ひなたあきらの公認心理師でポン!

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

カテゴリ: 公認心理師

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◯ コロナウイルス流行に期待される公認心理師・臨床心理士の役割

結論:心理職ができることは数多くある。ただし派遣要員は公認心理師に限られる可能性が高い。

1.危機への対応

総合病院でも小さな診療所でも病床があればコロナウイルス患者の受け入れが始まっています。ちなみにはみなさんの不安を煽る意図的でこの記事を書いているのではありません。

こういった危機場面というのはまさにサイコロジカルファーストエイド、Psychological First Aid ; PFAで心理職の活躍が期待されるのではないかと思われるからです。

過去感染症についてはHIV研究でも多くの臨床心理研究者が成果を上げています。例えば新潟大学医歯学部病院は関東甲信越のHIV対策最先端拠点病院です。こういった拠点病院は全国にあります。

感染症と臨床心理学については先達の方々が多くの研究結果を著していて、その成果に学ぶことも多いでしょう。こういった場合に精神保健介入を迅速に行うのがDPAT
災害派遣精神医療チーム

(Disaster Psychiatric Assistance Team ; DPAT)

で、そのホームページにはすでにコロナウイルスへの対応がアップされています。新型コロナウイルスへの医療的介入における臨時の診療報酬が請求できることほか、自治体担当者向けの情報提供を行っていて、対応は迅速です。

さて、DPAT先遣派遣隊のチームは精神科医、看護師、事務スタッフの3者で構成されています。臨床心理技術者として過去臨床心理士がチームに参加したこともありますが、ごく少数のケースでした。

臨床心理士よりは精神保健福祉士の方がこういった場合には役立ちます。先遣派遣隊の一員としてケースワーク的な調整業務ができるからです。臨床心理技術者が派遣される場合には国家資格保持の公認心理師が優先されるのは信頼性担保になるでしょう。

さてそれではこうした感染症が起きた場合、心理職としてはどのように対応したらいいでしょうか?

2.事務スタッフとしての役割

インフルエンザ、ノロウイルスなど大量発生した場合には施設で働く心理職は帰宅できない場合があります。緊急の患者さんを除いてはカウンセリングを停止、保健所だけでなく発生源となった学校や企業体、そして企業内部や福祉で働く心理職は多忙です。

医療、他組織内で起こった食中毒の場合には警察から過失の可能性はないか、院内でも他組織でも対応します。

また、保健所への連絡調整、保健所担当者は検体を集め、分析、原因します。その結果をさらに分析します。

時事刻々と患者数は増え、スタッフは泊まり込み関係機関連絡、報道対応もしなければならないこともあります。

クロノロジーという経過記録をきちんと残して書いておく役割、感染症患者数の集計、一人一人の所在確認。ベースラインの糖尿等の基礎疾患があればその患者さんをピックアップしておきます。

後から訂正できるので、まず第一報を流します。本来ならその心理職が所属している上長の役目です。情報がないことが最も不安を煽ります。今回のコロナウイルスも情報不足が混乱の元になっています。

公認心理師試験なら、情報を公開するよう、アドバイスする、が正解ですが自らその役割を取ることもあります。

3.知っている情報を伝え、つなげる。

多くの人々が今回、日本人患者も大量発生したことで怯えています。人々が多く集まる場所でさまざまなイベントが中止されました。この疾患の恐怖がクローズアップされています。

コロナは死亡率2パーセントです。鳥インフルエンザ63パーセント、エボラ出血熱50パーセント、SARS(重症急性呼吸器症候群)9パーセントに比べると低い数値です。SARSは治療法確立の前に収束しました。

朝日新聞デジタルによると感染者は国内で2月18日現在615人です。37.5℃以上の熱が4日間続く、息苦しい、だるい症状が続くなどの場合には受診が勧められています。そのための相談ダイヤルは厚生労働省や地域の各保健所にも設けられています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html

心理職は患者さんが不安がっていたら感染予防に関する情報は伝えてもいいでしょう。不正確な知識を伝達するわけにはいきません。

4.感染対策を自らも取り、患者さんを安心させる。

心理師も患者さんの被服や皮膚に触れる場合は考えられるわけです。傷がなくてもお互いに不安を覚えるので、アルコールでの手指消毒は徹底しましょう。またそれも伝えます。

医療機関における予防としてマスクは必須です。従前、マスクをしての心理面接は表情がわからない。

また患者さんに対して拒否的に取られかねないと消極的な心理職もいました。マスクをせずに面接時、くしゃみや咳をしたら患者さんはどう感じるか医療関係者としては考えるべきです。

