カウンセラーひなたあきらが公認心理師について考えてみた

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。 ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

カテゴリ: カウンセリング

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◯ ひきこもりとはなんだ?!

川崎事件では死亡した容疑者がこのように親族に述べていました。

さて、容疑者は死亡時51歳、無職、家のことはちゃんとやっているだろう、というのが彼の言い分でした。

ひきこもりの厳密な定義は半年仕事をしていない、学校も行ってないということだそうです。

この辺りは若年者のニート Not in Education, Employment or Training, NEET)の定義と重なるようですが、ニートは15歳から34歳までに限られています。

内閣府(pdf資料厚生労働省、日本臨床心理士会(未公表)資料をつらつらと読んでみたのですが、ひきこもりは時代とともに概念が変遷しています。

そして今問題になっているのがひきこもりの高年齢化で、40代以上69歳までの引きこもりが61万人いるという内閣府の調査結果が2019.3.29に出ています。

この調査はかなり精度を高めて調査したサンプルから母数を推定しています。

ただし、これはよく言われていることですが潜在的なひきこもりとしての女性のひきこもりは数の上に計上されていません。

女性のひきこもりは男性よりもかなり僅少な数で算出されています。

働き盛りの夫に知らない土地から知らない土地に連れて行かれてその度新しい人間関係を構築できる主婦は限られています。

暗数としてはひきこもりの数は政府が発表しているよりも多いでしょう。

さて、昔を振り返ってみます。

一昔前なら司法試験浪人や東大早稲田浪人がいて、「あいつは30になっても40になっても頑張っている、エライやつだなあ」と一部の人は許してくれたという文化がありました。

潜在的ひきこもりを許す文化です。

現代でも10年浪人して医学部に入ればお医者様になれます。

果てしなく医学部浪人をしている人たちの中でも成功者は出てくることも事実です。

もっと時代を遡れば素浪人という無職の仕官を求めて江戸時代以前から明治前期に至るまで、時には野盗などをしながら仕官できたり、大商人になれた人たちがいます。

こういう人たちは無職でも求職していた武士もどきということで、プライドが高い無職だったのでしょう。

今度は小中高児童生徒について考えてみます。

現在登校拒否という言葉はほとんど使われていません。

いや、拒否しているんじゃなくて行けないんだから不登校なんだ、ということで不登校という言葉を使われています。

不登校に対する対処はスクールカウンセラーにとっては果てしない課題です。

そしてその人が引きこもりになってしまうかどうか、人生の境目ともなります。

スクールカウンセラー配置で不登校はどれだけ減ったか、逆に増えたかという数はそのまま翌年のスクールカウンセラーの雇用につながることがあります。

校長は自分の評価にかかわるから必死です。

スクールカウンセラーを替えれば変わるかもしれないという言い訳を考えて非常勤職員を切り捨てても不思議はありません。

学校はなかなかハードルが高い命題を出すもので、不登校児の家に迎えに行け、担任が行っても学年主任が行ってもダメだ、と言われて何度も子どもの家に行きました。

子どもに何をしに来やがったんだ早く帰れ、ばかやろうと怒鳴られたことも度々、アウトリーチ(積極的介入)の持つ意味についてきちんと説得できれば良かったのですが、しがない非常勤職員としては校長に逆らえません。

うまく行った例(改変済)もあって、家庭訪問に行くと子どもがアニキャラやオリキャラのお絵描をしていて「うまいじゃん、よく描けてるねえ、これ◯◯のキャラっぽいね?」と言うと子どもがびっくりしたような顔をします。

僕「また来ていい?」
子ども「ビミョー」

スクールカウンセラーは年間35週契約、行かない週があると「あのおじさんは?」と聞いていたそうでした。

子どもにとっては大人はみんなおじさんなので、なんだかわけがわからないけど週イチで来ておじさんに絵を褒められているうちに相談室登校して教室復帰をします。

こういう場合は子どもや保護者、学校にも十分な準備体制が整っていてカウンセラーはきっかけを作ったに過ぎない場合だといろんな例を振り返って思います。

将来的なひきこもり候補が1人復帰したと思うとほっとするのですが、長期化すると確かに厄介でしょう。

僕が福祉の現場や労働局でバイトしていたときも小学校からだんだん学校に行けなくなってそれからなんとか外に出られるようになって、必死で就継やハローワークに来てもう緊張でガチガチになってそれでも来る。

