ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

タグ:りりー

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従前から企画していた、法人対象に開業を考える心理職のための「営業の『いろは』とゆる営業」オンライン研修実施の運びとなりました。

冒頭写真記載のとおり視聴期間は5月20日〜6月20日です。

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さんは法人営業2年目の僕の先輩です。

初めから法人営業をターゲットにしているのはりりーさんの戦略で、実際心理職が開業するに当たっては個人カウンセリングを想像しがちなのですが、法人対象だと安定してリピーター顧客がついて来やすい、効率がいいなどさまざまなメリットがあります。

そういった意味ではこれから開業を考えている、また、個人カウンセリングから法人を兼業したり、シフトして行こうとしている心理職の方々にとっても役立つものと思います。

僕は実は心理職の間にふと思い立って翻訳会社の新規開拓を中心とした法人対象営業を2年間ほどやっていた経験もあります(心理職に戻るために辞めた)ので営業の「いろは」編を担当します。現在は近代中小企業に「営業に生かせる心理学」連載中です。

りりーさんのホームページ再掲

ココロラルゴ

りりーさんは上記↑このように多岐にわたって法人営業をりりーさんの「強味」を生かして仕事をしています。

こちらが 申し込みフォーム

です。

ぜひふるってみなさん申込み、ご参加お待ちしております。

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公認心理師法人営業・ココロラルゴ代表光戸利奈博士の挑戦

ココロラルゴHP

以前別のプロジェクトで一緒になったこともあったのですが、開業心理職として先輩の教えを乞うために法人向け心理学研修のココロラルゴを主催しているHNりりー、光戸利奈(みつと・りな)さんに開業直前に図々しくも営業方法について無料で指南を受けるためにZoomでの会話を申し込み、快く引き受けてくれました。

まあ雑談がてらということでなかなかためになる話もできたのですが、5月16日のZoomセミナー(仮称・心理職のための法人営業)とかぶるところも多いので内容は割愛。

りりーさんは病院心理職を10年行った後に一昨年独立、兼業主婦として2人の子育てをしながら忙しく毎日働き、現在では一日3件の法人の仕事を行うこともあります。

Twitterでのツイートを見るとなかなか彼女の本気度が伝わってきて、扶養の範囲内で収まるような働き方はしたくないと独立心旺盛ですし、元々認知心理学・神経心理学が専門で臨床心理士資格を取得していなかった彼女は病院の臨床心理士に疎んじられながらも黙々と子育てをしながら広島大学教育学部大学院で心理学博士号を取得、周りの臨床心理士たちも感心するほどの努力をしてきました。僕も博士論文を見せてもらったのですが難しすぎて何がなんだかわからない…

病院では地域連携室長として管理職業務を行う等、八面六臂の活躍をしたのちの開業です。

ホームページを見るとわかるのですが、「新入社員向けA. ストレスコントロール(セルフケア)B. 自分の強みをビジネスに活かすC. 伝わるコミュニケーション術昇進者向けA. コーチングB. 感情との付き合い方C. チームマネジメント管理職・人事向けA. 部下のメンタル・ラインケアB. ハラスメント対策C. ストレスチェックの活かし方」など法人・事業所にとってはかゆいところに手が届くようなメニュー構成になっていて、心理学を仕事にするというと、個人向け開業ばかりに目が行きがちなのですが、心理学開業のもうひとつの新しい地平を見せてくれます。

どの事業所も理念が正しくて崇高なものであっても、従業員の離職率の高さには頭を悩ませています。1人採用するのに100万円近いコストがかかるのに加えて社員の離職は組織全体のモチベーションを著しく下げることにもつながりますから、法人営業の意義は大いにあり、そこはwin-winの関係になれると言えるでしょう。

そのための取組みのひとつとして、恥ずかしながら僕は今調べながら知ったのですが厚生労働省で「健康経営優良法人」と認可されることができるそうですが、りりーさんの事業は健康経営有料法人認可の支援もしてくれるそうです。

彼女のすごいところはとにかくフットワークが軽いことと、楽観的なところです。僕がツイートで法人営業のことばかりつぶやいていたら「ひなた、一緒にセミナーやらん?(普段はお互いタメ口)」と僕が戸惑って「お、おう」と言う間もなく開業心理職のためのいろは、継続営業をやるには、という中身でオンラインセミナーをやることが決まっていました。

2年ぐらい前にりりーさんとは知り合ったのですが、明るく快活なところは全く変わっていません。僕も法人営業をやっていて感じるのですが、確かに法人営業というのは楽しいこともありますがなかなか辛いところもありまして、全く知らないところに電話したりアポがうまく取れても追い返されるようなところがあったり…

りりーさんは新規開拓営業はやったことがなく、紹介で仕事をもらっていると聞くのですが、思えば通常の人だと辛いなあと思うところ、彼女自身もきついと思うことがあっても全く表にも出さないのは大したものだなあと感心しています。

実際にはりりーさんは新規営業はやらないと言っていましたが、認知心理学博士だけあってそこはかなり合理的・システマティックにやっていると思います。僕も彼女の真似をしてセミナーなんぞをやろうとしているのですが、セミナーにやってくる時点でそのオーディエンスは潜在的な顧客です。そういった人たちからの声を拾い上げていくことはなによりの営業活動になるでしょう。飛び込みで電話しまくる根性営業とは一線を画しています。

法人向けに心理学を活用した営業、というか営業活動全般に共通して言えることですが、営業はとにかく社長、研修を実施してくれるキーパーソンと話ができなければどうにもなりません。りりーさんは社長のカウンセリングも行っていますが、会社の代表者と話すことも多く、社外相談役としても活躍しています。心理職はとかく1人対1人を相手にすることが多く、組織を相手にすることは分野によっては少ないのですが、臆せずトップに会い続けるという姿勢が必要でしょう。

ここまで書くと「なぜ」「どうして」りりーさんがそういった活動が可能だったのだろうと思う方も多いかもしれません。確かに誰にでもできることではありません。その辺りのコツが5月16日のオンラインセミナーで聞けるのではないかと期待しています。(注:配信は5月20日からになります)

「開業の糸口ってなんだろう、わからない」「勇気を持って飛び込み営業しなくちゃならないのかなあ」とそういった疑問に真摯に答え、営業の大変さばかりでなく、法人向けセミナー実施の楽しさとそのやり方について当日は語っていくつもりです。ぜひみなさんのご参加をお待ちしています。詳細はまた続報にて。
photo by ᴷᵁᴿᴼ' @PhotoKuro_

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