ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

カテゴリ: 公認心理師試験

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◯ 公認心理師試験ブループリント新旧対照

大項目
2 問題解決能力と生涯学習
中項目
⑴ 自己課題発見と解決能力
小項目→心理職のコンピテンシー追加

大項目
3 多職種連携・地域連携
中項目
多職種連携・地域連携の 意義及びチームにおける 公認心理師の役割
小項目→アドバンス・ケア・プランニング(ACP)追加

大項目
5 心理学における研究
中項目
⑴ 心理学における実証的研究法
人を対象とする医学系研究に関する倫理指針→削除

大項目 
7 知覚及び認知
中項目
⑴ 人の認知・思考の機序及びその障害
小項目→知覚認知機能追加

大項目
8 学習及び言語
中項目
⑵ 言語の習得における機序
小項目
コミュニケーション追加
文法獲得をN.Chomskyの言語獲得理論と明示
言語獲得過程→言語獲得支援システム
クーイング、喃語、一語期、二語期、多語期削除

大項目
9 感情及び人格(続き)
中項目
小項目
⑵ 感情と表出行動→感情の表出
感情と認知→感情と認知・情報処理

大項目
10 脳・神経の働き
中項目
⑴ 脳神経系の構造と機能
小項目
情動行動削除

大項目
11 社会及び集 団に関する心理学
中項目
⑴ 対人関係並びに集団に おける人の意識及び行 動についての心の過程
小項目
社会的ネットワーク削除

大項目
12 発達
中項目
⑴ 認知機能の発達及び感 情・社会性の発達
小項目→ 乳児に対する実験法(選好注視法、馴 化・脱馴化法、期待違反法) 追加
⑵ 自己と他者の関係の在り方と心理的発達
小項目→向社会性・非社会性・反社会性追加
⑶ 高齢者の心理社会的課題と必要な支援
小項目終末低下追加

大項目
13 障害者(児)の心理学
中項目
⑵ 障害者(児)の心理社会的課題と必要な支援
小項目→障害者(児)の基本的権利追加

大項目
14 心理状態の観察及び結果の分析
中項目
⑹ 適切な記録、報告、振り返り等
小項目→アセスメント結果のフィードバック追加

大項目
16 健康・医療に関する心理学
中項目
⑵ 医療現場における心理 社会的課題と必要な支援
小項目→医療倫理・患者安全追加

大項目
17 福祉に関する心理学
⑴ 福祉現場において生じる問題とその背景
小項目→福祉の基本理念追加
小項目→ 認知症、軽度認知障害[mild cognitive impairment] 高齢者虐待、エイジズム 高齢者の心理(認知の予備力 、エイジング・パ ラドックス、高齢者の 意思決定と詐欺被害、「こころ」の加齢 モデル)追加
⑵ 中項目
福祉現場における心理 社会的課題と必要な支 援方法
小項目→アドバンス・ケア・プランニング(ACP)、人生会議追加
⑶ 中項目
虐待・認知症に関する必要な支援
小項目→ 生活の中の治療、被虐待児への心理療法追加
小項目→ 認知症の人に対する心理支援(回想法・ ライフレビュー、応用行動分析的アプ ローチ、認知リハビリテーション、認知機能の活性化、診断前後の支援、認知症 の予防と共生) 関係者に対する心理支援(家族介護者・ 介護職への支援、養護者・養介護施設従事者等への支援)追加

大項目
18 教育に関する心理学
中項目
⑴ 教育現場において生じ る問題とその背景
小項目→学習法略・アクティブラーニング、生徒指導、学校文化追加
中項目
⑵ 教育現場における心理 社会的課題と必要な支援
小項目→特別支援教育追加
小項目→教育関係者へのコンサルテーション→教育関係者へのコンサルテーション、コラボレーション追加
小項目→学校危機支援追加

大項目
19 司法・犯罪に関する心理学
中項目
⑴ 犯罪、非行、犯罪被害 及び家事事件に関する 基本的事項
小項目→少年非行→犯罪・少年非行追加
小項目→ 犯罪予防、再犯予防、犯罪捜査場面における心理学追加

大項目
20 産業・組織に関する心理学
中項目
⑴ 職場における問題に対して必要な心理的支援
小項目→キャリアコンサルティング削除
小項目→キャリア形成、キャリア支援、働き方改革、ストレスチェック制度追加

大項目
23 公認心理師に関係する制度
中項目
⑴ 保健医療分野に関する法律、制度
小項目→診療録、保健医療制度追加
中項目
⑵ 福祉分野に関する関する法律・制度
小項目→ 成年後見制度の利用の促進に関する法律追加
中項目
⑷ 司法・犯罪分野に関する法律・制度
小項目→刑法・少年法→ 刑事法、刑事司法制度、少年司法制度
中項目
⑸ 産業・労働分野に関する法律・制度
小項目→ 労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に 関する法律<労働施策総合推進法>追加
小項目→保護観察制度→更生保護制度
小項目→刑事施設追加

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速報・令和3年度公認心理師試験ブループリント発表

ブループリント

が発表されました。
精査していきたいと思います。

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日本心理研修センターに対して第4回公認心理師試験ブループリントの公表時期について問い合わせてみました。

僕:ブループリント発表の時期は?

