カウンセラーひなたあきらが公認心理師について考えてみた

新制度公認心理師の検証をしばらく続け、この制度がよりよいものになるための問題提起を行いつつ、カウンセリングの在り方について考え、最新の情報提供を行っていきます。 ブログ運営者:ひなたあきら メールアドレスhimata0630★gmail.com(★を@に変えてください。)

カテゴリ: 心理学

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デイケア公認心理師くるみちゃんの憂鬱〜クリニック転職は有利か?

◯ スクールカウンセラー公認心理師 きらみちゃん

◯ 産業公認心理師ちゆみちゃん

◯ 家裁調査公認心理師さらみちゃん

に引き続き

ーまた小説が書きたくなりました。

(某研究会で)

くるみ「あ、ひなたさんとエンカした。ちょ、まっ、話聞いてよ」

僕「あ、うん、・・・(昼休みはDJあおいさんの「男は『好きだよ』と嘘をつき、女は『嫌い』と嘘をつくんです。」読みたかったんだけどなあ・・・)

くるみ「それ、思ったことそのまま口に出てるから、ま、でもいいからさ、聞いてかまちょ」

僕「あ、うん」

くるみ「私、病院で働きたかったからここの病院就職したのよ。で、心理テストやったりカウンセリングやったりしたかっんだけどさ」

僕「うん」

くるみ「院長との採用面接ではこれからカウンセリング部門充実させていくからって、実際にはありよりのなしで
カウンセリング部門なんてないじゃない?

なしよりのなしっていうことで、
ここの職場超ヤバみんだと思ってすぐ転職するつもりでまだデイケアスタッフやってるんだけどさ」

僕「どんなとこ?」

くるみ「まず給料ほぼほぼありえないほど安い系の職場」

僕「ふん」

くるみ「試用期間3カ月間は時給800円、それからは額面20万円。ボーナス年2回それぞれ1カ月分。手取りほぼほぼ17万円って休みないたん」

僕「うーん、常勤でも新卒は安いね」

くるみ「ここのデイケアすごく儲かってるはずだよ。アディクションフロア、シニア、ミドル、ヤングそれぞれ一日中人が来てるし。もうツラみだよ。朝9時半から夜10時まで仕事だし毎日KSNM」

僕「うーん、残業手当て出ないのにねえ」

くるみ「もう語彙力を発揮できないほどメチャヤバみ。だってデイケアとか毎月たくさん行事やるじゃん」

僕「うん」

くるみ「わかりみ?お花見とか夏祭りとかフロアの中に屋台作るんだよ。計画案とか飾り付けとか帰宅してからつくるし。あと会議はフロア終わった時間外だし、給料安過ぎ」

僕「保母さんみたいだね。フロアのメンバーにいろいろやらせたら説は?」

くるみ「うーん、それな!精神の人たちだから休んだり休んだりでなかなか来られなくて来られても作業できなかったり系の人だからそこは理解できる説」

僕「給料上がらないの?」

くるみ「院長がね、この病院だと心理雇っててもお金儲からないんだって。だから患者サービスで心理職雇ってるから赤字だって」

僕「えー」

くるみ「院長がね、『この病院はグループホーム作ったりサテライトクリニックっつー小さなクリニックをいくつか作ったり、作業所やグループホームとかいろいろ作るからって。そのあかつきにはスタッフは全員が年収1千万円の大企業になるからって。みんなそう言われてデイケア職人30年の朝は早い。とりま逃げたい。脳内草生える」

僕「うーん、ほかのスタッフは?」

くるみ「看護師は有資格者だから月給30万円ね、経験積んでくと精神保健福祉士や社会福祉士も含めて福祉や心理は25万円マックス。フロア全体の精神保健福祉士兼公認心理師リーダーが月給40万円で課長にさせるから休みは週イチでって言われて逃げて今は出身大学の学生相談室にいる」