医療機関における清潔さの概念は通常より慎重な注意が必要です。医師、看護師は時計、指輪を外しています。長い髪の女性は束ねることも大切です。

そして心理職も十分に休息と栄養を摂り、明るく振る舞い患者さんの安心感につなげたいものです。

5.スティグマ(社会的烙印、偏見)への対応

今回の事態で箱根の旅館が「中国人お断り」の看板を出して大顰蹙を買ったという事案がありました。心理職はダイバーシティの概念から、常にマイノリティの味方であるべきです。

マイノリティの人たちのアボドカシー(権利擁護のための運動)に影響することも十分に考えられます。心理的な支援だけでなく、あらゆる意味でクライエントさんを支援することが大切だと思います。

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◯ 公認心理師【心理職は食っていけるの】橋口動画への反論

稀代の天才心理学インフルエンサーかつyoutuber橋口誠志郎さんの動画【再アップ・間違い有】【公認心理師話・収入篇】心理職は食っていけるの?【個人の印象】動画が主張しているポイントはざっくりと3点ありました。

1.女性心理職は結婚して時給が高いアルバイトをしているだけなので食うに困らない。

2.一生懸命働けば心理職の年収は500〜600万円。

3.実はお金持ち、働かなくていいサイレントマジョリティーが多い。

さて、まず「1.」についてです。

橋口氏の主張では心理職の4分の3が女性、結婚して週一のアルバイトでも生活に困らない。

これは確かにそうかもしれません。

例えばスクールカウンセラーは非常勤ですが、待遇としては行政官庁課長補佐級、国家総合職では30代半ば、一般職が定年寸前で課長補佐になれれば盆暮れ正月が一気に来たようなもので黒塗り官用車で送迎される、警視正並の扱いです。

それが大学院新卒でもその地位を獲得しているので、時給や扱いがいいのは当たり前、週イチ勤務でも家事や子育ての合間にオイシイバイトとしてやればいい。

だから年収100万〜200万円の数多い心理職の多くは経済的に困っていないというものです。この仮説を推察することが可能なデータとして一般公開されている日本臨床心理士会の動向調査結果があります。

平成28年のものと少し古いデータですが、非常勤のみ44.7パーセント、働いていない臨床心理士が7.3パーセントとこの勤務形態は、確かに食うために働いているわけではない。

という結論に近くなりそうです。

ところが例えば僕はスクールカウンセラー、ハローワーク、精神保健福祉センター、クリニック、企業等々の掛け持ち非常勤で生活していたこともあります。

非常勤だけでも必死に食おうとしている人は橋口氏も含めて数多くいるのです。

常勤+非常勤13.8パーセントはもう食べるために必死、という様相があります。

常勤のみ33.8パーセントの給与水準は私立クリニックや福祉関係心理職だとかなり低い水準で抑えられていることも多いです。

年収300万円台以下の臨床心理士給与はちょうど合計50パーセント。

必死に食うや食わずの生活をしている人々も多いでしょう。

ハローワークインターネットサービスで検索すると心理職のアルバイト時給は1000円台で、薬剤師、看護師には敵わないものの、まあアルバイトだけでもなんとか生活はできるでしょう。

(動画)

