ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

タグ:カウンセリング

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◯ COVID-19と戦う公認心理師&臨床心理士ねりちゃん

※ この記事には新型コロナ、COVID-19の記述が出てきます。心理的抵抗がある方は以下の分を読むことなくこのページを閉じることをおすすめします。

以前の研究会の知り合いで旧帝大→旧帝大院卒、教育学博士号を持つ才媛のねりさん(仮名)と久しぶりに話す機会がありました。

科研費(ぶっちゃけ言えばとってもステータスにもなって自分にも役立つ公費研究)経験者でもあり、このまま大学教員間違いなしと思われ、行政アドバイザーなどもやっていたのですが、ある時「ひなた君、ワタシやめるわ」と言って某超エリート医師の大学教授とサクッと結婚して遠距離に行き、今は心理フリーターをやっています。

ねりさんは5時までカウンセリング、5時から行政事務や研究をやっていたので、当時はすげー大変だったろうなあと思っていたのですが、今は結構リラックスして仕事をしているそうです。

ねりさんの職場はEAP(従業員支援プログラム)のコンサルティング&個人カウンセリングで、クライエント企業も一流企業、オフィスにクライエントさんがカウンセリングに来たりzoomでカウンセリングしたりということで、COVID-19が始まるまではほぼほぼ対面カウンセリングをしていたのが様変わりしたということです。

僕「ねりちゃんどう?前は出張したりクライエントさんが来たりEAP事務所もそれなりに流行ってたみたいだけど、クライエントさんとか減ってないの?給料下がったりクビになったりしないの?」

(仲が良ければ相手が偉くてもタメ口)

ねり「それがひなた君さあー、わざわざウチの会社に来たりこっちから出向くとね、キャンセルできないけどみんな手軽に予約入れて来るから結構忙しくなった」 

僕「商売繁盛なんだ。でもオンラインだとマスクなしでも会話できるからいいよね」

ねり「いや、みんなマスクしてる。室内でもマスクするように言われてるみたいで。だからワタシもマスクしてオンラインカウンセリングやってる」

僕「…なんか大変だね。」

ねり「こっちも向こうも表情わからないけどカウンセラーにも表情読まれたくない、っつー人にはいいみたい。あと前からのクライエントさんは自分の問題+コロナ+会社の業績の不安+家族の不安を抱えて重くなってるみたいな感じ」

僕「うーん」

ねり「うちの社長がさ、オンラインもできますって全国に電話営業かけてパワポ資料(営業ツール)送信してんのよ。あいつは強気だね」

僕「ねりちゃん過労になんない?」

ねり「大丈夫。ワタシも在宅テレワークにして通勤時間削れるからその分カウンセリング枠増やして給料上げさせた。」

僕「相変わらずタフだなあ。看護学校でも教えてなかったっけ?」

ねり「入学延期とかはあるわね」

僕「授業中止だと手取り減るね」

ねり「それもオンラインだから大丈夫」

僕「なんか様変わりしたなあ。ほぼほぼオンラインなの?」

ねり「いや、対面もやってるけどまだこっちは寒いから窓全開でやってるとカウンセリング早く終わる」

僕「いいのか悪いのか」

ねり「でも前に総合病院にもいたからどっからかぎつけたのかわかんないけど自治体のCOVID-19委員会に引っ張り出されたり」

僕「ま、ねりちゃん優秀だし。引っ張りだこと思うよ」

ねり「でさ、聞いて聞いて、その自治体の対策委員会の会議場が議員も来てるのに人ぎゅう詰めで三密なワケよ。まずワタシつかつかって入って行って窓全開にしたよ」

僕「ねりちゃん大胆だなあ。そういうつかみが大事だよね。僕は気弱だからなあ」

ねり「あら、ひなた君の弱気なのは昔からじゃない。」

僕「ま、ねりちゃんにはかなわないよ。」

ねり「学校関係でも会社でもとにかく攻めの姿勢ね、オンラインで不安な子はとにかくこういう時だからいつでもオープンにしてる、いつでも相談できるっていう安心感が大事なのよ」

(以上)
※ ねりちゃんは勉強家なので感染症に関する知識は相当にあります。雑談しながら文献も内外のものを紹介してもらいました。外国のものは読むのが面倒なので全部翻訳してくれと言ったら怒られました。ねりちゃんの働いている職場は、産業、教育とCOVID-19に対峙している医療の最前線ではないかもしれません。しかし、僕も経験しているCOVID-19に対するクライエントさんの不安感が増していることは彼女も肌で感じているようです。そういう意味では不安を抱いている人々に常に接している彼女の職場もまたCOVID-19の前線なのだと思いました。

photo by sora

おはようTwitter

なにができるか よりも
なにがしたいか かもね ໒꒱⋆゚



◯ 双極性障害、この残酷な病に公認心理師、臨床心理師はどのように対峙するか。公認心理師受験者に知っておいて欲しい事

公認心理師試験には双極性障害の

以前書いた「双極性障害、うつの意外な常識・公認心理師はどこまで踏み込めるか」
http://hinata.website/archives/15241655.html

