ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

カテゴリ: 日本心理研修センター

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【第5回公認心理師試験】受験票は、6月24日(金)に簡易書留にて投函いたしました。

by日本心理研修センター

2022.6.24に日本心理研修センターから表記の案内がありました。

日本心理研修センターからのアナウンス

金曜投函ということなので土曜日には早い人は受験票が届いていると思います。

まだ受験票が届かないということでやきもきしている人もいるかも知れませんが、来週水曜までに不着の場合の手続きは別途ホームページで案内しています。

例年そうですが、受験資格が危うい場合にはかなり早くからセンターと受験志望者の間で何回もやり取りしているので、きちんと申込みをして未着の場合でもおそらく月曜日には届くでしょう。

もしくは簡易書留なので郵便受けのチラシをまとめて捨ててしまう前に不在連絡票が入っていないか仕分けして見てみることをお勧めします。

きちんと申込みをして未着の人は届くと思いますのでご参考まで。
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第5回公認心理師試験のお問い合わせについて

日本心理研修センターから

第5回公認心理師試験のお問い合わせについて
が出ています。

メールによる問い合わせがかなり多く、早急に回答を要する人はこのホームページに記された電話番号から問い合わせた方が良さそうです。
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【重要】第5回公認心理師試験の受験申込みを予定されているみなさまは、このお知らせを必ず確認してください!

まあ普通の日本語で書いてあるのでわかるのですが、僕自身も混乱したもので、デジタルブックでそのまま書類を作って提出すればいいのではないかとか、試験前にテンパっていると普通のことがよくわからなくなったりしたものです。

というわけで初回受験者の人も再受験者の人も「受験の手引き」は必ず取り寄せましょう。

700円です。

インターネットでの受験の手引き申込書類請求は3月24日まで。試験申込締切は4月6日、期間が徒過すると資格試験というものは絶対に許してくれません。カレンダーやスケジュール帳に書いておきましょう。

あと日本心理研修センターは「キャリタス資格・検定サポートセンター」に事務を委嘱しているので、万が一インターネット申込みをして自動返信メールが届かなかったら迷惑メールフォルダを開けてみましょう。

大学、大学院が作る受験資格申込書類が統一化されたようです。学校に伝えておきましょう。

区分Gの受験者は2022年9月14日までに実務経験5年を満たす場合にはみなし受験ができます。

第5回試験だけに限られた特例措置のようです。

なんにせよこの「お知らせ」は舐めるように読んでおきましょう。

再受験者も受験の手引きを請求してください。証明書以外は提出書類は同じなので…

それから毎度思うことなのですが、疾患や障害がある方は遠慮なく配慮を要すると診断書を書いてもらえば特段の措置をしてくれることがあります。

トイレに近いとか、ゆったりとした部屋で受験できるとか、妊婦の方も安心して受験できるようになっています。

水が飲めない試験なのでそれでは困るということだったらそれも診断書に書いてもらいましょう。

国家試験だけあって、受験に際して差別的な条項はもうけられていません。発達障害の人でも精神疾患の人でも受験できます。パニクりそうな人はきちんと配慮してもらうのがいいと思っています。

こういう案内が来るといよいよという感じがしますが受験生のみなさんのご健闘を期待しています。

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○ 第5回公認心理師試験日は7月頃

【今後の公認心理師試験について】

日本心理研修センターの公式発表です。例年通り詳細な日時や出題委員については試験半年前に発表になる予定です。

新卒者は卒業後3カ月あまりで試験というタイトなスケジュールですが、これまでの素晴らしい実績で高い合格率を上げてくれるのではないかと期待しています。

また、その他のルートのみなさんにおいては第4回試験で合格点が5点ハードルを上げられたことで衝撃を受けている方々も少なからずともいらっしゃると思いますが、試験勉強に王道はありません。

なるべく早く勉強に取り掛かって勉強時間を確保していくことをお勧めします。

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第4回公認心理師試験結果の講評(日本心理研修センター発表後)

1.得点補正

なんと言っても今回初めて行われた「得点補正」が特徴的です。前回までは138点が鉄板の合格点だったのですが、今回は初めて得点を143点と、62.17パーセントに補正しました。今回は問題難易度が易しかったと判断されたのでしょう。また、得点分散が138〜143ほどの点数にかなり集中していたのではないでしょうか。

得点補正は絶対に行われないという前例を破る衝撃的な結果でした。

第4回公認心理師試験(令和3年9月 19 日実施)合格発表について

2.受験者総数

今回の受験者総数は21,055人でした。今回の現任者講習定員が約1万人と思われたのですが(訂正があれば教えてください)これまでの試験のうち、Gルートリベンジ組が相当数リチャレンジしたことが受験者総数を押し上げたことが推察されます。

コロナが多少落ち着いたことで受験をした人が多かったのか、詳細な事情は一人一人異なるのでわかりませんが、前回第3回試験受験者総数が13,639人だったことを考えると相当数受験者は増加しました。

2.各ルートごとの考察

⑴ Dルート

この人たちはなんらかの事情で受験を見送っていた、あるいは再受験者です。既卒D1ルート67.3パーセント、既卒(中心)D2ルート68.6パーセントはかなりの高数値に思えます。

⑵ Eルート

Eルートは、昨年度不合格だった新卒再受験者と新卒者です。ここで見ておかなければならないのはまず受験人数です。1,335人と、推定臨床心理専攻院卒者数よりもかなり少ないようです。

ということはスキマ世代で受験資格が与えられなかった新卒者がいかに多かったかを示しています。合格率85.5パーセントの8割超えは前回の81.0パーセントに続く快挙です。

かなり急いで公認心理師養成課程を作り上げた大学院と、歯を食いしばって耐えた受験生たちに敬意を評したいものです。

⑶ Fルート

まだ公認心理師法7条2号施設のうち病院などが入っていないと思われるので、法務省矯正局と家庭裁判所調査官と思われます。国家総合職だけあって19人中18人が合格しています。数は少ないものの、今後の国家総合職の受験者の合格率を示す基準となっていると言えるのではないでしょうか。

※ 訂正 平成30年に認定を受けている医療機関もあります。

⑷ Gルート

受験者全体の81.7パーセントを占めることから、合格率を大きく左右する受験者層です。何らかの理由で受験を見送っていた科目読み替えが効かなかった臨床心理士などの心理職や再受験者組、実務経験者です。この中には心理学専攻者でない現任者が相当数含まれていたことを考えると55.7パーセントというのは相当な快挙と言えると思います。

3.全体講評

今回初めて行われた得点補正から「6割程度」はある程度幅がある点数ということがわかりました。次回受験からの人はある程度高い点数を取れるように幅を広げて学習する必要があると痛感した試験でした。

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