僕「ブラックだなあ。それじゃ人居つかないでしょ」

くるみ「まだなしよりのなしな話ありよりのありなのよ、院長の長女はね、別の大学病院の講習の医者と結婚したのね」

僕「ふん」

くるみ「で、院長の長男がね、一流商社に勤めてたんだけどすぐ辞めてね」

僕「ふん」

くるみ「バックパッカーとして海外を放浪すること数年間、この前帰国したけどそんなん簡単に就職できないじゃん?」

僕「そりゃそうだ」

くるみ「で、なんとうちの病院の新フロア長に就任、パワワ過ぎてワロタ」

僕「なにそれひどい」

くるみ「でね、年上のスタッフやフロアメンバー集めてマイオウンルールを決めてバックパッカー地代の話を熱く暑苦しく語るの、ま、3時には帰っちゃうけどさ」

僕「うわー」

くるみ「マ?って思うっしょ?でもフロアメンバー行くとこないからずっと塩漬けだよ」

僕「くるみちゃん転職とかしたないの?」

くるみ「レセコン(レセプトコンピュータ)使えるかって聞かれた。あと大根3本おろし金でおろした」

僕「え?」

くるみ「院の先輩がバイトやってる個人クリニックが常勤して募集してたからさ、ワンチャン、なうしかだからって面接受けたあとそこのスタッフとの鍋パーに参加したのね」

僕「うん」

くるみ「みぞれ鍋にしようって、採用志望者に大根3本おろさせるって、それ何て公認調理師試験?」

僕「・・・雇用条件は?」

くるみ「開院から閉院まで14時間労働、週7日勤務、ちな内容はレセプトとインテークと時間外の院内処方薬袋詰め、かなりヤバみん、メンブレ」

僕「お給料は?」

くるみ「社保なし20万、持ち帰りMMPI採点で歩合で最高月5万プラス」

僕「最初から労基ものじゃん」

くるみ「それだけじゃないのよ、事務長が実質経営者でほかに小さい広告代理店やってるんだけど、鍋パー最中にその会社の売れ残り中年40歳社員とルームシェアしろって院長から言われた」

僕「なにそれ?」

くるみ「結婚させて逃げられなくするってこと、その男はもう熱盛ィパリピってるしもうヤダみん、個人経営はダメ、こわ過ぎたん、秒でアキラメた」

僕「公務員になる?」

くるみ「うん、今全国各地の市役所とか受けまくってる。どっか引っかかるとテン上がる」

僕「頑張ってね」

くるみ「あざまる、よきよき」

※ どんなに学会発表をして理事をやって立派な著作を書いている精神科の先生でも院長になって個人経営者となるとそれは社長です。

とてもいい院長に恵まれてやりがいを持って働いている心理職の方々も多いと思いますが、どうも人が定着しない医療機関もあるでしょう。

デイケアはナイトケアまである施設は激務ですし、その間に心理職は集団精神療法をやらされたりもします。

スタッフよりもメンバーさんの方が長くて、いつもメンバーさんが次々と入れ替わるスタッフを見ているのは彼ら彼女らの精神的安定にもよくないでしょう。

心理職や事務員が調剤するのはどう見ても法律違反です。

医療現場が人員不足なのはわかりますが心理職が職不足でも人間なので限界はあります。

そして心理職の間ではこういった悪い噂はとりま秒で広まります。

ということで医療機関の公認心理師について書いてみました。

どこのブラック職場でも心理に限らず、さあ帰ろうかな、と身支度を始めると「ごめん、これ急ぎで」とドサッと仕事の山を渡されて半徹夜で仕上げると実は急ぎじゃなかった、「うん、君の作った資料もうそれいらないからね」ということは多々あるでしょう。

ここで厚生労働省のガイドライン、パワハラの6類型について語り出すこともできないので泣き寝入りです。

と、僕の感想まで含めて全部創作小説です。

実際には安定した働き方をしているデイケア心理職やクリニック心理師が多いことは百も承知です。

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◯ 公認心理師養成施設・メンタルクリニック・ダダ

すっかり忘れていたのですが、公認心理師法第7条2項で厚生労働省から大卒後2年以上の公認心理師養成施設として認定された、非常に数少ない施設なので、このクリニックに電話で4月17日に電話取材を申し込んで回答を受けていました。

電話した理由は、大卒公認心理師の養成にはかなり手間がかかるのになぜ養成機関申請をしたのかということについて知りたかったからです。

で、当日夜に返答が電話であったのですが「個人による取材は受けていない」ということだったので、「それじゃ、法人格があるマスコミだったら?」

と聞くと

「なにぶん取材申し込みはひなた様が初めてで、出来たばかりの制度なので・・・」

そっとしておいて欲しい。(「あとから面倒になりそうなこと聞かないで下さる?」)というような意図のニュアンスに受け取ってしまいました。

メンタルクリニック・ダダはいろんな意味で心理職や患者さんの間でも有名なクリニックですが、まず何が有名かというと、常勤、非常勤臨床心理士を伝統的にたくさん雇用してきました。

