ひなたあきらのおけまる公認心理師たん

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。ほか心理学全般についての考察も進めていきます ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

カテゴリ: カウンセリング

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僕の公認心理師・臨床心理士の開業独立話

1 はじめに

職場をやめるつもりでツイートしたら、僕のツイートでは珍しく500を超えるイイネ!がついて後押しされて勇気づけられたのですが、僕自身、将来をにらみながら決して高い給料をもらっているとは言えませんが、開業独立を考えるに当たって懸念事項やら今考えていることやらつらつらと考えてみます。

2.そもそもなぜ開業を考えるに至ったか

現職、産業一医療領域での勤務は、そこそこ恵まれた環境で行っております。給与はカウンセリングや心理テストの件数にかかわらず一定額もらえます。人間関係もそこそこ、よくもなく悪くもなく、仲のいい医療職の同僚もいます。上司は変わることもあり、気の合う上司、合わない上司がいるというのは一般企業でも同じです。

僕の働いている職場はワンマン社長がいるわけではないので別に上司に人事権があるわけでもなく、上司が僕のことを気に入らないからといってクビになることもありません。

どこの事業所でもそういうところは多いのですが、メディアにかかわったり、副業をやろうとするとかなりハードルが高いです。僕も実名で投稿して某サイトに掲載して原稿料をもらったことがあるのですが、内部決裁でかなり時間がかかったのを覚えています。

やはり動め人になるとその勤務先の「顔」があるので自由は効きません。書くことも好きなので(このブログ記事だけで 13,00 記事以上あります。)きちんと表に出て書いたり人前で話したり、好きなことをして稼ぎたいなあと思ったわけです。

そこでフリーになって仕事をしているツイッタラーのRさんに話を聞いたら「やっちゃえやっちゃえ!早くこっちにおいで!」とたきつけられて「おおそうか」と思い、開業なんかしたら忙しくなるし、このブログも書けないだろうし本名で仕事をするのかなあと思ったら同じくフリーのMさんに「ダメ、絶対、ひなたの名前は捨てない方がいい。ブログも続けなさい」と言われたので、多分一生ひなたあきらの名前でこんな風にやっていくのだと思います。2018年からこの名前を使っているのですが、結構愛着があります。

3 収入のあて

はっきり言ってほとんどありません。たまに記事にしていますが、原稿を投稿している程度です。あとはオンラインでもオフラインでもカウンセリングをしようか、開業のかたわらでもし採用してくれるのならばどこか非常勤でアルバイトでもしながらふらっと働こうかなあぐらいしか考えていないので、いつもどおりとても無謀だと思っています。

法務局に行って登記をするという以外に個人事業主のなり方もわかりませんし、(税務署に開業届を出すのが正解だそうです。)経理のこともさっぱりわかりません。ということを一昨日開業公認心理師の知人のY さんに話したら「え、何とかなるわよ。会計は会計ソフトあるし」ということで割とハードル低めかな?開業しか勝たん、とまあワンチャンやってみようかと思ったわけです。

元々僕の職歴にはフリーだった期間もあり、それで非常勤はイヤ、常勤がいいと思って今の職場に就職したわけです。ところがこのブログを始めたり、Twitter がきっかけである程度、というか結構知り合いができたので、そういった人とのつながりを重視して自由にやっていきたいなあと感じました。

今回は以前非常勤生活で食べられていた時+ αぐらいで最初のうちはまあいいかなあ、失敗するかもなあ、でも失敗してもいいや、今の日本だから何かしら仕事はあるだろうし、心理じゃなくてもその気になれば何か食べられるだろう、少なくとも飢えて死ぬことはないだろう、と割と楽観的に考えています。

ブログを書き始めてからでしょうか。開業の感覚を身に付けるために「個人相手の営業はどうするか?」→講演会や事務所でお茶会とかやってまず馴染んでもらうことが必要じゃね?とか、法人相手ならば、まあ中小企業対象になるだろうから、商工会議所でも入って顔を売らなきゃいけないかなあ、とか、読んでいるみなさんとしては実に危なっかしい「こいつは大丈夫だろうか」という疑念を抱かれて当然のことをやろうとしています。