担当者:少々お待ちくださいませ…4月中にはなんとかと考えています。

僕それでは例えば今日、明日とか今週中とかはない?

担:ええ、申し訳ありません。もう少しお待ちいただければと考えております。

以上

※ ものものしく

ホームページには赤字で記載されていますが

それほど大きな変化はないのではないか、また、第3回試験がブループリントに準拠しているかどうかの議論もありましたが、受験生の方々は自分で使っているテキスト、公認心理師現任者講習会テキスト等で学習を進めて行くしかないと思います。

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ɪ ᴊᴜsᴛ ᴡɪsʜ.
娘が手をかざす先に希望の未来があるようにと。

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Gルート審査落ち再考

1.序

施設コード902、私設開業領域についてのGルート審査は当初から大きな話題となっていましたが、これまでの受験者のツイートから「何が審査落ち・書類不備・足りない理由になるのか?」について再考してみました。

まず日本心理研修センターの「受験の手引き」施設コード902について必要書類を引用してみます。

実務経験を客観的に証明する書類等

※ 原則として、公的な機関が発行したもの等(証拠能力を有するもの)を提出し
てください(写しでも可)。

※ 要件が確認できるものをすべて提出してください。

(例)
ア 会社・法人登記簿謄本
イ 税務署の受付印のある開業届の控え
ウ 自治体又は他法人等との事業委託書や契約書
工 法人税・事業税、所得税確定申告書
オ雇用契約書や委嘱状
カ 公的機関が発行した登録証又は認定証
キ 定款(原本証明や公印による組織での承認があったもの)
ク 年金の記録に関する書類
ケ雇用保険の記録に関する書類
コ その他「実務経験の確認に必要な内容」が確認できる書類


要するに「公的書類」とそれに付随する疎明資料があればいいわけですが、登記簿謄本の記載が問題になることもあったようです。

ここで第1回試験でGルート審査落ちになったマリンさんのツイートを貼ります。


慌てている様子がよくわかるのですが、ひとつには登記簿謄本に「経営」の2文字が入っていたことが原因かとマリンさんは考えていました。


マリンさんのツイートには伊藤絵美先生の引用ツイートもあって、あの大家!の伊藤先生が最初の段階で棄却されたというのも驚きです。

伊藤絵美先生の八面六臂の活躍がなかったらいまだ私設開業領域の先生方の中には苦しんでいた人がいるかもしれません。

伊藤先生も名刺やホームページのコピーやありとあらゆる資料をかき集めたとあります。

4月6日から公認心理師試験の受付けが始まるのですが、一度「資格なし」という通知が来たら相当にショックで勉強どころではなくなってしまうかもしれません。

コード902で受験される方は不吉な通知を受け取る前に伊藤先生が行ったような登記簿謄本の書き換えという手段もあるかもしれません。

また、受験の手21ページ目に必要書類について書いてありますがどうも施設(施設代表者)の職印はかなり重視されるようです。いくら立派な私印でもダメです。「職印」がわからない方はググってみましょう。ただし、個人事業主以外の人は
絶対に勝手に職印を作ってはいけません。

かなりの重罪です。

私設開業領域の先生方は名刺、パンフレット、著作、論文を含めてかなり大掛かりな資料を集めておく必要がありそうです。

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ᴀғᴛᴇʀ ᴀ ᴅᴀʏ.
写真とは、取り繕われたものじゃなく偶然を装った必然が並べた特別なもので作られた在りふれた日常を切り撮ったもの。僕にとっては。


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○ 公認心理師受験を中止した方がいいかも。どうかも?の人たち

1. 序

この記事は

公認心理師試験・日程が発表されて気持ちの準備ができていない人へ

のふみさんのコメントに基づいて書いています。

1.ふみ Gルートで落ち癖が付いてしまったな、と感じる人を目にします。次々と公認心理師受験生産業の喰いものにされて、大枚はたいても、まだ合格できない人も目にします。かなしいかな、チャンスはあと2回。ダメだった時のことを、ちゃんと考えないといけない。

2. ひなたあきら

>>1
ふみ様
コメントありがとうございます。どんな試験でも一様に、再受験者全体を見ると合格率は落ちます。その人にとって落ちやすくなっている要因の何かを取り除かないとならないのですが、わからない。いっそのこと人生に必要がないの資格ならば考え直すことも大切かもしれませんね。


「リベンジ組」と言えばチャレンジャーな言葉の響きという感じはするのですが、複数回受験をしても合格できない、こういった人たちは本当はどのようにしたらいいのでしょうか?

2. 何らかの理由で勉強ができなかった人たちについては?

こういった人たちが何らかの理由で勉強の時間が取れるようになった、勉強することを妨げていた何かから解放された、その時はスパートのかけ時です。思う存分勉強して欲しいと思います。今度こそは今度こそは、となんとか頑張ろうと思っていたわけですから本当の意味でチャレンジができるわけです。

3.お金をかけたとしても点数が上がらない人の勉強法は?

