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心理臨床学会から帰宅してからのちみちゃんとの会話

千美梨「疲れたでしょ。はい、あなたが業務用スーパーで買ってきた格安インスタントコーヒーいれたわよ」

僕「ありがとう。今度はもっと安いコーヒー探してくるよ」

ちみ「・・・ご飯食べる?」

僕「いや、疲れたからあとでいい。今回の学会はすごかったなあ。北川先生の発表は前から聴きたかったし、児相とか福祉関係のシンポジウムは出たかったし、児相も養護施設もすごい人たちばかりなんだよ。児童福祉は大変な仕事してるけど暗くならない、明るい性格の人たちでね」

ちみ「うん」

僕「公認心理師制度導入初めての学会だからね、大卒ルートも大学院ルートも課題が山積していてね、それでもきちんと能力ある公認心理師を養成していこうっていう官側や大学、大学院側の意気込みは十分に伝わってきた」

ちみ「うん」

僕「ただね、僕も北川先生の発表で質問したんだけどね、主治の医師の指示とか公認心理師制度を円滑に運用していくための現場での戸惑いとか工夫も伝わってきたし」

ちみ「うん」

僕「いろんな現場の心理の人とも話したんだけどね、心理ってあんまり恵まれていないのかねえ、廊下で休憩してると3人集まると転職話」

ちみ「うん」

僕「ポスター発表も出版社の人たちと話したりして楽しかったよー。こころJOBさんと話ができてね、民間の側でもこの制度をきちんとしておかなきゃいかないってのはよくわかった」

ちみ「ね、あなたいつもそうなんだけど久しぶりに帰って来てお留守番してた私にお疲れさまとかねぎらいの言葉もないワケ?いつも自分のことばかり喋ってるじゃないの。日ごろからそうなんだけど。カウンセラーって人の話聞く仕事なんでしょ?」

僕「えと、あの、お疲れ様、大変だったでしょ」

ちみ「うん、ツイッター見たらあなた私に内緒で若い子とランチに行ったんだって?

僕「え、僕のツイッター読んでたの?」

ちみ「友だちがたまたま教えてくれたの。で、どうだったの?楽しかった?」

僕「いや、後輩だからさ、ほら、仕事の悩みとかあるかなあって聞いてたらいつのまにか説教されててね、僕の生き方はどうなの?ってとかね」

ちみ「ふーん、楽しかった?」

僕「いや、仕事がらみだしね」

ちみ「ほかに女の人とご飯食べたりした?」

僕「えっと、ほら、学会の会場だといろんな人に会うじゃない。久しぶりの人とかね、それでね、公認心理師試験難しかったなあとかさ、これからどうなっていくなかとかね」

ちみ「要するに他の女ともごはん行ったワケね。やっぱり女グセ悪い」

僕「・・・今回学会に単独で行ったからお金かかったなあ。行動費とか立て替えといたお金ちょうだい」

ちみ「で、夜は何してたの?」

僕「一人で串揚げ食べに行ったりとんこつラーメン食べたり、ほら、安くあげたいじゃん?」

ちみ「私も串揚げとかとんこつラーメン食べたかったなあ。美味しかったでしょ。」

僕「ほら、泊まったの場末のホテルだったからさ、下町だしそんな高級店じゃないしね」

ちみ「あなたこう、一人きりで自由にしてて楽しかったでしょ、いいなあ、私もエステとか行きたい」

僕「う、うん」

ちみ「格安エステだけで済むんだったら安いでしょ?それからね、出張から帰ったら、これからは自分の話をするだけじゃなくて寂しい思いしてお留守番してた私の話もよ・く・聞・く・こ・と」

※ ご飯もそこそこに寝てしまってこの日は終わったわけですが、心理臨床学会だけが加入学会ではないので参加の度にちみちゃんに寂しい思いをさせていることは事実です。

仕事が忙しければ深夜休日に及ぶこともあります。

以前は当直をともなう仕事をしていたこともありました。

仕事の都合でやむなく単身赴任している方もいるでしょう。

心理職は何かと採算に合わない仕事も多いです。

2回連続で書きましたが、児童福祉領域の心理・福祉職の人たちには頭が下がる思いでした。

大事なことなので3回目にも書いておきました。