何やらいろいろ試行錯誤をしているうちに 3年目ぐらいから食べられるようになればいいかなと思っています。今は YouTube を始めとしていろんなメディアがありますし、コロナを機としてオンラインでのビジネス形態も広がっているので、その気になればどこでも仕事はできるでしょう。

4.おわりに

こういった無謀な辞め方をみなさんにオススメしているわけでは決してありませんし、常勤から非常勤になるのをもったいないと思う人たちも多いでしょう。ただ、自分でわかっているのは、自分という人間と生まれてから今までずっと付き合ってきたので、よほどのことがない限り、自分自身であるということは変わらないわけです。それはどんな形態でどんな仕事をしていても同じです。

一時国境なき医師団のようなところに入って在外で心理職をやろうかなと思ったのも機会があればやってみたいなあという気持ちがあり、一生日本に帰国しなくてもいいやぐらいの覚悟もあります。人生は一度きりなので思うようにやってみたいと思っている次第です。

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スクールカウンセラーは不登校を減らせるか?S女史と対談

1.はじめに

スクールカウンセラー制度導入後不登校数が減っていないというニュースを受け、当ブログのブレーンでもある切れ者S女史と話してみました。

2.会話

S女史:週1、場合によってはそれ以下の間隔という構造だとSC一人でなにかするというのは全く現実的でないような気がするわね。

それこそ、SCはコンサルテーションという形で動いた方が機能しやすいと思う。けどその場合、コンサルティーとなる教諭側の理解や能力、対応活動時間が…

というわけで、チーム学校は最初から破綻している絵に描いた餅な気も…それぞれの現場では各々精一杯頑張っているだろうけど、無理して精一杯やらないとどうにかできないなら、制度や体制に瑕疵があるんじゃ?

例えばね、医療の話をするとさ、英国NICEでは破綻しているけどさ、段階的ケアモデル、stepped cere modelに基づいてうつ病等メンタルヘルスの支援体制を築いている。

日本でも緩和ケアの方にも基本的緩和ケア、つまり主治医や看護師によるプライマリーな緩和ケアと専門的緩和ケア、緩和ケア医や麻酔医、サイコオンコロジスト等の専門家と専門支援チーム、緩和ケア病棟と分けて、基本的緩和ケアについての普及を狙っている。

学校においても、児童生徒の心理的問題について、全ての教諭がもう少し知識な対応能力を身に着けて、基本的支援をできるようになると、コンサルタントとしてのSCも機能するのではないかと。

僕:例えば常勤のスチューデントカウンセラー、そしてスクールカウンセラーは博士号を持つような専門家が地区を統括するという考え方もあるよね。

日常的な児童生徒のケアはスチューデントカウンセラーがやる。そして学校全体の体制作りは上位のSCがやってそれぞれの役割を分担する。スチューデントカウンセラーは健康な生徒の一次予防に努める。student mental counselerのような。アメリカのスクールカウンセラーは大抵校長、副校長と同格の管理職。

そういった外部性を明確にした上位のスクールカウンセラーがいじめや虐待など児童生徒の生命にかかわる問題について主導的にかかわっていく。

もっと話を広げれば、児童生徒の健康に直接関わっている養護教諭やスクールソーシャルワーカー、SSWにももっと権限を持たせないとどうにもならない。日本でも養護教諭が校長に登用されることはあるけれどもごく少ない。

心身の健康管理責任者としての養護教諭の役割は大きい。大家族で上の子が下の子を育てるヤングケアラーの問題なんかは子どもに直接接することができる養護教諭、SSW、SCが独立機関として、校内にいても外部性や第三者性をもっと持たせないとダメだね。

そうやってチーム学校の概念を変えていかないと不登校は減らない。僕はチーム学校概念を大幅に変革していかないと、Sが言うように医療モデルを取り入れていってもいい。

S女史:そうできるのが一番良いのかもね。何でもかんでも教諭に任せすぎ。だから例えばスチューデントカウンセラーが基本的支援から担っていき、スクールカウンセラーはマネジメントやコンサルテーションを行う。ティーチャーはメンタルヘルス知識を持ちつつもティーチャーとしての役割をまっとうすることも大事。

そうでないと専門性がケンカして争いあって結局は不登校は減らないということになるのでは?