の続編記事と

「公認心理師・臨床心理士は新型うつに対処できるか?」http://hinata.website/archives/22591014.html

公認心理師に精神薬理学が必要な理由
http://hinata.website/archives/16414478.html

に関連しています。

僕は「今年は双極性障害、来年は境界性人格障害」とテーマを毎年決めて書籍や論文を読んできました。

以前Kay Redfield Jamison,の「ケイ・レッドフィールド ジャミソン 他2名著
躁うつ病を生きる―わたしはこの残酷で魅惑的な病気を愛せるか?」新曜社紹介記事を書きました。 

がうっかり消してしまいました。

この著作はアメリカではベストセラーになったものです。

公認心理師ブログで書評はやめておこうと思い削除してしまったのですが実に惜しい事をしました。

ジョンズ・ホプキンズ大学医学部精神科教授の彼女は臨床心理士で非医師です。

アメリカの臨床心理士は博士号取得後試験合格率50パーセントの大変厳しい関門を通らなければなりません。

臨床心理士の地位は高く、ジャミソンもUCLA感情障害クリニック所長を務めていた事もあります。

凄いのは無茶苦茶多くの論文を書いている彼女自身が双極性障害という事です。

彼女の人生が綴られたこの圧巻される著書はこれまで僕が出会った愛すべき双極性障害の人々を思い出ささます。

双極性障害の自死率は25パーセントという大変高い数値の研究結果もあります。

生き方は破天荒、教科書を読むと男性は夜の蝶の女性に全財産だけでなく借金をしてもつぎ込む、女性は出会い系でワンナイトラブを繰り返しだれの子かわからない妊娠をする等壮絶です。

このあたりは拙ブログを読んで下さっていている方々で通院している方の方が自己体験でその苦しみが僕よりも体感的にわかるのでないかと思います。

治らない、だけどきちんと維持療法で安定した生活を送る事も可能です。

⭐︎ 治療

※ 以下治療と薬剤名、副作用を正式名称英語、日本語、商品名順に記載します。

衒学的な理由からではなく、公認心理師試験は英語表記で出やすいからです。

また、治療法は双極性障害の患者さんにも心理職にも受験生にも知っておいて欲しいです。

副作用は何か?ただの気のせいなのか?それとも別の症状か?「湿疹が出てかゆいなあ」とラモトリギン服薬患者さんが 話したら急いで患者さんに対して医師に連絡してもらわないとならないです。

知ることは力となります。

さて、双極性障害薬剤知識と副作用です。

mood stabilizer ムードスタビライザー(気分安定薬)は古くから使われているLithium carbonate炭酸リチウムがあります。腎機能に影響を与える場合があるので定期的に血中濃度測定をします。

リチウムの血中濃度治療域は0.6〜1.2Eq/Lです。

ちなみに状態が安定していれば治療域から外れていても大丈夫と医師は判断しています。軽躁か躁状態になっている人は「オレ、すっかり大丈夫っすから」と言いつつだいじょばない人も多いです。

Lamotrigineラモトリギン(ラミクタール)
Carbamazepineカルバマゼピン
Sodium valproate、VPAバルプロ酸ナトリウム(デパケン)もムードスタビライザーとして使用される抗てんかん薬です。

定型精神病薬としてはChlorpromazine hydrochlorideクロルプロマジン炭酸塩(商品名コントミンなので昏倒眠と言われるような沈静作用があります。)

非定型抵抗精神病としては保険適用範囲としてパーシャルアゴニストのAripiprazoleアリピプラゾール及びOlanzapinオランザピン(ジプレキサ)が保険適用です。

アリピプラゾール(商品名エビリファイ)は

双極性障害の人がSSRIなどの抗うつ剤を服薬すると躁転することがあります。

また上記定型非定型精神病薬は錐体外路症状(ジスキネジア、口や舌が不随意運動をする、akathisiaアカシジアは足がむずむずして気持ち悪くなるレストレッグス症候群にも似ています。)は大変苦しいものです。

