ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

カテゴリ: 心理臨床学会

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心が満たされてさえいれば
瞳に映る世界は輝きだすもの༻


◯ 心理臨床学会一般公開プログラム情報2020.9.3

日本心理臨床学会にまだ一般公開プログラムについて掲載されていないので聞いてみたところ「決定した情報はホームページに掲載せるのでそれを見てください、と書いておいてください」と事務局の人に言われたので事実についてはそれしか書けません。

さて、ここで推測ですがきっとまだ一般公開プログラムをやるかどうかも発表できる段階ではないのであろうと思っています。学会ホームページを見ると過去の大会のプログラムも会員用パスワードが必要とのことで、どうやらここに引き写して書いてはいけないもののようです。

ということで概略のみにしておきますが一般公開プログラムは外国の偉い先生を呼んで行ったり講演、シンポジウムと、とてもお目にかかれないような素晴らしい先生方の貴重な見解が聞けるので、僕にとっては会員のみ聞ける講演も魅力的ですがこういった公開プログラムも結構好きで見に行っていました。

学会講演の常として質問者に対して「所属、名前をおっしゃってください」という前置きがあり、もし実行するとしたら一般講演においてはそのプライバシーをどうするかもオンラインやSNS形式だと問題になります。

一般公開プログラムは特に分け隔てなく心理職でない一般人も参加可能なので、所属氏名を問われて「○○病院ひなたと申します。ちなみに入院中の患者です。」ということもありうるので、一般公開プログラムではオンラインオフラインにかかわらず所属氏名を聞くのはあまり適切ではないような気がしますのでこのあたりの配慮をどうするかも問題でしょう。(昨年は実際、一般公開プログラムで氏名所属を聞いていたのでハーバード大学医学部長のひなたですがと英語で質問したかったのですがやめておきました。)

ま、オンラインにせよ学術情報に触れられるのはありがたいことです。もちろん



という気持ちはみなさんあるかも知れません。
旧知の知人に会ったり、対人恐怖症の僕でも新しい心理職の人(注:別に若い女性に限っているわけではありません。)と知り合って見聞を広められる絶好の機会でもあります。オンラインの便利さもあるのですがぜひ対面でいろいろな先生方や心理職に会いたいなと思っています。

※ アナウンス

従来の「公認心理師試験」カテゴリを
公認心理師試験対策
公認心理師試験制度 に分割しました。


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「自分に何ができるか」よりも「自分は何がしたいか」を大切にした方がいいのは、前者は言い換えると「相手の利益の為に自分ができること」という非常に受動的な思考であって、他者の中にある想像上でしかない欲求に自分の時間を委ねる事に他ならないから。後者に時間を与え、自分の人生を謳おう。


◯ 黎明?衰退?心理臨床学会会員数の現状と今後

Twitterで心理臨床学会の退会者が入会者より多いのではないかということがということが話題になっていました。

ちな、心理臨床学会のホームページ 公式発表によると2018年の正会員数は正会員29,414名ということです。

さて、僕の手元にも話題となっている2020年6月号があり、散らかり放題の書棚を整理したら2017年6月号、そして2011年の2月号(このころは2月が会務報告)が出てきました。これでなんとなくの傾向はわかりました。

これらの数字を書き写してここに転載するのは簡単です。数字データには著作権はない、本雑誌は国立国会図書館にも収納されている公的文書だからという論理はあります。

ただし、だからなんでもいいというわけでもないだろうと思い心理臨床学会に問い合わせをしました。「本誌はあくまで会員向けに配布しているもので、心理臨床研究の処分に際しても留意するように注記してある。数字データと言っても一般会務報告も会員向けのものなので、一概に引用していいとは言えない」と事務局の方から言われたので数字の転記はしません。

さて、心理臨床学会は心理学関係では最も大きな学会なのですが、果たして学会の行く末は、会員数が増えてなお発展していくのか、それとも徐々に減って衰退していくのか、ということを考えてみました。