次に「2.」の一生懸命働けば500万円から600万円ということですが、これは「誰でも可能」というわけではないと思います。

総合職公務員なら40代後半で1000万円プレーヤーもいます。

そして細々と非常勤生活、あるいは掛け持ちで様々な心理に関する仕事を重ねてやっと50代になって500万円を手にする人も多いでしょう。

それは心理の世界に人生を捧げて苦行を強いられたもはや尊いカウンセリングサクリファイスと言ってもいいでしょう。

そして公務員、総合病院に勤務できるのはほんのごく一部のエリートです。

経歴が素晴らしく、誰とでもうまくやっていけるだけの人間性があり、コネも十分、苦労をいとわずサービス残業どんと来いの人が多いかもしれないのです。

大学教員への道は臨床心理士バブルが弾け、誰でもが、例えば学部卒で雑誌に寄稿していたぐらいの業績でも大学教員に登用されていた時代もありました。

ところが今は博士号取得者、研究業績満載でも公募准教授のポストは高い競争率です。

しかもFランワンマン学長大学だと給与水準はかなり低く抑えられます。

常勤公務員から私立大学教員に転職すると退職金積立ての長期共済は一旦ストップします。

公務員は25年以上勤めると退職金はうなぎ上りになるのですが、その権利を捨てることになります。

そして橋口理論には決定的な誤ちがあります。心理職の求人は少ないです。

さて、最後の「3.」です。

「心理職なんか儲からないぞ」というノイジーマジョリティーに対し、実は実家がお金持ちだけど何も言わないサイレントマジョリティーが多いのではないか?

というものです。

確かに心理大学院に行く時点でその人は一般就職を捨てています。

院卒者臨床心理士、公認心理師合格率6割というのは高いようであとの4割は何度受けても受からない、中には10年近く臨床心理士を受け続けた人もいます。

高い学費を払って国内外の学部や院に進み、不合格だったらその後の人生どうするのでしょう?

実家が金持ちだったとしても親パワーで一生生きられるだけの資産がある家で育った人はそう多くはないでしょう。

それに「心理職で生活できるか」という本旨とは違うのではないかと思います。

普通の家庭に生まれ育ち、Fラン大を出てレベルが高い私大大学院学歴ロンダリング、さらに医学博士号を取得するために医学部博士課程に入学しながらバイトに明け暮れ、その間に結婚、糟糠の妻が生活を支えて大学教員になったという話も聞きます。

神戸女学院大学人間科学部心理・行動科学科の初年度納入金額は1,507,000 円です。

確かに高い学費を払える良家の子女も多いかもしれませんが頑張って学費が安い国公立に行き、そのまま院に進み非常勤で食いつなぐワープアマジョリティーも多いと思うのです。

こんな事を言うと橋口氏からはノイジーマジョリティーと言われそうですが自称孤独死確定の橋口氏、そしてぼくもお金持ちでは決してありません。

こんなやくたいもないブログを書いている時間があったらセ◯ブン◯イレ◯ブンで働いた方がよっぽどいいのではないかい?

と思うのです。

長時間労働サー残漬けで実質時給300円の心理職として今後ともみなさま一緒に頑張りましょう。

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◯ 主治の医師は指示しなければ死ぬ。公認心理師は指示がなくても死なない。患者さんは死にます。

医師の指示依頼書を出したら5千円取られたという話の続きです。

ハイパー電凸ブロガーとしては厚生労働省公認心理師制度推進室に電話した後に日本医師会にも電話して聞いてみました。

その前に上司医師にこの場合に患者さんから文書料を取るのが適切かどうか聞いてみたら、「うーん、保険診療外の文書は書いたら取るかな?」とのこと。

で、もし僕がそういう請求を外部機関から受けたらどうしますか?と聞いたら「ひなた君と僕とで支払い半々にしようか」とのこと。

「違うでしょ」と僕。

次に日本医師会に電凸して聞いてみました。

担当者「所轄の厚生労働省◯◯局に聞いてみて、こちらで判断してみたのですが、行き違いですね。」確認したら、主治の医師の指示は口頭で可だそうですね。医師は患者に指示をしたらお金がかかることを説明しましたか?

僕「していないみたいですねえ。」

担「じゃ、それで話し合ってみたらどうでしょうかねえ」

この件で医師がどんな思いをしたか推察してみます。

例えば1人の心理職が不手際だと患者さんや家族から糾弾されて、職場の上長、所属団体の日本臨床心理学会、都道府県臨床心理士会、公認心理師協会、日本臨床心理学会など当該心理職が所属している全ての学会や厚生労働省に内容証明でも出されたら

僕だったら泣きながら退職してもう心理の仕事はしないかもしれません。

内容証明(PCからでも出せる)というのは「おたくの団体の会員のひなたはこんな悪さしてることを通知するよ。法的最終通告だから、この内容証明に然るべき措置をしないと訴訟提起するけど?いいの?」という受け取った側の団体にとっても大変恐ろしい書簡です。

今どきはどんな団体でも顧問弁護士がいます。医療過誤で訴えられることをある程度想定している医師でも各団体から照会があってそんな事態になったら他の仕事は全部すっ飛びます。

さて、そうした経緯で医師が請求を諦めたとしてもイヤな思いをしたのは患者さんです。そのケアは?