僕:日本でのスクールカウンセラーは行政職一5級で、地方部局によっては黒塗りの車で送り迎え待遇。それは形式上だけでチーム学校概念の中では教員と同格に位置づけられている。待遇と実情と制度が交錯しているのは混乱と言ってもいい。

3.おわりに

僕は以前からチーム学校制度には反対しています。チーム学校では外部性を持つSCやSSWは管理職ではない教員と同格に位置づけられていて、管理職の指揮下にあることになっています。

どうせチームを編成するのならば、管理職への報告はするとしても、養護教諭health teacherにもっと権限を持たせ、SCや SSWとの連携をまず行い、不登校児童生徒の心身の状態、環境を把握して担任教員とも十分に情報交換を行い、方針を決めることができないとならないのではないでしょうか。

A君が学校に来なくなった。管理職はそれを把握している、それに対して何の有効な介入も専門家に対してさせていない。

これが日本の不登校の現状です。いくら専門家を投入したとしても専門家には権限がなく、介入の力もひどく弱いということでは不登校が減らないというのは当たり前という気がします。

実際、僕も小中学校約30校のSCをやりましたが、学校による温度差はものすごいもので、管理職がカウンセリングアレルギーのような学校も実際にありました。

ただし、ほとんどの学校は養護教諭、SSW、担任との連携はよく取れたので、もっと情報交換をしながら実際に介入するべきチーム編成は現在のチーム学校とは違ったチーム形態になると思うのです。

かなり僕の考え方も偏っていることはわかるのですが、ひとつの話題提供としてこの記事を書いてみました。

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○ スクールカウンセラーは不登校を減らせるか?

1.はじめに

スクールカウンセラー(SC)が全校配置されているにもかかわらず不登校、いじめの数が増加していることが話題になっています。確かにSC配置は不登校、いじめ対策の一環として導入されたという経緯はあるのですが今「果たしてスクールカウンセラーは不登校を減らせるのか?」という大きな命題を突きつけられています。

2.不登校の構造

不登校にはさまざまな要因が輻輳して絡んでいるものと思います。はっきりとした統計を取った数値ではないのですが、僕がSCをしていた時の経験からすると「環境因」は大きかったような気がします。

学業不振、知的・発達の障害(特別支援学級に入れれば登校できることは多いですが親が猛反対している)、虐待による登校禁止、ヤングケアラー(子だくさん家庭で下の子の面倒を見なければならない)、貧困(お風呂に入れない→恥ずかしくて学校に来られない)、いじめ、学級崩壊による不適応感、部活での孤立感etc…です。

3.SCの役割

僕ら心理職は児童生徒、保護者のメンタルヘルス状態をカウンセリングをすることによって安定化を図ります。そして教員から相談があれば不登校児童生徒を登校させるためのコンサルテーションを行うことになっています。

しかしながらこういった不登校対策は教員が抱え込まなければならないことがとても多いです。

これに関しては教員もかわいそうだなあと思うのは、校長を頂点とした管理職からせっつかれていて、管理職も教育委員会からのプレッシャーがあって、日常的に児童生徒を見ていると言っても数十人の子どもたちを抱えている教員は部活顧問を土日に行いながら青息吐息で子どもの家庭訪問をしています。

週イチSC、名古屋市では常勤化したというものの、SCがこういった環境に介入していくことはとても難しいことです。

僕の私見ですけれどこれは何が悪いのかというと「チーム学校」の概念が相当に関連しているような気がします。SCは学校というチームの一員です。ただし管理職、校長、教頭、主幹、事務長の下に位置づけられています。

学級経営を実際に行っている担任や学年主任、特別支援コーディネーター、相談担当教諭と学校の中の役割分担は複雑多岐に絡まり合っています。

アメリカのようにSCが大きな権限を持つ独立機関として場合によっては校長に命じることはできないですし、公認心理師試験に出て来るような、SCが主導的になってプロジェクトチームを作る、というような事は現実には行われていません。

カウンセリングで個人に介入することはできたとしてもSCは環境を変えることはできないのです。

学級に入れない子どもを実際に教室復帰させたことはSCとして働いていた僕にも経験があります。

家庭訪問を何度も続けて相談室登校、保健室登校から教室復帰と丹念に計画を立てながら何人か教室復帰をさせてきまましたが、それはその子の登校に向かう心的準備体制が十分にできていたからで、決して僕1人の力で行えたとは思いません。