都内某所にもいろんな意味で有名なとあるメンタルクリニックがあります。

心理職をたくさん雇っていますが、元患者さんからは病院のあまりいい評判を聞きません。

心理の仕事をしていると転々と転院を繰り返してきてドクターショッピングと揶揄される患者さんが精神科のいろんな噂を教えてくれます。(相性の合う病院探し、名医探しは大変なので僕はそういう患者さんを否定しません。)

以下一般論で、都会の病院に限った話なのでメンタルクリニック・ダダに当てはまるかわかりませんけれども、心理職をたくさん雇っている病院はそのほかの部分があまりよろしくない。

と僕の周囲の患者さんは口を揃えて言います。

ただ、これも相性というものがあるので、3分診療しかできない医療の不備を補うために心理を雇ってあと精神保健福祉士や社会福祉士を雇ってデイケアで患者さんの生活を立て直すというのはいい理念だと思います。

ただ、デイケアナイトケアまで患者さんを通わせておくと病院には1人1日1万円以上のお金が入ります。

集団精神療法を僕は某クリニックで単独で担当していたことがありますが、これも2700円入ります。

本当は医師が単独でやらないとダメなのは集団認知行動療法4800円も同じですが、そこまでの監査は入らないのでザル状態です。

で、大都市大規模ビルの某デイケアはワンマン院長が仕切っていて職員は薄給重労働だとあちこちから聞きます。

だいぶ話が逸れました。

メンタルクリニック・ダダは患者さんのカウンセリングについて熱心なクリニックです。

患者さんの数はめちゃめちゃ多いので、以前ここから転院してきた患者さんから「あそこはカウンセリングは最高だった。けどほかがなっちょらん!」という感想を聞いたことがあります。

精神科クリニックというものはもちろん全ての患者さんを満足させることは不可能なものです。

このクリニックの特徴は児童思春期・児童精神科を標榜していますが、ちゃんと大人も診ます。

多機能型精神診療所とも銘打っています。

クリニックなのにとても大きい施設なのでなんとダダ第2メンタルクリニックまであり、精神疾患患者さんが対人関係を作りながらプログラムを楽しめるデイケアも行っています。

いまホームページを見ていたら妄想Gというプログラムがあったのですが、何をするのでしょうか?

心理は児童部門では心理検査やプレイセラピーをやるそうです。

心理だけでなくもちろん福祉職、そして児童関連職、デイケア職員を含めると総勢スタッフ200人がいるそうです。

福祉部門がたくさんたくさんあります。

作業所(就労継続支援施設B)、就労支援移行、ショートステイ、地域活動支援センター、グループホームとと多岐にわたり、確かにこれだけの施設が揃ってきると、患者さんによっては人生をダダの中だけで過ごすこともできそうです。

そして心理職も大卒後実務経験を積むことは確かに可能でしょう。

公認心理師実習施設としてのページを見ると2019年10月に4人、2020年4月に5人の実習生を受け入れ、試験対策勉強会まで開いてくれるそうです。

5月22日には事前予約制の説明会が予定されています。

親切に浜松市の魅力、住みやすさについても書いてあるのはなんだか自動車期間工の募集みたいだなあと余計な感想を持ちました。

週3回、有給雇用、あとの日程でも仕事をあっせんしてくれて、3年すると公認心理師受験資格が得られます。

働きながらの勉強は大変だなあと思ったので、大学院ルートがオーソドックスな受験ルートになっていくのではないかと思います。

今はどの職場でも心理職は大学院卒でないと採用されにくいですし、スクールカウンセラー採用面接でも「君、なんで大学院出てないの?」と聞かれるそうです。


厚生労働省は厳しく実習施設審査をしているようなので、きっとメンタルクリニック・ダダも競争率は激しくなるのでは?と思います。

大卒ルートは法務省矯正局や家庭裁判所調査官が中心になるのかなと今のところ感じています。

制度的に道は開けているので資格取得にチャレンジするのに実務経験ルートに飛び込んでみるのもいいでしょう。

ちなみに院長の発言によると「ダダ」の意味は駄々をこねてもいい、ダダイズムなように既成の概念を打ち壊すという理念も込められているようです。

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4月5日、当ブログで「日本公認心理師協会に寄付財源について質問」という記事を書きました。