厚生労働省の運用基準は医師団体の強力なゴリ押しによって決まりました。

開業心理師が医師の指示を受けなければならないなんて無茶じゃないですか。

以前開業心理師北川清一郎先生もその問題点について指摘していました。

公認心理師試験に頻出の薬剤副作用があれば心理師は「主治医の先生に相談してね」と言います。

「今飲んでるメジャーを半分量にしてベンゾジアゼピン系を抜いて自己判断で抜いていた眠剤は毎晩しっかり飲んで。寝酒もいいですよ。」というのは心理の仕事ではありません。

そんなバカなことを言う心理職はいないでしょう。

要するに医師団体は絶対服従を誓う、外部機関であってもそういう心理職が欲しいので、全ての権能を行き渡らせたいわけなのでしょう。

一人一人の医師は心理職に理解ある名医も多いのですが、団体になると豹変します。

感音難聴はストレスと関係していると言われていますが、1日百人単位の診察をしている耳鼻科医に主治の医師の指示を求めても「ナニソレ?」状態でしょう。

厚生労働省も公認心理師が指示を受けるに際して協力を求めるような通達を出していません。

要するに公認心理師は足場となるハシゴがない状態、徒手空拳で「医者のいうこと聞かないと資格剥奪だからね」と脅されているだけで、そのためのガイドラインは何もありません。

公認心理師は法の定めがある主治の医師の指示受けを求め、こんな危険性があるけどどうします?という依頼書を出します。

それがカルテに綴られて忙しい医師が見落としたり無視したとします。

そして患者さんが自◯でもしたら、医師は不真性不作為による◯人罪に問われる可能性があります。

心理師はきちんとカルテに記録しておけば指示なしにつき何もできなかったという無実が証明できます。

医師は傷害や業務上過失致死傷罪に問われる可能性もあります。

医師専権の医行為は通常人と異なる高い専門性による注意義務があります。

そこで指示受けを依頼する公認心理師の文書の中で危険性を指摘して、それに対する注意義務を医師が懈怠したら民事上では債務不履行、不法行為に対する損害賠償請求権が発生します。

僕は気が弱いので「どうしてこんな事態になったんですか?」と詰め寄る遺族に対し、力ない表情でカルテ開示請求権について説明します。

うっかりその場でコピーを渡してしまう心理職もいるかもしれませんが、それは法律上何の処罰もされません。

公認心理師活動領域によっては主治の医師の指示依頼書の写しを渡すことについて何の法的縛りがないことも多いでしょう。

さて、精神科医すら大部分が知らないこの42条2項について、多忙な腫瘍科医が受け取って戦場の現場にいる中で何だかよくわからない文書に対して口頭でも指示出しができるでしょうか?

心理師も多忙なのでカウンセリング、会議、講義、出張や研究会が詰まっています。

お互い多忙だったら文書でやりとりするしかないのですが、保険点数にはなりません。

いっそのこと保険診療点数化すればいいと思うのですが、今回の中央社会保険医療協議会でもそんな議論があるわけではなかったです。

心理師が身を守るためには全てを文書化して、患者さんが自費請求された、それについて患者さんが怒った。カウンセリングからスピンアウトしたなら全てそれを診療録に記載しなければなりません。

実際こういった記録の重要性については僕も様々な医師の講義で叩き込まれていますのでその通りにしています。

文書料支払いについて患者さんが怒るというのは当たり前の事です。

多数を占める良心的な医師、傷つきやすい患者さんに対してこの仕打ちはないだろうと僕は思うわけです。

民事上では公認心理師法のこの条文は心理師さえきちんと指示を受けようとしていれば、医師に対して債務履行義務を追及できます。

またその結果についても債務不履行による不法行為の損害賠償請求ができると解します。

医師団体が「やれ」と言ったことを唯々諾々と受け入れたことは精神領域にかかわる全ての医師が迷惑を被るという結果になったものだと思います。

というわけでこの記事も厚生労働省等に送信しておきます。

(絵はちみり画伯)
千美梨:ワタシのことホントに好きなの?
僕:好き好き好き!