偉いねすごいねとポジティブに評価してもなかなか続かなくてまたひきこもってしまうわけです。

ひきこもりサポーターという制度があって、元ひきこもりのピアサポーターがひきこもりの人の家庭を訪問声かけをする。

ひきこもりの人を完全社会復帰させるまでいかなくとも、作業所に来られるようにするとかデイケアに行けるように頑張る気持ちになれたら僕は大成功だと思います。

行政でひきこもり地域支援センターを作りアウトリーチをするという看板は立派です。

実際のところ、ひきこもりの定義にも書かれている、さまざまな精神疾患の可能性もあるけれどもそれと決まっているわけでもない、これがひきこもりの実体的な意味づけだと思います。

社会的支援体制を充実させて福祉的な受け入れを充実させて行政はありとあらゆることをしようとしています。

厚生労働省科研費事業で作成された「ひきこもりの評価・支援に対するガイドライン」pdf資料ではひきこもりを精神障害、発達障害、パーソナリティ障害のいずれかに該当すると規定していますが(p24)
「障害がなければひきこもりは起こらないの?」と思ってしまいます。

実際にはほかのガイドラインでは述べられているようにひきこもりはさまざまな要因から成り立っていて疾患や障害が前提となっていない場合も多いでしょう。

現在、心理職ができることとして可能なのは教育では不登校支援、医療では病院に来た際にその人が統合失調症スペクトラムや神経発達障害群に当てはまっていればそのサイコロジカルな支援をしていくことです。

ところが一方では「働いたら負けかなと思っている」「親パワーで一生生きる」と言っている人たちをネットでも見ます。

50代ひきこもりが年金暮らしの母親にすがって生きているのを「母親にもやりがいを与えたいと思っているから」と開き直ったかのような態度をしていて芸能人から叱られていた動画を見たこともあります。

ネトゲの世界では60人の部下を従えてドロップ率0.数パーセントの伝説のアイテムをリーダーが入手する、みんなから拍手される、そんな話を聞くと、それだけのリーダーシップがあるなら、おま、社会人で十分やってけるだろうと思ってしまいます。

チームによってはメンバーにバイト一切禁止を言い渡しているところもあるとか。

せどりで月10万稼ぎながら声優イベントに行き続けるオタクの人もテレビで見ました。

ひとつ対応を間違えるとひきこもりの人はそのままになってしまいます。

こういった開き直ったひきこもりの人々は充実しているかというとそんなことはなく、精神的にその根底にあるのは将来への果てしない不安と恐怖です。

親から罵倒されて不登校の子が水をかけられる動画を見て「うわあ」と思ったこともありますが常識的にはそれはダメなやり方です。

故河合隼雄先生の講義を生で聞く機会がありました。

不登校の子どもの言い分をにこにこしながら聞いていたカウンセラーがあまりにワガママな子どもの言い分に耐えかねて「とにかく学校行け!」と怒鳴りつけたら子どもが翌日から学校に行き始めたというエピソードを話してくれました。

いろんな要因が重奏して起こるひきこもり、年々ひきこもりが高齢化していくにもかかわらず福祉財源が少なくなってくるでしょう。

行政ができること限られていて、心理職はどこかの場面で登場を要請されるとは思います。

心理職がどこでどうやって福祉や医療と連携して対応するか、ことひきこもり対策行政についてはまだ暗中模索のままです。

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公認心理師・臨床心理士SNSカウンセラー募集(有給)関西カウンセリングセンター取材

僕「SNSカウンセリングを行っていると聞いています。厚生労働省資料にも掲載されています。関西カウンセリングセンターさんからSNSカウンセリングの概要についてお聞きしたいと思いまして」

関西カウンセリングセンターは(以下「KSCC」)「文部科学省の事業としておととしいじめ対策の一環として長野県でパイロット的に施行、現在は30の自治体で行っています。夕方5時から9時まで小中高生徒の相談を受けています。」

僕「はい」

KSCC「SNS相談はたくさん来ています。全国SNSカウンセリング協議会があります。」

僕「ホームページを見たのですが誰でもSNSカウンセラーになれるわけではない」

KSCC「臨床心理士、公認心理師、産業カウンセラー、関西カウンセリングセンター認定心理士等の有資格者ですね。それで120時間から130時間の研修を受けてもらいます。関西では関西カウンセリングセンター、東京だと全心連(全国心理業連合会)です。研修をやっていますね。講習とロールプレイ研修です。私たち関西カウンセリングセンターは各種カウンセリング事業を昭和40年から行っています」