あと、学校から離れた場所にある、教室に入れない子たちの支援教室に足しげく通って、不登校である自分に対して強い劣等感を持つ子どもたちのありのままを認めて励ましに行っていました。

結局、学級不適応を起こしていた子どもたちはそういった支援学級を通じて無事高校に進学できた場合が多かった、不登校から引きこもりという子たちは支援学級に来ていた子たちにはいなかったと思います。

学校が怖いからということで夕方から夜にかけて登校してくる子どもと長い間雑談したりと、SCは僕にとっては生の子どもたちの本音を聞ける、とても貴重な体験でした。

だから僕はツイートもしたのですがSCが持っている役割は子どもを学校に来させるためでなく、子どもと保護者の心情を安定化させるためだと思うのです。

SCが期待されている役割としてはいじめや非行に関する対応もあります。いじめる側といじめられる側両方の相談対応をしなければならないことになるのでしょうけれども、まずいじめられた側は「言いつけた」「弱い自分を認めなければならない」ということでの抵抗があります。

そしていじめた側といじめられた側双方のカウンセリングを行うことは弁護士で言う「双方代理」になり、両方からの信頼を損ねることになりかねません。

4.おわりに

ないないできないとSCの側に立って言い訳ばかりをしているように読み取れる記事になってしまいましたが、SCにとっては教職員との協働協業はとても大切なことです。

僕の個人的な見解としてはチーム学校概念ができてから不登校が増加していて、不登校要因はSCにある、とかSCは役に立たない、と結論づけるのではなく、SCの持つ理念である「外部性」を重視しながらの協業体制を作ることが大切と思えるのです。

文部科学省の見解については何が不登校やいじめの要因になっているのかという分析をしっかりとして欲しい、その上でSCの運用、活用の計画をしっかりと立てて欲しいと思います。

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○ おかゆ先生野良カウンセラーについて大いに語る

少し前、筑波大で先生をしている原田隆之さんが無資格、あるいは怪しい資格を持ったカウンセラーのことを「野良カウンセラー」と呼んでいたのについて開業公認心理師にして臨床心理士 YouTuber 岡村優希先生(おかゆ先生、京都 CBT センター所長 岡村優希@yuukinoaru )がこの記事について動画で語っていました。

おかゆ先生が触れているとおり、Twitter ではカウンセラー選びは気をつけなければならないというツイートがあり「野良カウンセラー」という言い方そのものについても品がないという書き込みもありました。

どうも原田さんは病院勤務のカウンセラーを想定して話をしているようで、おかゆ先生自身が「これは私設開業カウンセラーの自分も野良カウンセラーではないか」と傷つかなくてもいいのに傷ついてしまったと述べていたのです。

以下おかゆ先生の主張(ひなたの意訳・間違っていたらごめんなさい。)

・臨床心理士や公認心理師は 1 回のカウンセリングで数万取ったりはしないし倫理上できない。

・原田さんが言うとおり「しっかりとしたカウンセリングを受けないと傷つく」というのはまあそれはそうだろう。

・病院カウンセラーじゃなければ野良ならば俺も野良道を貫いてやんよ(若干投げやり気味)

・そもそも臨床心理士・公認心理師を持たないカウンセラーはなぜ流行っているのか知る必要性がある。そこには資格の素晴らしさ以外にも野良の良さがあるのでそこを分析しないと。

・だいたいにおいて○○上級カウンセラー、とか勝手に作ったとしても一般人にはその違いはわからない。「はぁ」という感じしか抱かないだろう。(僕は公認心理師協会が創設した認定なんちゃら公認心理師について語っているのかと思いました。※(面倒なので正式名称は調べません。)

・過去に有資格カウンセラーにカウンセリングを受けたとしてもそこでカウンセリングの失敗があった場合は無資格カウンセラーの方になびいてしまったのかもしれない。

・話を聞いてくれるだけだと物足りないと思う人もいる。そこで的確なアドバイスをされる
となるほどと思ってしまう。

・無資格でも YouTube をやっていたり、ブログをやっている個人の知名度は大きくて、人
生経験が豊かで瞬時に質問に解答したら頼りになるだろう。

・臨床心理士や公認心理師は自分を売り出すことはしない。カウンセリングというものはクローズドなものになっているけど、著名カウンセラーは動画で公開カウンセリングをしている。その光景を見て、弱っている人だったらその悩んでいる心に突き刺さることがあるだろう。