さて、これには3パターンの未来予測ができると思います。

1.新しく公認心理師資格を取得した他職種Gルート合格者が加入して学会員が増える

他職種Gルート合格者は元々持っている、そこで働いているフィールドの人は公認心理師は+αの資格ということで、元のフィールドでは自己投資をしていても心理臨床学会には入らないかもしれません。ただ、勉強熱心でダブルフィールドを持ちたいと思っていたり、心理職への本格的な転身を考えている人は心理臨床学会に加入するかもしれません。そういう人の参加は貴重です。

2.臨床心理士に見切りをつけた人たちが公認心理師のみの資格ホルダー(公認ピン理師)としてやっていくので、減る

橋口誠志郎さんは心理臨床学会を「やめる」と明言していました。これから先、公認ピン理師としてやっていくのであれば臨床心理士資格更新ポイントも不要です。また、公認心理師ブームが現在台頭しているのも事実なので、臨床心理士ホルダーもなんとなく辞めてしまう人もいるかもしれません。これも個人の決断なので否定は決してしません。

3.あまり変わらない

臨床心理士でも心理臨床学会に入っていない人の絶対数はいます。心理臨床学会について、僕は割と好きです。行けば全国の知己に会えて、自分の主領域だけでなく別領域の世界にも触れられます。コロナの関係で今年はオンラインですが、一定数、毎年発表したい、または職場からお金が出るから義務的に参加、あとは何がなんでも好きだから。など色々な理由で参加している人もいるはずです。あの先生の発表が聞きたいから、このテーマを深めたい、と意欲的に好きで参加するというのが興味をそそられて勉強にもなるのではないでしょうか。

4.結語

学会は参加したい人がするものです。発表もしたい人がするものです。入退会は自由です。
会員数は若干前後することはあっても参加したい人たちの意欲はあまり変わらないでいて欲しいと思います。例年参加者は7千人程度、3万人強の正会員の中で全員が参加する人わけではないのですが、僕は心理職としての新公認心理師の方々が参加してくれるならばウェルカムで、心理の新しい世界の中で活発な研究や意見交換が新しい視点からあるといいと考えています。そういう意味では意欲的な会員が増えることを期待しています。

僕自身は敢えて自分と違う領域の発表を聞いてみたり、自領域を深めたりとさまざまな形態で参加しています。旧来の知己と会えて挨拶や意見交換をできるのも楽しみです。この業界に長くいると知り合いも増えます。コロナが落ち着いたらまた全国の心理職の方々の顔を見ることができるのを期待しています。

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きょうも
その選択を信じる勇気を ໒꒱⋆゚


◯ 速報・心理臨床学会会期決定

心理臨床学会の会期が延長され、2020年11月20日金曜日から11月26日木曜日でWEB開催となりました。詳細はホームページ で。

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決まりごとがあるからこそ
選択の喜びが生まれるんだよね ☪︎⋆


◯第39回心理臨床学会はオイシイ?

1.序

日本心理臨床学会の一般向けのお知らせが6月15日に出ていますのでアナウンスしておきます。

以前「速報・第39回心理臨床学会大会情報
では「会員向け情報が掲載されたよ」というだけのしょうもない記事を掲載したのですが、今回一般向けの情報が掲載されています。

インターネットWeb大会にすること、期間内なら自由にアクセスできることが本学会の強味です。が
また、プログラムの重なりを避ける?こともできるそうです。
(これまでは同時に同時同時間に行われていたプログラムをあとから1本ずつ見ることができるとか)


以前問い合わせた時は会員向け情報しか掲載されていなくて「一般向けの情報はありませんか?」と問い合わせたところ「理事の先生方が本当にいろいろ話し合って会員向けの情報を作ったので一般向けの情報はまだなんですよ」

と悲痛とも思える声で答えられたのでまだまだだな、と思っていたのが早々と掲載されていたわけです。

会期は当初予定2、3カ月後倒しになるとのことです。さて、今回の大会では会員でない人達が自由に参加できた「一般参加プログラム」をオンラインで見られるならばこれほどオイシイ話はありません。なぜなら第38回一般参加プログラム を見てみると、国際的な臨床心理学者の著名人を海外から招聘して通訳による講演を行ったり、学会賞講演、公認心理師を巡る諸問題の講演があります。実行委員会企画シンポジウム、学会企画シンポジウムも行われています。