僕「SNSカウンセリングの報酬は?」

KSCC「文部科学省で行っている正式事業ですから報酬はあります。」

僕「SNSカウンセリングは普通のカウンセリングとは違った難しさがあると思います。これからSNSカウンセリングを行おうとする人へと何かあればぜひ」

KSCC「普通のカウンセリングと違って、SNSカウンセリングは非言語の情報がわからない。しぐさの情報が取れない。そういう難しさがありまさ。しかもSNSですからログが残ってしまう。いろんなハードルの高さがありますね。」

僕「はい」

KSCC「SNSカウンセリングはカウンセリングではないとおっしゃる人もいます。私たちはそれがカウンセリングかどうかということよりも、電話相談窓口を10年前に開設してもハードルが高くて相談数が少ない。SNSなら相談できる、そういう子たちのニーズを拾っています。ポスターを貼って広報しています。」

僕「それが各学校に貼られていると」

KSCC「そうです。ポスターから簡単にQRコードを読み取れます」

僕「はい」

KSCC「SNSカウンセリングはとてもニーズが高いです。安全、安心なカウンセリング体制を整備、提供して今後この事業が広がっていけるようにしていきたいです。」

僕「ブログの取材にありがとうございました。」

※ SNSカウンセリングは怪しい母体が行っているわけではなく、青少年のメンタルヘルス健全化とセーフティネットとして厚生労働省が主導して行っている正規の事業です。

僕が電話した関西カウンセリングセンターは公認心理師現任者講習も実施していて、カウンセリング全般についての事業を行っている公益法人です。

僕が電話をして話してくれた方はかなり熱くSNSカウンセリングの有効性とこれからの社会的意義について語って下さり、情熱を注いでいるんだなあと思いました。

ご担当の方が話していたとおり、どこまでがカウンセリングなのか、SNSはカウンセリングなのか?というような議論はあるかもしれませんが、僕は役立つものが正義だと思っています。

厚労省ガイドラインには「死にたい」とSNSカウンセリングで言われた場合の緊急対応についても記されています。

SNSは若者言葉で当然やってきます。

スクールカウンセラーもそうですが、カウンセラーは相談者の文化に入っていかないと会話が成り立ちませんし、重要なサインを見落としてしまいかねません。

「タヒぬしかないよお」
「どうしたの?」

「かまちょ」
「うん、いいよー」

「もうメンブレでね」
「うん、つらかった?」

とか若者言葉にも対応して行うSNSカウンセリングはとても難しい技術だと思います。

ただ瀬戸際で救いを求める子どもたちのセーフティネットになることは間違いないので、有資格者、これからSNSカウンセリングを試みてみたい方はぜひチャレンジして欲しいなあと思いました。

おまけ:

ちみちゃん「あのさ、なんか最近すごい言葉でブログ書いてて、パパ活でもやってるの?」

僕「えっ!してないしてない、ネットですごく調べてるの」

ちみ「ホント?」

僕「ホントホント」

ちみ「ふうーん」

僕「コーヒーでも飲む?」

ちみ「パパ活オヤジの入れたコーヒーは要らない」

僕「・・・あのさ」

ちみり「タウンシップアプリの組合活動で忙しいの。このゲーム面白いんだから声かけないで」

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◯ 公認心理師のカウンセリングハラスメント2・患者さんの居場所確保

アダルトチルドレンACの人は親に言いたいことを言えないいい子でい過ぎました。

境界性人格障害の人は弁証法的行動療法では言いたいことをきちんと相手に伝える、「断られたからといっても相手から嫌われたととらえなくてもいい」とクライエントさんに教えています。

PTSDの人も感情のコントロールを失って激することはあるでしょう。

死にかけるようなトラウマは大文字のTrauma、死にかけるようなPTSDの診断基準には入らない、自尊心を傷つけるような行為を受け、いつまでも心に残り病状を悪化させるような小文字のtraumaがあるとPTSD研究家、EMDR創始者のフランシーン、 シャピロは述べています。

パワハラを受けて適応障害になった、不遇な環境に置かれて何も言えなかった、というのはtraumaに当たるかもしれません。

さて、心理職も精神科医も、患者さんが今まで対人関係で不満を言えずにため込んでいた、怒りを抑え込んでいた時にやっとその感情を表現できたことがあります。

「よくそれを言うことができましたね」「そう表現しても大丈夫という安心感があったからでしょうね」とポジティブに評価するのはひとつのセオリーです。

ただし、それはアサーティブ、適切な形でそれを相手に伝えられた場合、そして相手がそれを受け止めて受け入れる器がある場合に限られています。

そしてそのクライエントさんの認知能力は正しく評価されているのでしょうか?

