◯ 公認ピン理師橋口誠志郎さんに取材するつもりが逆に色々聴かれました
さて、以前から僕が取材をしたいと狙っていた爆進公認ピン理師YouTuber橋口誠志郎先生ですが、憧れと情熱のプッシュ(ねじ込み)の甲斐あってお話をすることができました。
1.端緒
僕:あの、橋口さんは小児のトラウマ治療やアドラー心理学にいろいろいろいろいろと
橋:いや、学派にこだわっているわけではないですよ。考え方のひとつとして理論を使っています。
結婚もしてないし子どももいないけど理論は役立ちますし好きですね。
認知行動療法やアドラー派が好きですけれどもまあそれだけにこだわっているわけではありません。実際にはその場に応じて面接してます。
僕:僕もそうですがカネにもならないのに公認心理師受験対策とか熱心にやってらっしゃいますね。どうしてですか?
橋:自分の楽しみのためですね(笑)。だってコメントとか再生数とか伸びたら嬉しいじゃないですか(笑)。ブログ10年以上やっていて自分の思想を広めたいということではなく「暇つぶし」で、人のためにと思ってないんです(笑)。
僕:えと、それだけ本音だと記事になりにくい
橋:確かに(笑)。
僕:えと
橋:好きだからやってるんだと思います。たまたま周りに試験を受けてる人、落ちちゃった人たちから相談されることが多いし。なぜかそういう動画UPすると再生数伸びますしね(笑)。
僕:じゃ、そおゆう人たちのためになりたいと。
橋:いいえ。それはあんまり思ってないですね(笑)
僕:・・・えと、話ずいっと戻って何故心理のお仕事を選んだのかについてですが。
橋:自分のブログのプロフにも書きましたが元々科学者になりたくて理科の先生になりたいと思ってたんですが、理数もわからなくなってそれで英文科に行ったんですね。教師になりたかったからで英語をやりたいわけではなかった。
で、将来が霞んで自信がなくなって心理学、哲学、宗教の本読んで友達と話し合って加藤諦三先生の本を読んだりしてですね。こういう(心理の)道もあるのかと。
僕:僕はクライエントさんが聞いたら激怒するかもしれませんがぶっちゃけ他にできる仕事もないし食いつめてこの仕事やってる感もありますけど、お役立ちになると嬉しい、だから好きな仕事かな?と。
橋:この仕事は深い話ができて「やって良かった感」がありますね。ありがとうって言われますしね。自分が楽しいかな。と
僕:ところでまた話ずいっと変わって橋口さんのYouTuberの活動、最初僕のブログに橋口さんの記事を掲載して、それをまた橋口さんがYouTubeにUPして、それを見たら何て間延びした話を引っ張るくどい人だろうとか、と思いました。
あと、どてらみたいなの着てスーツ着りゃいいのにな、と思ったり、でも何本か見てるうちにこれはありかなと。
再生数16とかもありますが、1400とか2000とかあって、見てる人は少ないなあと思うかもしれませんけど僕はこれ、すごい再生数だな、と。
発信者の立場になるとよくわかります。
で、YouTuberになってから仕事のオファーがあったと?(だんだん何を喋っているのかもう頭の中がわからなくなる)
橋:公認心理師講座やらないかという話が2件、公認心理師についての講演をして欲しいという話が2件ありました。
僕:今後の展望っていいますか人生これからどうします?(なんと失礼な質問だろうと思ったのですが、僕自身もこの先見えないので指南を仰ぐつもりで)
橋:僕も46歳になって十二指腸潰瘍やって老人になりつつあるのでもう老人に近づきつつある、倒れるまでは悔いのないように好きなことやってから・・・最後は孤独死でしょうか(笑)。
僕:今日は長時間お付き合いいただきましてありがとうございます。
ま、こんな感じで初めはお互いにwin winで細々と取材したりして、そのうちコラボしてなんかやって「橋口さん、今回は1億円しか払えないのですみません」「ちゃんと2億払ってよ」とかそんな風になれるといいですね。
橋:うーん1億じゃ安い(笑)。
僕:じゃ、1億5千万で。
橋:うまく間を取りましたね。ところでひなたさん、あちこち電凸とかしてますよね。あれはどうしてできるんですか?
僕:えーっと、クライエントさんが何していいのかわからないことがありますよね。そしたら保健所やら役所や福祉機関とか病院とか全部電話しまくって道筋つけてたんですけど。
で、これはイケナイことだと。クライエントさんの自立や主体性を奪ってしまうから選択肢をいくつか提示して選んでもらって自分でやってもらわないと。慣れてしまってたんですね。
橋:なるほど、やっとわかりました。
僕:ただ、ブログは読む人の役に立つでしょう。一方的な情報発信なので。例えば受験生が1万7千人という情報を聞いたらすかさず載っけてます。ただ、僕は弱小ブロガーなんで(謙遜してみただけ)
橋:いやいやひなたさんはウリとして絵を載せたり、これが面白いんです。これからも頑張ってください。
僕:はい、また第三の何かを見つけられるよう頑張ります。コンプリメント(賞賛)与えられちゃいましたね。(あれ?どっちがインタビューしてるんだ?)
以上、1時間ぐらいお付き合いいただいて、橋口さんは始終爆笑に高い笑い声で対応してくれました。
そこで心理職の端くれとして思ったことですがこの人は気が弱いに違いないということです。
始終明るそうに振る舞うのは一種の防衛で、その裏側にある孤独感や劣等感を補償する心理機制が働いていたような気がします。
(心理職同士はお互い分析し合うやなヤツなので、橋口さんがUPしていた動画にもありましたが、職業としてサービスを受ける側になっても構いませんが、こういう危ない連中と個人的にかかわることには大きなリスクを伴います。
僕は電凸やクレームは大事な人や制度を守るために時には(あるいはしょっちゅう)必要だという独自の哲学を持っています。
そして橋口さんは僕のことを狂っているに違いないと思って暴走bloggerに対し、君子危うきに近寄らずという一歩引いて冷静な態度を取っていたような気もします。
橋口様、続編があればまたよろしくお願いします。
橋口誠志郎さんのYouTube動画