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◯ 公認心理師で収入up!ステップup!を目指す

地に棹させば非常勤、働き口はなかなかない。バイトは時給1000円ファミレス程度。

とかく心理は生き辛い。

で、お金がかかる私立大学院卒後、さらに勉強か必要で研究会に出るのですが特に勉強に費やすお金が高額です。

お医者様と一緒だと研修会上限価格設定が1回◯万円、書籍代年間数十万以上、というのが僕の場合で、家庭持ちにとってはなんとヤクザで道楽者の仕事でしょう。

ただ、生き方によっては心理職は公認心理師資格を手にステップアップかつ収入アップ可能かもしれません。

そこで以下、本人から了解を取らず、何のインフォームドコンセントもないまま、改変して(唯一の倫理的配慮)ステップアップ事例を紹介してみます。

事例1

A君:私立名門大(GMARCKKDRクラス)卒後x県駅弁院卒、新卒で△市教育相談所非常勤月収20万、途中からスクールカウンセラー週1、年間税込収入350万円を33歳まで。

結婚を意識した交際相手ができたので、彼女の了解を得て全国都道府県市町村の常勤地方公務員試験を受験しまくり運良くy市、心理職初採用の自治体に3倍の倍率を突破して合格。

経験値加算含め手取り20万円+ボーナス支給。年収だいたい手取り300万円。一見ランクダウンに見えても健康保険、国保支払いはしなくて済み、健康診断も家族を含めてタダで受けられ住宅手当もつき、福利厚生抜群。

彼女と2人で働けば十分暮らせる物価、小額ながら年々昇給、長く働けば係長、課長補佐待遇も見込めます。

公務員は25年以上働くと退職金がかなりアップします。

地縁のないところでも全国どこでも常勤求めて行くぞという彼の一念が実りました。

事例2

スクールカウンセラーフニーター女子Bさん

Bさんは都市部でスクールカウンセラーをしていましたが、毎年採用試験があり、そこをくぐり抜けないと次年度の採用が保証されていません。

都会なので週1枠、隣県もそこそこベッドタウンなので週1枠、その他の時間はスーパーでマネキンのバイトをしたりとなかなか経済的に困難な生活をしていました。

そこで彼女は一念発起、日本地図を眺め、そして友人たちから情報収集をしたあげくに割と田舎だけれども隣県も心理資格者が少ない場所を選び取りました。

そこで彼女は2つの県を受験、ここは毎年採用試験はなく、ほぼ永続的に非常勤採用をしてくれます。週2枠、週3枠も可能です。

ただし、Bさんは車の運転ができません。

そこでまず今の住居でなけなしの貯金をはたいて免許を取得しました。

あとは引っ越したら安い中古の軽自動車を買って通勤すればいいのです。

その後、のんびりとした雰囲気の学校を週4日働いています。週1日は地元のクリニックでアルバイト、クリニック勤務ということで精神医学の知識ありということで働いている学校でも信頼を得ています。

ここの地域は農業地帯で物価も家賃も安く、Bさんは気楽にのびのびと生活しています。

事例3(失敗例?)

Cさんも非常勤かけもちで働いていました。あちこちの医療関係人材派遣エージェントに登録していたところ、とある大企業からオファーがあり、人事部付の心理カウンセラーとして4月から契約社員として採用されました。

手取り25万円で20代としてはなかなかいい待遇です。

面接時には契約社員3カ月後には正社員登用と言われていました。

その企業では昨年度に長時間労働が原因と思われる、自ら命を絶った社員で2人いて大々的なニュースになったことから、今後メンタルヘルスに力を入れていきたいとなかなか前向きな人事部長の話。

Cさんはやる気になってカウンセリング、北海道から九州まで支店を回り、メンタルヘルス状態がどうなのか全従業員から話を聞き、レポートにまとめて提出、それなりに忙しい日々を過ごしました。

採用から2カ月経ったある日、人事部長に呼ばれ、「うちのメンタルヘルス部門はは健康管理室が一括してやることになったから人事で公認心理師の正式採用はできないんだよね」