「低目安定の気持ちになれるといいですね」

と医師も心理士(師)も言いますが、この人たちにとって低目安定というのはとても難しいことです。折れ線グラフ📈📉を見ているようです。

基底的な気分はイライラしやすく焦燥感を持っている、躁転すると自分は万能で幸せだと思っているので叱られると例え新入社員でも社長に食ってかかることがあります。

躁転した人は幸せで万能なので邪魔が入るともの凄い勢いで怒る、治療アドヒアランス(意欲)がない。

ところが医師が患者さんに対して(病識が薄いので医療保護入院で無理やり入院させられたと思っていることもありますが)抗精神病薬を処方すると今度は過鎮静になって動けなくなることもあります。

薬剤のせいでなくともうつ転して死にたいと思うこともあります。

酒の席で上司に大酒飲んで絡んだ、うつ転してもうダメだと思いシクシク泣きながらずっと過ごす。

双極性障害あるあるです。

さて、こんなに苦しい生物学的疾患に対して心理職が何もできないかというと、そういうわけではありません。

苦しくて仕方ないという気持ちを聞いて受容するのは心理職の仕事です。

躁転している人が危ないと思っているのはとても貴重な自覚です。

褒めるべきです。

双極性障害の人たちは非常に多才で、教科書だと「あちこち手を出して何も完成させられない」と書いてあることも多いですが、達成して大量の論文を描いたケイジャミソンがいます。

作家で医師の故北杜夫は躁転している時に軽妙なタッチで人を面白がらせる「ドクトルマンボウ航海記」うつの時には「楡家の人々」を書いていたのは有名な話です。

双極性障害でアルコール依存症の故中島らもは素晴らしいセンスを持っていました。

統合失調症、双極性障害、発達障害は致死遺伝子ではなく(致死遺伝子は出生まもなく死に至ることがあります。)人類はこれらの遺伝子がなければ絶滅していたと思います。

統合失調症は神のメッセージを民に伝えて不安で縋り付きたい人々を教え導きます。

※(DSM-5)ではこのような宗教精神科憑依症候郡、祈祷精神病が実際に宗教活動等をして適応している場合は統合失調症の診断から外しました。

双極性障害は天災が起こった際、率先して恐怖に怯える人々を不眠不休で安全な場所に避難させるために心身をフル回転させます。

事態が収束した際には力も命も尽きてしまうかもしれませんが大いなる偉人として語り継がれます。

発達障害は誰もが持ち得なかった特殊な才能を発揮、ビルゲイツもスティーブ・ジョブズも発達障害と言われています。発達障害者なしには人類は文明を築けませんでした。

双極性障害の人たちは苦しくて辛い、でも達成できる事は多くそれをしようとすると中途半端になるのがイヤで医師にもカウンセラーにも内緒で課題にチャレンジし続けている人たちがいます。

(その結果倒れてまた周囲から怒られたりするわけですが。) 

双極性障害について書くことはまだまだあります。

ジャミソンのように僕はこの人々は愛すべき戦慄の病と共存しているのだと思っています。E756B687-BACB-434D-B736-B4E44A20305A

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◯ カウンセリングはキライ

※ クライエントさんから聞いた話など

1.気持ち悪いテストやらされる。

あんな気持ちの悪い色がいろいろついていてグロテスクなカード見せられるのイヤ

2.時間がかかる面倒なたくさん書くテストやらされた。

しかも聞かれたくないことばかり。

私の母は・・・とか父は・・・とか何で聞かれなきゃいけないの?

親のことイヤなのに親に見られるの?書くのすごくイヤだった。

3.知能テストやったけど無茶苦茶時間かかってわけわかんなかった。

算数テストみたいなの「えっ?」て聞き返したけど「繰り返しできません」って言われてカウンセラーはドSだと思った。

数字を逆から言うとかもうムリ。

4.毎日日記みたいなの書かされる。

これ書いているうちに「学校に行けるといいね」

って言われてるけど、日記書くことと学校行くことと全然関係ないから。

いつも毎日毎時間何してるか見張られてるみたいでイヤ。

5.うちの外に出たくないって言ってるのに毎日少しでも出るように宿題出される。

人が必死にコンビニ行ったら「その先のスーパー行けるように次は頑張りましょうね」と言われる。

頑張ってそれで限界なのにもうイヤ。

6.「ここだけの話」って言ったのに医者に筒抜け。

医者にだけは話したくないって言ったのに。

7.絵が下手で苦痛なのに絵を描かされる。

だからイヤだって言ってるのに「上手い下手を見るものじゃないですから」と言ってやらされる。

しかも「こう描いているのはこういう意味ですね。」って考えてもないこと勝手に決めつけられる。

8.「何か昔イヤなことあったでしょ?」こっちは「ない」って言ってるのに。

いじめられなかったか、親からギャクタイされなかったのか根掘り葉掘り聞き過ぎ。

何もないっつーの。

しつこい。

9.汚いのはイヤだっつーのに服のまま、土足でみんなが歩くカウンセリングルーム転がれって言われてやらされた。

すごくイヤだったから今日は汚れてもいいジャージにトイレで着替えたら「着替える前の格好で来なさい」

って言われてまた床転げさせられた。

気持ち悪い。

もう行かない。

10.スクールカウンセラーに話したこと、何で校長に筒抜けなの?