・有資格カウンセラーはカウンセリングそのものがイメージしづらくなっているが、無資格カウンセラーはわかりやすいベストセラーの啓発本を出して有名になっている。「なんとかの7つの方法」とかそんなすぐに治りそうなキャッチコピーをつけているが、そんなもので実際によくなるはずはない。

心理学もけっこう陳腐なものを使っていて、出典も曖昧、ただし誰にでもわかる内容(僕の意訳)。でも人を魅力的にひきつける力は強いし自己理解が促進される。資格うんぬんよりも人柄っていうものが大きいのかな、と。

・というわけでこういった現象をおかゆ先生は憂えているものの、実際に研究をやったわけではないので、誰か研究してくれないかなあ。研究したら泣いて喜んでおかゆ先生が取り扱わさせてもらう。

おかゆ先生もポスティングを業者にお願いすることもあるけれどもその際にポスティング業者の社長が熱い思いを YouTube で語っていたらそっちを選ぶかもしれない。

・みなさんカウンセラー選びをするときにはその地域のカウンセリングの相場の金額を調べましょう。10万円のカウンセリングを受けたら1万円のカウンセリングを受けるより10倍効果があるとか、そういったことはない。

・いいカウンセラーを選ぶには誇大広告に気をつけて。インフルエンサーだからといってカウンセリングが上手なわけではないので。カウンセリングを受けてこんなに良かった、というクライエントさん側の感想、というかサクラコメントに気をつけて。

・公認心理師をdisるわけではないけれども今のところ公認心理師を紹介するサイトはないので「臨床心理士に出会うには」サイトを参考にしてカウンセラー選びをするといいんでね?

等の主張でした。以前から僕は言っているのですが、認知行動療法家が全てキライ、悪いと思っているわけではなく、認知行動療法の中でも他流派に対して過度に攻撃的でエビデンスがない流派は滅びてしまえぐらいの勢いの人たちに対しては反発を感じます。

その点おかゆ先生は結構中立的で、心理学では少ない YouTuber インフルエンサーとして好感を持っていますし、認知行動療法を広めることで人々のメンタルヘルスに役立てよう、とか後進にも認知行動療法や心理療法の良さを知ってもらおうと熱心に努力をされていて頭が下がる思いです。

というわけでおかゆチャンネル動画をチャンネル登録、グッドボタン、コメントをしてTwitterフォローするのは賢い選択だと思います。

僕も確かに無資格者に対してのカウンセリングの不安もありますが「野良カウンセラー」という呼称もなんだかあんまり上品ではないなあ、原田さんはもっと中立的な物言いをしてくれないと心理臨床家全体がなんだかアグレッシブで、常に流派同士でケンカをしているような印象を与えてしまうという危惧を感じたのです。

ちな原田さんは僕が皇室報道について精神医学者片田珠美氏が診てもいない対象者について診断するのはおかしいという記事を書いた後に、同趣旨の「皇室報道についての片田珠美氏は診てもいないのに診断をするのはおかしい」と書いてくれていました。

原田さんは人の主張をパクるような人ではないので、ひょっとしたら大変な慧眼を持っていて、僕と同じ論点に気づいた素晴らしい人だと思ったので今後とも原田さんを応援していきたいと思っています。

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GO!GO!僕らの原田隆之さん。野良カウンセラーについて大いに語る

1.はじめに

今日は第4回公認心理師試験の合格発表日です。そこで僕も満を持して年間3日ぐらいしか消化していない、なけなしの有給を今日は取得しているので記事の執筆三昧の1日を送ろうと思っているわけです。

さて、原田隆之さんという臨床心理学担当の大学の先生がいます。あまり詳しくない方もいらっしゃるのではないかと思い簡単に説明しておくと一橋大学で社会学を専攻(略)現在筑波大学教授で(略)また「公認心理師の会」の司法なんちゃらの委員で(略)と大変どえりゃー先生であることは間違いありません。

2.原田さんの今回の記事

原田さんはインターネット上に定期的に記事を書いています。今回の記事は「野良カウンセラー」についてです。いわく、臨床心理士や公認心理師を取得した、キチンとしたトレーニングを受けたカウンセラーに比べて資格のないカウンセラーを「野良カウンセラー」と呼んでいます。