ふみさんが指摘するような、予備校にお金をかけても合格できない人たちがいます。このコロナの時代ですから、授業はオンラインや DVD です。お金を払いました、さてそれでは勉強しましょうか、ということになっても、勉強する主体は「自分」です。ただ漫然とわけもわからないまま、理解をしようとする努力なしに一回授業を見流して聞き流してそれで終わり、ということでは実際には記憶の中には残っていません。

基本書のテキストが出ました。キレイな装丁でお値段もそれなりです。またキレイな本が出ました。買います。少しパラパラとめくって終わり、点数は上がりません。最近知ったのですが、「青ペン勉強法」というものがあり、青い色には記憶効果がある、という仮説はどうでもよさげなのですが、「第1種の過誤」について自分で書いてみたらぶっちゃけなかなかやったという満足感がありました。⬇️⬇️⬇️
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というわけで、耳でしっかり聞く、音読する、資格を手に心理職として新社会人のスタートを切り、働き出したゆめみんもテキスト丸写しで筆写と、受験生のみなさんはそれぞれに苦労しながら工夫して脳に焼きつけるように覚えていました。

スピードラーニングという語学の覚え方があって、英語で文が読み上げられたらそのまま追っかけてそれを英語で発音する、そう言えば仏語を覚える時ずいぶんやったなあ、効果があったなあ、などと思い出しました。

ゆめみんは予備校使わず模試も受けず、臨床心理士と2本立てでひたすら自分でメンブレながら学びマシンガンのように僕に質問をしてきていたので、この前向きさが合格に導いたのだと思いました。

もっともゆめみん自体も臨床心理学の名門大、大学院卒業でかなり基礎の段階で心理をたたき込まれていたという事実もあるわけですが、それにプラスしての勉強なので、彼女はなかなか密度が濃くやっていたと思います。

勉強が足りないというのは、具体的に何点足りないからダメ、というわけではなく、十数点足りなくて不合格でも次回に合格できた人も知っていますが、上記のようになにも実質的にやらない、とにかく知識が頭に入ってこない、それ以前に頭に入れようというつもりがないということではどうにもなりません。

きっとルートを何で受験していようがこういった勉強の仕方では難しいと思います。心理職として現在やっている人でも、厳しい言い方をするとどこかで切り替えないと合格は難しいでしょう。

4. 公認心理師崩れはエライのか?

ある意味昔のいろんな崩れた人たちがエライかったのは本当です。偉いとは違うと思いますが。一昔前、ロースクール制度が始まる前の司法試験は 10 浪程度が割と当たり前の司試崩れの人たちがいました。「司法試験をずっと受けていて頭が良くて頑張っていて偉い」という評価すら受けていたことすらあると聞いたことがあります。

どの程度昔かわかりませんが、「早稲田崩れ」の早稲田一筋 10 年間浪人の人も多かったと聞いたことがあり、おおらかな時代だったのでしょう。

ところが実際にはとても役立ち、個人事業主となったら経理や確定申告がすいすいとできそうな「日商簿記2級」10年崩れ、などは聞いたことはありません。

だいたいにおいて 公認心理師試験はG ルートならば第4回、第5回で全て終わってしまうのですが、「一時期心理の国家資格取ろうと思って頑張ってたんだよね」と言われても、元々心理職の社会的地位が高くない上に(控えめな言い方)「だからどうした」感が強すぎて、資格を取れたならばともかく取れなかったことに何か意義があるようには感じられません。

取るならば貪欲に資格を狩りに行くようなつもりでやって欲しいと僕のようなフッ軽な人間からすると思ってしまいます。

この資格に高い価値づけを置いてどうしてもとらなければならない場合、仕事もできないならばぜひ取るべきです。しかしながら取らずとも特に困らない人たちの「公認心理師崩れ」は偉くもなんともありませんし、向いてない、時間がない、基礎心理学の世界は好きでない、やる気にならないけれどもカウンセリングの資格が欲しいということならばやめた方がいいと思ってしまいます。

大嫌いな人々が多い心理統計ですが、心理統計なしではカウンセリングの世界は成り立っていなかったでしょう。心理の世界はいびつです。人が百人いれば百通りの心理状態があります。だから正規分布でなく、ノンパラメトリックな検定の方にも実用性があるとか、そういったことにも興味を持って欲しいなとも思ってしまいます。

崩れ崩れて経済状態や生活を崩してまで取る価値がある資格かというと、これを仕事として食い扶持を稼ぐのでなければそれほどでもないですし、元々の自分のフィールドがあるのならばそれでいいと思います。と、前回第3回試験問題をパラパラと見ていて思ったわけです。

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ɴᴇᴡ ᴏɴᴇ.
地に足が着いているからこそ未知の空へ想いを馳せることができるし、倦きる程の満たされた今があるが故に新たな景色を渇望する感情が生まれるのだから。

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