秘密守るって言ったあのカウンセラーには2度と喋らない。

11.昔あったイヤなこと、「すみませんね、これからイヤなこと聞かなくちゃいけないので」と言われてずーっと聞かれた。

1時間たっても終わんない。

「イヤだったら途中で止めてもいいんですよ」と言われたけどそう簡単にダメって言えないじゃん。

向こうも必死そうだから。

気持ち悪くなりながら話したよ。

11.なんかのプリントの穴埋めやった。

結構ウザい。

最初に「その時の気持ちは◯◯という気持ちが何パーセント?」

考えるのに大変。

「その時に自動的に浮かんできた気持ち」

何も浮かんで来ないけど無理やり書いた。

「もしあなたの親しい友人が同じ目に遭ったらどう言いますか?」

どうにもならないじゃん・・・

「今考えて将来一番ありそうな事は?」

変わらないよ。

「今の気持ちは?」

つまんないことばかり聞かれてイヤーな気持ち。

そう答えたらまた最初から言い方変えておんなじこと聞かれた。

もうこのカウンセラーゼッタイ許してくれなさそうって思って、「けっこうスッキリしました。80パーセントぐらい」

って答えたらニコニコしながら「そうでしょうそうでしょう」

だってさ。

もう行かない。

※ カウンセラーはクライエントさんのためを思って自分が学んだ特定の技法を使ったり、要請に応じて心理テストを取りますが、それはクライエントさんにとっては侵襲的(害がある)と取られることも多いものです。

どんなに気をつけてもクライエントさんとの相性もあり、そういう事態は避けられません。

僕のところにやってくるクライエントさんが他のカウンセラーのことをそう言うのを聞くことがあります。

僕のところにやって来なくなったクライエントさんがやはり僕のことをほかのカウンセラーにそう言っていることもあるのだろうなあと思います。

自分に自信を持ち過ぎたり、要らないプライドで接することでクライエントさんに負担をかけたくないなと日ごろから思っています。

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◯ 「死ぬほど追い詰められた人」への支援方法とは?公認心理師試験ケース問題対策

公認心理師試験は「まず話を聞く」「相談する」「共感する」を選択しておけば正解点を取れることが多いですが、実際の例外は多々ありますし、出題者側も引っかけを狙って来ると思います。

「仕事を辞めたい、あまりにも仕事がきついので辞めるか死ぬしかない」人に対して僕は「◯◯社のために死ぬのは辞めましょう、仕事のために死ぬのは馬鹿らしいですよ。それよりも生きる方法を考えましょう」と言っていますが実際のところはいかがでしょうか。

他の心理職の方々がどう話しているのか、あるいは言われた側の人たちがどう感じるのかは知りたいところです。

「そんな簡単に行かない、辞めるわけには行かないじゃないか、辞めたら家族も食べさせられない、このカウンセラーは何を言っているんだ」(中年層)

「何も次にしたいことが見つからないからもうダメだ。綺麗事ばかり言われても何も役に立たない」(若年層)

という感じ方は当然あるでしょう。

試験なら「じっくり苦しさを受容して聞く事」が正解です。

厚労省の自死に向かう人を救うためのガイドラインは山ほど多くあり、厚労省の検索ワードで「自◯」と検索するとものすごくたくさんの資料が出てきます。

あっちでこんなことが書いてあり、こっちでこんなことが書いてあるので一体どっちだ、と思いますが本当はどれも正解のはずです。

「さ、初診患者さんにとりあえず質問紙心理テストで査定するか」というやり方を実際やっている病院は多いのですが試験ではこのやり方は誤答でしょう。

追い詰められた人に「大丈夫ですよ」と裏付けのない保証をするのも誤答扱いされそうですが、「今までわけわからなくてもトンネル抜けられたでしょ?だからまた抜けられるんじゃないの?」

というのは僕なりの、クライエントさんと信頼関係ができていればこその介入をする事もあります。

でもこれも誤答でしょう。

「見たところ元気そうだから大丈夫だね」(→もう死にそうなのに勝手に決めつけるな!→誤答)(「大丈夫元気になれるよ!」→そうかな?でもいつも会っているカウンセラーがそう言ってくれるんだったら何とかなるかな?→誤答)