公認心理師現任者講習では、心理、生物学、社会の3つの領域を考えるべきだと言っていました。

パワハラ上司はこの世にいくらでも存在しますし、ワンマン社長もたくさんいます。

そういう人に対して「社長、お言葉ですが」と言った途端にクビになる職場も多いわけです。

患者さんがワンマン職場でもなんとか耐えて仕事に行けていたから家族の生活を支えられている場合も多いです。

「アサーティブで適切な言い方で相手に伝えてみましょう」という理屈が通じない職場や人間関係、家族、恋人、友人関係は多いのです。

目の前にいる患者さんは当たり前ですが患者さんの目線でしか認知したことを言いません。

「やっと抑え込んでいたことを言えました」と言われたら大抵の心理職は「よく頑張れましたね」と言ってしまいがちです。

クライエントさんの感情の発露というのは、多分通常の人よりも激しい表現形態になりやすいはずです。

「はっきり言った」「断言した」は相手には「爆発した」「激怒した」ととらえられる可能性もあります。

精神療法家や医師のお墨付きが出た、とクライエントさんが、よりはっきりと自分の意思表明をするようになったら「もううちの会社に来なくてもいいよ」「実家に帰りなさい」と言われる可能性も高いです。

高機能で知的、情緒的に通常人やそれ以上に振る舞うことができて、環境も精神疾患であることを受け入れてくれているラッキーな人々も多いです。

しかし、心理職が面接をしているのは、もしそこで「出て行け」と言われたら「死ぬしかない」ほど追い詰められている人たちも多いわけです。

帰れて受け入れてくれる実家がある、退職しても「しばらくのんびりとしていたらあ?」と言ってくれる家族がいるという恵まれた環境にいるクライエントさんは希少です。

心理職が「頑張って言いたいことを言ってよかったですね」という発言は、クライエントさんが渡っている細いロープの上から向こうを見ているハサミを持っている相手に「あ、こいつ俺のこと罵倒しやがった」ととらえられる可能性は高いのです。

抑うつ感情の根底にあるのは怒りです。

自分にも他者にも怒りを感じています。

双極性障害は基底感情として焦燥感を持っている人も多いです。

統合失調症の人の被害念慮はなかなか修正できないので、相手:「いや、そんなつもりじゃないよ」患者さん:「私、ひどいことを言われてる!」という場合も多いのです。

発達障害の人もかなりハラスメントに当たるような事を周囲から言われて耐えている人は多いです。

精神療法家は相手を賞賛、コンプリメントすることが多いのですが、クライエントさんがネガティブな感情を非適応的なやり方で感情表現をすることを奨励すると、クライエントさんは居場所も生きていく場所もなくなります。

クライエントさんに限らず、人は自分がしたことのネガティブ面をあまり大きくとらえず、相手にされたことがひどかったととらえがちです。

精神科医も含めて心理療法に携わる人には、社会、その人の家族、法的には何の権限もなくても職場の上司がクライエントさんを心配してきてくれたのであれば、5分でもいいから話を聞いて欲しいと思います。

医療における守秘義務は厳しいものです。

何時間も離れた病院に上司が心配して連れ添って行っても医師からも心理職からも相手にされなかった、一言も話せなかったという不満を聞くことがあります。

確かに患者さんが「一緒に来た人事部長だけには何も言われたくない」ということもありますが、

でも当の患者さんはクビ寸前なので人事部長が来ているかもしれませんし、人事部長は患者さんに最後のチャンスを与えようとして来院しに来ている可能性もあるのです。

守秘義務至上主義、双方代理をせず、多重関係を防ぐ姿勢、それは正しいことです。

公認心理師の義務として課せられた主治の医師の指示、その前にクライエントさんを取り巻く状況を軽視してクライエントさんだけにコンプリメント、賞賛を与えてクライエントさんを取り巻く環境がどんどん悪化している例はたくさんあります。

