを含むメンバーで話し合うことがCaplan,Gの三次予防につながると感じました。

問16精神分析理論を実験的に検証したのはPFスタディ。本当にこれはロールシャッハと迷うところでした。

問60
母子分離できていないしがみつきの激しい中学生女子はいきなり分離するのは侵襲性が高いと感じました。

問70
レストレッグ症候群に運動がいいというのは確かに調べるとそうなのですが、これは公認心理師試験?と思いました。

問104
摂食障害の遺伝性。これは僕も知りませんでしたが遺伝性があるそうです。

問153
これは僕は完全に間違えました。。。シチュエーションを誤解していたからです。

以上、割れ問題を通じてこの試験の困難さを痛感した次第です。

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