とのことで、解雇2週間前の通告、給与を1カ月前払いしてもらいました。法的には何の問題もありませんが、6月という中途半端な時期でどこも心理職の採用はしていません。

その後ニュースで報道されたのは、同社は公認心理師を採用してメンタルヘルス対策に熱心に取り組んでいるという内容でした。

おかげで労働基準監督署の監査も無事に終わったということです。

Cさんはそのために短期間採用されたということに気付きました。

途方に暮れたCさんは残り10カ月ぐらい保険会社テレアポ営業のアルバイトをしました。

固定給時給1300円に歩合性で営業成績を上げて月手取り30万円。物柔らかな言い方で、頭のいいCさんは保険商品の仕組みやメリットを丁寧に説明できたのです。

そしてただのアルバイトからスーパーヴァイザーに昇格して手取り40万円、このまま営業の仕事をしてもいいかなと思っている反面、4月採用の心理職の試験を受けるために履歴書を送りまくっています。

履歴書だけでなく、先日紹介したようにこころJOBやエージェントを使うと紹介でいいところに就職できますのでやってみましょう。

心理職は営業センスがある人も多い、というのが僕の印象です。

実は僕も営業経験ないにもかかわらず企業で「心理学を応用した『売れる営業マンになるため』に」という内容の講演を担当したことがあります。

なんとかなるものです。

(おまけ)

同僚臨床検査技師Tさん:ひなたさん最近痩せたんじゃない?

僕:1カ月で5キロほど。
Tさん:どうしたの?

僕:うーん、最愛の妻が行方不明になって連絡取れなくなったり、そしたら狙いすましたように次から次へと仕事が舞い込んで来て、ほら、うちの職場きっついじゃないですか。

だから休職したEさんの代わりにレセプト業務もやってて。夜遅くならないと帰れないし。メンタルダメージダイエット、MDDですね。Tさんも体重気にしてたじゃないですか?やってみます?

Tさん:うーん、俺は謹んでお断りしておくよ。ひなたさんSSODだねえ。

僕:それナニ?

Tさん:さぞ(S)それは(S)お辛い(O)でしょう(D)

(おしまい)

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◯ 公認ピン理師橋口誠志郎さんに取材するつもりが逆に色々聴かれました

さて、以前から僕が取材をしたいと狙っていた爆進公認ピン理師YouTuber橋口誠志郎先生ですが、憧れと情熱のプッシュ(ねじ込み)の甲斐あってお話をすることができました。

1.端緒

僕:あの、橋口さんは小児のトラウマ治療やアドラー心理学にいろいろいろいろいろと

橋:いや、学派にこだわっているわけではないですよ。考え方のひとつとして理論を使っています。

結婚もしてないし子どももいないけど理論は役立ちますし好きですね。

認知行動療法やアドラー派が好きですけれどもまあそれだけにこだわっているわけではありません。実際にはその場に応じて面接してます。

僕:僕もそうですがカネにもならないのに公認心理師受験対策とか熱心にやってらっしゃいますね。どうしてですか?

橋:自分の楽しみのためですね(笑)。だってコメントとか再生数とか伸びたら嬉しいじゃないですか(笑)。ブログ10年以上やっていて自分の思想を広めたいということではなく「暇つぶし」で、人のためにと思ってないんです(笑)。

僕:えと、それだけ本音だと記事になりにくい

橋:確かに(笑)。

僕:えと

橋:好きだからやってるんだと思います。たまたま周りに試験を受けてる人、落ちちゃった人たちから相談されることが多いし。なぜかそういう動画UPすると再生数伸びますしね(笑)。

僕:じゃ、そおゆう人たちのためになりたいと。

橋:いいえ。それはあんまり思ってないですね(笑)

僕:・・・えと、話ずいっと戻って何故心理のお仕事を選んだのかについてですが。

橋:自分のブログのプロフにも書きましたが元々科学者になりたくて理科の先生になりたいと思ってたんですが、理数もわからなくなってそれで英文科に行ったんですね。教師になりたかったからで英語をやりたいわけではなかった。

で、将来が霞んで自信がなくなって心理学、哲学、宗教の本読んで友達と話し合って加藤諦三先生の本を読んだりしてですね。こういう(心理の)道もあるのかと。

僕:僕はクライエントさんが聞いたら激怒するかもしれませんがぶっちゃけ他にできる仕事もないし食いつめてこの仕事やってる感もありますけど、お役立ちになると嬉しい、だから好きな仕事かな?と。