「症状のせいだから許してあげてくださいね」

と周囲は精神医療から言われてもいません。

そして周囲が不満を抱くのは個人療法だからです。

しかもその症状による感情の爆発は職場や近親者対象に行われています。

職場の上司、経営者、患者さんの家族を支援する側が困惑してすでにさまざまな専門家に相談している場合もあります。

そちらの専門家は患者さんにとってはドライかもしれません。

「そんなにひどい状態ならば退職してもらって治療に専念してもらいましょう」

「ご家族の方だけの支援ではもう難しいみたいですね」

精神医療が患者さんが崖から落ちる最後の後押しをしても誰も責めません。

クライエントさんもなるようになったので仕方ないと思うかもしれません。

ただし、精神医療、心理職は自分がいったい何をしていてその結果として何が起こるのか予測はしていて欲しいと思います。

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ひなたあきら・平均的?心理職の1日

(もちろん脚色あり)

午前6時30分起床

今日の職場は通勤約15分、というかそのためにこのアパートを借りたので。

午前8時00職場到着、初回カウンセリング9時から。

だいたい主訴を聞いて終わり。

「ごめんねえ、最初だったからいろいろこっちから聞くだけで終わっちゃって、あんまりすっきりした感じなかったかも。次からはきちんと話したい話聞くから。」

次回1週間後。

午前10時、お茶しようとしてたら突然のオーダーが入る。

11時終了。

他院に転院したいとのことで医師の依頼でリファー先をいくつか提示、話しているうちに「やっぱりここでいいです」とのこと。

ケースワーカー不在の際はこういうこともやります。

さあ休憩取ろうかなあとバックルームでスマホ画面を開いたところで職員さんから声をかけられる。

以前から子育てでいろいろ気になっているということで立ち話していたけれどもそれでは何なのでカウンセリングルームで普通に話してペアレントトレーニングの知識などを伝達。

とにかくほめるポイントを見つける、問題が起きている時だけかかわると問題が頻出するので、問題が起きている時にはクールダウン、何もなくて落ち着いている時にほめるようにアドバイス。

「これはカウンセリングなのかな?」と思いつつ、上司から統計報告は多めにあげるように言われているのでカウンセリング数に計上。

昼休みは看護師さんたちの当直室で談笑しながら時間交代でご飯。

お花見の予定とかツツジ祭りとかご近所のスポットを教えてもらう。

看護師「ひなたさん、ダイエットの魔法とかないのお?」

僕「ありますあります。」

看「じゃ、10秒ぐらいで一瞬で」

僕「・・・」

別の看護師「疲れたあ、ワタシ心身ともに病んでるからさあ、疲れ取れるワザとかひなたさんなんかないのお」

僕「できますできます大丈夫です。」

午後1時から常連さんのカウンセリング

何をテーマにしようかなあと考えつつ25分は聞き役に徹して25分課題をイメージワークでクリアにしようとすると思わず話が長引いて少し焦る。

簡単にワークを終わらせて時間早めに切り上げようとすると「実は」とクライエントさんから切り出されるので10分間時間オーバー。

50分を目標にしているので次回からは気をつけようと思う。

こっちは仕事だから慣れていてもクライエントさんはカウンセリングが長引いたら相当に疲れるので。

次の予定が1時間入っていなかったのでカルテ整理をしてから新刊書をパラパラとめくる。

心理テスト。

1時間で終わり。

クライエントさんの職場の上司から外線電話、患者さんをどんな補職につけたらいいのかアドバイスが欲しいとのこと。

病休明けのリワーク(復職支援)カウンセリングで、本人から了解を取って守秘義務に反しない内容で現状を話す。

1.部下を持たせない

2.納期のある仕事をさせない

3.残業はさせない

4.渉外折衝が必要な仕事はさせない

という厚生労働省のガイドラインを参考にして作った約束事を再確認、電話を取るとそこからまた伝言をして折衝をしなければならないので、電話受けも望ましくないですねえと話す。