これだけの著名人、大学教授などが第38回大会では17の講演がありました。もし全国でこれだけレベルが高い一般講演を学会員でなくても聞けるとしたら、非学会員公認心理師、全国の大学院生、大学学部生、また学問的に臨床心理学に興味を持っているさまざまな人がオンラインで講演を聞けるとすればそれは臨床心理学の発展という意味でも大変素晴らしいことです。

まだ決定事項ではないので一般参加プログラムが実施されるかどううかもわからないのですが、発表され次第アナウンスしていきたいと思っています。

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たとえ記憶に残らなくとも
こころの泉は覚えてるよね ☪︎⋆


◯ 心理臨床学会・新型コロナへの情報提供

1.序

各学会や団体の批判ばかりしているのではないか?といつも思われがちな弱気な私ではございますが、7月7日付で日本心理臨床学会が新型コロナウイルスに関するメンタルヘルス資料 を次々に出しているのでこの場を借りて紹介したいと思います。

2.参考資料等

どの資料もその場で読んですぐ役立つものとなっています。ここは心理臨床学会や日本臨床心理士会(資◯認◯協会のことを考えると最近心理士会の方に同調できます。)がざまざまな資料を紹介、日本臨床心理士会は津川先生自らが動画に出ています。

さて、ツイッタラーの皮膚科医師肉球先生(肉球せんせい@皮膚科専門医/漫画イラスト描き/美容医療)も以前からモノの接触による感染の危険性について指摘していました。

肉球先生は公園であれば遊具からの感染があるという可能性を指摘しています。ウイルスが物に付着するということは、例えばプレイセラピーや箱庭療法をしていても玩具から感染する可能性があるわけです。「このプライセラピーはそこまでの危険性を冒して行うべき価値があるか?」

と、心理臨床学界提示の資料でも指摘されており、心理職は心理療法のやり方について悩むわけです。僕の臨床領域は今は児童は入っていません。ただ大人に箱庭をやらせることはありました。箱庭は僕は今のところ封印しています。治療効果が高いのはわかるのですが、玩具や砂を全部消毒するわけにもいかないですし、終わった後にクライエントさんとセラピストが手指消毒したとしても、やはり命の危険を冒してまでやらなければならないのか?と思うのです。

僕は決して「施行が面倒だから」という理由ではなく、適切な距離が保てないという理由でロールシャッハもWAIS-Ⅳもやっていません。

オンラインカウンセリングの可能性、その可否についても資料は指摘していて、相手が子ども、老人、知的に制限がある、デジタルデバイデッドの人々にどうやってオンラインでかかわるのかは大きな問題です。

また、カウンセラー側もシステムに習熟していないと「ちょっと待っててね、あれ?」と長時間もたついていたのでは相手が苛立つでしょう。資料が指摘していたのは、オンラインで自傷他害のおそれありと認められた場合にはどうするのか?

という課題も提示してされていました。目前にクライエントさんがいるのならばなんとかなるかもしれませんが、オンラインは困難です。

オンラインカウンセリング環境を守るための自宅の整備も必要になります。Zoomで背景を作ることができるか、セラピストの自宅が背景として映り込まないか、きちんとクライエントさんのプライバシーが守れる環境かということは大事です。

今回心理臨床学会で出している資料には、鳥取大学医学部のCOVID-19に関する調査、また、印刷すればすぐに使える子ども向けのワークシート、教員向けの配布物など印刷すればすぐに使えるものがあります。

新型コロナ対策を行っている医療従事者のための無記名式のチェックリストもあります。子どもを守るための「さぽチル」のリンクもあります。

COVID-19に関する文献は内外さまざまなものが出ていますが、心理臨床学会の紹介しているこれらのリンク内の資料はよくまとまっていて使いやすい実用的なものと思いますので紹介させていただきました。

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