原田さんが言うとおり開業している「心理カウンセラー」はネット上で探す限り有資格者よりもアクセスしやすくなっています。

ちな、「カウンセラー」で検索をかけたところGoogleさんにお金を払って広告を掲載してある民間カウンセリング機関がいくつも出てきたので、さすが原田さんだと感心している次第です。

まあぶっちゃけ言うと原田さんは無資格カウンセラーは「先生」と呼ばれて肥大した自尊心を満たしたいとかそんな理由でカウンセリングをやるのはけしからんとか、トレーニングを受けていないのだからアセスメント(心理査定)ができないとか、無資格カウンセラーのことを徹底的にdisっています。

というわけで僕も原田さんがそんな認知の歪んだ自尊心を持っているはずがないので「先生」ではなくてさん付けで呼んでいる次第です。

また「野良カウンセラー」だけでなく、勢い余って臨床心理士等の「有資格者」に対しても自己流でフロイトやユングを解釈して勝手に使っているのはいかがなものかとか、認知行動療法家でもないのに数時間研修を受けただけで認知行動療法家を名乗るように我流で使っている、認知行動療法をやるならば数百時間の研修を受けるべきだと、同一職種に対しても返す刀でバッサリと切り込んで激おこしています。

まあそうですよね。平均年収300万以下が半数を占める心理職はきっと借金をしても自己破産をしてでもきちんとしたトレーニングを受けなければなりません。

きっと何年もかけて教育分析を受けて立派な精神分析家になったり、ユング研究所に留学してユング派分析家になれば原田さんも大喜びなのだろうと思いました。

あ、そうだ。原田さんが言うように日本はメンタルヘルス対策に300億円ぐらいかけて2〜3兆円に上るメンタルヘルス損失を防ぐべきだと。

そうであれば2〜3兆円の損失を回避するために国費で全ての有資格カウンセラーに数百時間のトレーニングを受けさせるお金を出してもらおう、もし原田さんがそれを公約にしてワンチャン今回の選挙に出馬していたならば僕は迷うことなく原田さんに投票していたことでしょう。

そうすると原田さんが「原田先生」になれたのに、と実に惜しい気持ちがしました。

原田さんは、野良カウンセラーが非常に宣伝がうまくホームページもキレイに作成している、それが人気の秘訣とも書いてありましたし、数万円のカウンセリング料金を取るのもけしからんと書いていました。原田さんが300億円出すべきだと言ったので、どこにその財源があるのかさっぱりわかりませんし、どうやって誰が財務省を説得してくれるのかもわかりませんが、そこは原田さんの手腕に任せましょう。

原田さんが認知行動療法以外の心理療法をdisろうとしているのはきっと僕の勘違いかもしれません。あと、原田さんが自分の流派以外の認知行動療法に対しても、なう激おこなのもきっと僕の勘違いなのでしょう。

まさか原田さんが自分の信念と異なる心理療法は全て否定して「原田療法」原田ン療法をやりたがっているなど、そんなことがあるはずはないのです。

原田さんのいつもの原田節は非常に耳に心地良く、血圧が上がりそうな感覚がするのもきっと僕の気のせいで、きっとその声を聞いたらASMRとなって何度聞いても同じ主張を繰り返す快感にきっと寝入ってしまうでしょう。

3.おわりに

僕は原田隆之さんの快刀乱麻を斬るような主張を何度も宣伝しています。そしてこの原田さん記事は実はなかなか人気があるのです。

今回も「野良カウンセラー」というなかなか誰もが思いつかない用語を作り出した原田さんのセンスには感心せざるを得ません。

決してTwitter界隈で揶揄されていて品のない言葉だと思われて、いくら誹謗中傷を受けていても僕は原田さんにずっとつきまとってついていくつもりです。

最後に一言、これだけ原田さんの宣伝をいつもしていますが、全くの僕の善意から行っていることであり、

謝礼はお断りさせていただいておりますのでどうぞお気遣いなく

今後とも舌鋒鋭い原田さんの言説を楽しみにしている次第です。新公認心理師になれたみなさん、これから(僕はあまりに山が高すぎてムリですが)原田さんのような立派な臨床家を目指していきましょう。

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