その後今日の面接記録を紙カルテに綴ってからPC内にもデータとして打ち込みをする。

テスト結果をまとめ上げて医師に出すためにレポートに仕上げる。

病棟から帰って来た医師と打ち合わせ。

なんとなく片付けをしたり休憩時間にお茶をしている間に6時ぐらいになると仕事じまいで帰宅です。

研究会の準備をしたり、学会発表が控えていたりとか多忙な時にはもう少し遅くなりますが、まあ普通のサラリーマンと同じような感覚です。

普通のサラリーマンといってもさまざまな勤務形態があり、ブラックではないけど軽労働かというと、どちらかというと感情労働に近いけど、クレーム処理をしているわけではないので通常は怒鳴りつけられることもなくまあお給料なりの仕事をしているのかなあと。

学会や研究会や団体の世話役をやっていると土日も時間外もつぶれて大変なのですが、僕は少ししかやっていないのでまあラクです。

管理職になると会議などの業務もたくさん出てくるのでしょうけれども部下もいない専門職なのでそこは気楽です。

会議にはちょこっとオブザーバー役で出る、あとは契約先の産業領域の職場でメンタルヘルス教育を月イチ程度でやる、事故など大きな事案があったら危機介入するけれども基本今いるところでカウンセリングをする、ということなので枠付けはしっかりとできているのかなと。

カウンセリングの中で話題となる事柄はどれもダイナミックですが、自分自身は淡々としようと思っています。

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美術館のワーク・ダイエット、過食、依存のために

あなたは真っ白な彫刻作品や陶磁器が集められているということで評判がある美術館に来ました。

今日が最終日、と聞いていたのでほっとします。

その作家はとても小さなお皿から始まって、一輪ざし、素焼きの真っ白で一点の曇りもない大皿や壺と大小さまざまな作品を創り、それらが無数に展示されている光景は圧巻ですが心ひきつけられます。

美術館の壁、この作家に合わせたのでしょうか。

真っ白な壁、白い階段を上り下りするとまた新しい作品群をみることができます。

この美術館は庭園にも彫刻があります。

ひとしきりこの作家の作品を堪能したあとに外に出ると陽光がさわやかに降り注いでいて、青々とした芝生、色とりどりの季節の花が咲いています。

この季節はここの美術館はまだ寒くて黄色、紫、紅いビオラやパンジー、ピンクのサクラソウや黄色い水仙が咲いているころ。

庭の向こうにある喫茶店に入ります。

喫茶店は木造で、ハーブティや紅茶、あなたが好きな飲み物がなんでも頼めます。

この場所はあなたにとって知らない場所だったのですが実はとても近くて歩いても来られるような場所でした。

一個100円ぐらいの美味しそうなクッキーがガラス瓶の壺に入って売られていました。

ちょっと迷ってから買わなかったあなたはいつでもこの場所には来られるからと思ったからです。

物静かな店主はあなたがまた来てくれるといいと思っていても全くそのことは話しません。

外の真っ白な別の彫刻家が製作した彫刻。

とても力強くあなたを励ましてくれるようなあなたよりもずっと大きな筋肉質な男性の彫刻は、野外展示ですから触ることも自由、スマホで写真も撮れます。

自撮りをしようとしたら「撮りましょうか?」と素敵な男性が語りかけてきます。

「僕もこの作品は大好きです。この美術館にはよく来るんですよ」と言われます。

たくましい彫刻に寄りかかりながら少し恥ずかしいと思いながらも写真を撮ってもらいます。

あなたはスマホのケースが外れてしまったので、素敵な男性がベンチに座って親切に直そうとします。

花が見える白いベンチに座りながら、その素敵な男性と会話をします。

「僕はこの美術館が大好きでよく来るんですよ。ところで今日展示されていた白い陶磁器の作品は常設展示になるらしいですよ」

かなりフランクであなたも話しやすそうなこの男性は笑顔であなたにそう言います。

あなたが理解するのは、こんな近くにあっていつでも来られるような美術館、きっといつ来てもこの素敵で親切な男性とは会えるということです。

あなたが気に入った白い陶磁器はいつでも見にこられます。

さて、この文章の中に散りばめられたダイエット、過食、依存のためのメッセージにあなたは気づいたでしょうか?

あなたがそれに直接気づいていても気づかなくてもこの文章を読んだ後、今日見る夢はとても大切であなたを向かわせる方向を暗示する夢です。

夢は覚えていてもいなくても構いません。

感じるままに感じたようにいることの心地よさを知ることができれば今日あなたが読んだこの文章は忘れて構わない自由があなたにはあるのです。

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