橋:この仕事は深い話ができて「やって良かった感」がありますね。ありがとうって言われますしね。自分が楽しいかな。と

僕:ところでまた話ずいっと変わって橋口さんのYouTuberの活動、最初僕のブログに橋口さんの記事を掲載して、それをまた橋口さんがYouTubeにUPして、それを見たら何て間延びした話を引っ張るくどい人だろうとか、と思いました。

あと、どてらみたいなの着てスーツ着りゃいいのにな、と思ったり、でも何本か見てるうちにこれはありかなと。

再生数16とかもありますが、1400とか2000とかあって、見てる人は少ないなあと思うかもしれませんけど僕はこれ、すごい再生数だな、と。

発信者の立場になるとよくわかります。

で、YouTuberになってから仕事のオファーがあったと?(だんだん何を喋っているのかもう頭の中がわからなくなる)

橋:公認心理師講座やらないかという話が2件、公認心理師についての講演をして欲しいという話が2件ありました。

僕:今後の展望っていいますか人生これからどうします?(なんと失礼な質問だろうと思ったのですが、僕自身もこの先見えないので指南を仰ぐつもりで)

橋:僕も46歳になって十二指腸潰瘍やって老人になりつつあるのでもう老人に近づきつつある、倒れるまでは悔いのないように好きなことやってから・・・最後は孤独死でしょうか(笑)。

僕:今日は長時間お付き合いいただきましてありがとうございます。

ま、こんな感じで初めはお互いにwin winで細々と取材したりして、そのうちコラボしてなんかやって「橋口さん、今回は1億円しか払えないのですみません」「ちゃんと2億払ってよ」とかそんな風になれるといいですね。

橋:うーん1億じゃ安い(笑)。

僕:じゃ、1億5千万で。

橋:うまく間を取りましたね。ところでひなたさん、あちこち電凸とかしてますよね。あれはどうしてできるんですか?

僕:えーっと、クライエントさんが何していいのかわからないことがありますよね。そしたら保健所やら役所や福祉機関とか病院とか全部電話しまくって道筋つけてたんですけど。

で、これはイケナイことだと。クライエントさんの自立や主体性を奪ってしまうから選択肢をいくつか提示して選んでもらって自分でやってもらわないと。慣れてしまってたんですね。

橋:なるほど、やっとわかりました。

僕:ただ、ブログは読む人の役に立つでしょう。一方的な情報発信なので。例えば受験生が1万7千人という情報を聞いたらすかさず載っけてます。ただ、僕は弱小ブロガーなんで(謙遜してみただけ)

橋:いやいやひなたさんはウリとして絵を載せたり、ちみちゃんとの会話、これが面白いんです。これからも頑張ってください。

僕:はい、また第三の何かを見つけられるよう頑張ります。コンプリメント(賞賛)与えられちゃいましたね。(あれ?どっちがインタビューしてるんだ?)

以上、1時間ぐらいお付き合いいただいて、橋口さんは始終爆笑に高い笑い声で対応してくれました。

そこで心理職の端くれとして思ったことですがこの人は気が弱いに違いないということです。

始終明るそうに振る舞うのは一種の防衛で、その裏側にある孤独感や劣等感を補償する心理機制が働いていたような気がします。

(心理職同士はお互い分析し合うやなヤツなので、橋口さんがUPしていた動画にもありましたが、職業としてサービスを受ける側になっても構いませんが、こういう危ない連中と個人的にかかわることには大きなリスクを伴います。

僕は電凸やクレームは大事な人や制度を守るために時には(あるいはしょっちゅう)必要だという独自の哲学を持っています。

そして橋口さんは僕のことを狂っているに違いないと思って暴走bloggerに対し、君子危うきに近寄らずという一歩引いて冷静な態度を取っていたような気もします。

橋口様、続編があればまたよろしくお願いします。

橋口誠志郎さんのYouTube動画


(おまけ・ちみり不在につき代打で妹・看護師)

妹:兄さん、また女に逃げられたの?ワタシ子どもたちに次々に変わる彼女さん紹介するのって教育上すごく悪影響あるからからもういい加減にして欲しいんだけど。

僕:それは前の彼女までの話。ちみちゃんはちゃんと戻って来るよ、今年は2人で仲良く縁切り寺に初詣に行ったんだよ。(本当)2人とも病気やお金がないとか悪縁が切れるようにってさ、ハハハ。あれ?ちみちゃんなんだか絵馬2枚買ってたな?

(おしまい)

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