「どうですか?眠れてますか?食べられてますか?調子はどうですか?」(バイタル-生命サイン確認+オープンクエスチョンで開かれた質問→正答)

クライエントさん「この前◯◯って方法で死のうとしたけど死ねなかったんです」

カウンセラー「はあ、そんな方法じゃ死なないですよ(内心焦り)」

ク:「じゃ、カウンセラーがダメだって言うんだったらどんな方法で死のうかなあ」(死に方を探し始めるので誤答)

精神科医「死ぬのは甘えだ!地に這いずってでも泥にまみれても働け!生きろ!君も大人だろ」(絶対に誤答だけど、クライエントさんによっては号泣して持ち直すこともありあり)

家族に連絡をしなくてはならない、職場によっては危険業務から本人と周囲の人々の生命を守るために守秘義務を外さなければならないこともしばしばです。

公認心理師にとってクライエントさんを守りながら信用失墜させない行為とは何か?

日本医師会では精神科に限らずインフォームドコンセントのための様々なガイドラインが定められていますが、公認心理師には何もありません。

カウンセラーは人の命を預かる仕事です。

国家資格になったこの仕事がどの方向に動いていくのかまだまだ課題は山積しています。

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◯ クライエントの方へ〜いい公認心理師・臨床心理士・病院の探しのコツはスタッフの「共感性」「価格」という難しい課題

僕「Mさん、最近どう?」

Mさん(産業領域)「うちさ、保健管理センターの他にカウンセラー室が2つあるのよ」

僕「うん」

Mさん「だから寝てることもある。あと広報誌書いたり部門別にスケジュール調整して部長訪問して」

僕「うん」

Mさん「予算つくから本とか雑誌とかは自由に買えるの。そこら辺読んでカウンセリングはきちんとやって」

僕「A医院のQ君どうしてる?」

Mさん「彼は相変わらずアグレッシブで攻撃的ねえ、勉強してないと研究会でめちゃくちゃ言われるみたい。私彼と同じ研究会には入ってないけど」

僕「うん」

Mさん「かたっぱしからいろんな学派の研究会に出て認知行動療法もトラウマ処理も勉強して今はC療法で論文書いてる」

僕「ほう。僕ね、Q君の病院から回って来たクライエントさんカウンセリングやったけどすごく親身で良かったって」

Mさん「へえー、患者さんには違うんだ」

僕「お医者さんでもそういう人いるでしょ」

Mさん「確かに・・・K病院の医長、まあ誰でも怒鳴りつけるのよ。」

僕「そうみたいね」

Mさん「研修医とか婦長とさ心理職もそうだけどコメディカルには厳しいのよ」

僕「うん」

※ 対人関係職は医師、心理職、福祉職等人の心を扱う仕事には共通点があります。

それはよく勉強している人はやはりカウンセリングが上手だろうということです。

ただし、よく勉強している人はプライドがとても高い人も多いです。

クライエントさんがカウンセラーの話すことに少しでも異を唱えるような事を言った時「あれ?」と直感的に違和感を覚えたらそれはきっと正しい感覚です。

どんなに勉強していて論文や著作を書きまくっていて大学教員でもクライエントさんに全力で親身になってくれて、共感力がとても高い人も多いです。

直感は裏切りません。

あと、カウンセリングは私設開業の先生方は総じて熱心で、クライエントさんが支払う保健適用外の数千円に見合うサービスを提供しようとしてくれます。

医療機関のカウンセリングは料金的にはさまざまで、完全有料保険外で開業と同じ、保健適用自立支援併用数百円という場所、福祉サービスの一環だと無料というところがあります。

ただし、同業者から見ていると高圧的になってしまったり、「わからない」「共感できない」カウンセラーのところに通い続けるのは苦痛でしょう。

カウンセリングは苦行ではないのですから無理をしてカウンセリングに通うよりは共感性が高い医師のところにカウンセリングなしで通った方がいい場合もあるでしょう。

カウンセラー、精神科医も同じですが、共感性に欠ける対応をされたばかい、「なぜそのような対応をするのか」「どうしてそのようなタスク(課題)を要求するのか」は患者さんとして聞ける当然のインフォームドコンセントです。

ただし、「共感して欲しい」と言うだけで怒り出すプライドが高過ぎる対人援助職がいるのも事実です。

どんなに自分がクライエントさんの考えに同調し辛くてもまずは「共感」が大切という事を自戒を込めて思います。

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