photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
悲しみの泪に心が溺れそうになることは誰しもあるよね。時として人生とは無情なもの。でもそんな現実も受け入れる術はある。それは、日頃からでき得る限り後悔を残さないようにしておくこと。これに尽きると思う。今日をただただ懸命に生きる。それが無常な人生を謳歌する、最も単純で最も難儀な方法。
◯ 公認心理師・臨床心理士のアルバイトをさらに探す
ほぼ自分語りですが、こういう生き方もあるのだな、と参照にしていただければと思います。
僕がフォローしているフォロワーさんの心理ライターさんもいるので話をいずれ聞いてみたいものだものだと思いますが、こんな生き方もある、できる、ダブルワークも可能だということでお読みいただければと思います。
以前自己紹介でも書いたのですが、僕が某心症◯◯士の資格を取った後にスクールカウンセラーをやりながら勤めたのは編集プロダクションでした。
ハローワークにも求人が出ていて、さらに求人サイトにも有資格者募集、職務内容はカウンセリングと研究ということだったので「実践もやっている小規模なシンクタンクのようなものなのかな?」
と思って就職したのですが、内容はライター業務が主でした。社長がタレント先生だったので僕は社長の口述筆記をして、鞄持ちで国会議員事務所に行ったりテレビ局に行ったりと秘書業務もやっていたのですが、一般誌の心理とは関係ない一般記事も書いていました。
大手広告代理店電◯の営業の人と懇意になり編プロの人も含めてオサレな街に食事に行ったりとそれなりに楽しい生活もしていました。経済的にはかなり恵まれていてボーナスなしで出来高+基本給で手取り40万円、仕事増やせばもっと稼げるらしかったのですがライターが本業ではないのでやめてしまいました。
で、スクールカウンセラー&いろいろになったわけですが、民間企業で従業員支援プログラムシナリオを3日ぐらいで書いて20万円、その会社の紹介で女性雑誌のインタビューを受けたりメールカウンセリングを大手クレジットカード会社の不随サービスとして請負ったりととにかく書くことは仕事でやる事もあればバイトで全く関係のない分野でやることもあったわけです。
このあたりはいつも真面目に研究論文や著作を出している心理の方には申し訳ないな、と思っています。
なる気もなかったのですがライター専業にならなくて良かったと思うのは、クラウドソーシングがこれだけ流行り、サラリーマンも副業でライティングができる環境になり、多分今は文章の価格はガタ落ちしたのではないかと思っています。
shinobiライティング、サグーワークス、Crowd Works、ランサーズ 等が今ライティングエージェントとしてあります。
編プロでライターとしていろいろ書いていた時の事を思い出すとどんなジャンルでも何でも書けるという事が面白い発見でした。僕はフリーでやっていた時はどんな仕事がいつ入るかがわからないので「タスク」という単発の仕事ばかりやっていて、長期契約で請負いの仕事はしたことがなかったのですが、オススメの車検会社、水道工事、審美歯科、外食店の宣伝などほぼ全分野書けるというのは新しい発見でした。
審美歯科は特にたくさん書いたので多分1時間ぐらい講演ができそうです。
慣れていないと文章をひねり出すのに調べ調べで時間がかかり、出来高換算だと時給200円ぐらいですが、慣れてくると筆が早くなり、サクサク書けるようになるので、書けそうなタスクを選んで空き時間にやっていればタスクだけでも月5万円ぐらいは書けそうです。
ゴーストライターなので、とあるミッション系大学ミスコン準ミス、読モをやりながら恋愛指南をしている20歳という設定で恋愛術を書いていたのは全部僕です。
「初めて行く彼氏の家でお母さんに気に入られるためには?」
「思わせぶりで彼氏のハートをぐっとつかむ7つの決め台詞」
のようなしょうもないものを書いていたような気がします。
※ 守秘義務がありましたが、なぜこれを公に書いているかというと、そのキュレーションサイトがこの企画そのものをやめてしまった(かつ活動停止してしばらく経って音信不通になってしまった)ので文章が世に出ないことになったからです。
ということで、まあこれは特殊な例なので、多忙な芸能人が書いている文はきっと自分の信用がかかっているので自分で書いているものと思います。
これがタスクという形式ではなくて固定給制なら契約制で月収10万円ぐらいも夢じゃないよね、というところです。心理の仕事をフリーでやっているればなかなかいいお小遣いになるのではないかと思います。
なぜ僕が心理職の人に向けてこの文章を書いているかというと、実際にフリーで心理+αでこういったライフスタイルを送っている人もいるからです。
また心理クラスタの人たちはたいていもれなく文章が上手だと思います。
僕のこんな駄文ではダメなのですが(早い安いまずい)才能がある人ならま、何かいろいろやりつついろんな人とつながりを広げて二足のワラジでやれる人もいるでしょう。
ただやはり心理クラスタの人は心理が本務なので査読論文や原著論文を書いてみることが望ましいとは思います。
ただ、いろんな生き方がありますのでその個人の選択や価値観は否定できません。ライターをやっているうちに心理職から足を洗ってライター専業になるのもよし、「続きはWebで」有料メルマガを出してもいいかもしれません。
(おわり)