日本公認心理師協会設立に当たっての寄付財源はあったのかという記事です。

さて、この度日本公認心理師協会から返信が来たので掲載します。

(タイトル)

「RE: ひなたあきら様からお問い合わせ」

(本文)

ひなた あきら 様

お問合せありがとうございます。

ご返信が遅くなり申し訳ございません。

お問い合わせの件につきましては、
「2018年度事業報告」「2018年度決算報告」におきまして、
当協会ホームページで情報公開する予定です。
掲載時期は現時点では確定しておりません。

以上、ご返信申し上げます。

*************************************
一般社団法人日本公認心理師協会 事務局(お問合せ)
info@mail.jacpp.or.jp
URL:https://www.jacpp.or.jp
**************************************

-----Original Message-----
From: 一般社団法人 日本公認心理師協会
Sent: Friday, April 5, 2019 10:21 AM
To: info@mail.jacpp.or.jp
Subject: ひなたあきら様からお問い合わせ

ひなたあきら様からお問い合わせがありました。

■名前
ひなた あきら

■カナ
ヒナタ アキラ

■メールアドレス
himata0630@gmail.com

■住所


■お問い合わせ表題
その他

■お問い合わせ内容
拝啓

日本公認心理師協会ご担当者様御中

貴協会におかれましては時下益々ご清祥のことと存じ上げます。

まずは新制度、国家資格公認心理師のための新しい職能団体が創設されたことについてお慶び申し上げます。

さて、私心理学ブログを運営している者ですが、この度貴協会設立に当たりましてどのような財源から設立が可能になったのかをお聞きしたいと思い、質問をさせていただきます。

心理学関係など各団体から寄付はあったのでしょうか。

もしあったのであればその団体名と金額の細目について教えてください。

寄付以外の財源でまかなわれているのであればそれについても教えてください。

ガラス張りの団体で、それを社会に知らしめることができれば今回資格を取得した公認心理師にとって貴協会に加入する意義をはっきりと認識できます。

公認心理師職能団体の重要性を国民が認知することにもつながると考えます。

以上

ひなたあきら
「カウンセラーひなたあきらが公認心理師について考えてみた」

hinata.website

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産業公認心理師ちゆみちゃんの憂鬱

※ 内容はほぼほぼ80パーセント創作、ということにしておきます。

前回、スクールカウンセラー編を書きましたが、今回は産業編です。

ち「ひなたさん、愚痴聞いて、たまには私をかまちょ」

僕「うん」

ち「あっざー、あざまる水産ね。非常勤からやっと常勤の会社員じゃん、気分あげみざわって感じだったんだけど」

僕「うんうん」

ち「1500人の会社で私ひとりってまあヒマでよきかなって思ってたわけよ」

僕「うん」

ち「パワハラとか起きるじゃん、した側とされた側両方カウンセリングするようにって人事部長から言われてもそれムリみだし」

僕「あー双方代理みたいな?」

ち「それな!やばたにえん。部長はちょっと心理学かじったからアンガーコントロール加害者にやれみざわって」

僕「ふうん」

ち「で、守秘義務とかも関係なく上司は知りたがるワケよ。『何言ったの?』とか『俺の悪口言ってなかった?』とかヤバみな感じで。だって喋ったら『スズメの指紋が見つかりました』って私が逮捕される」

僕「カウンセリングのイチから話さなきゃっつーかそういう人は変わらないねえ」

ち「あーね、あとさ、役員から『廊下で誰かに会っても課長職以下にはあいさつするなって」

僕「なにそれ?そマ?」

ち「カウンセリングに来てる人だって思わせることになるからって、これはこれで卍?!って感じ」

僕「あーあるかもね」

ち「で、新卒のカウンセラーが来たからって物見遊山的なひとたちが来るのはまあいいとして」

僕「ふんふん」

ち「採用されて来談者の人がたくさん来るのはあざまる水産って感じだけどそういう見学系の人は実は病んでる系の人が多い説ってあるじゃん?」

僕「あーあるある」

ち「それな!それがまた数多いのよ」

僕「うんうん」

ち「千客万来よいちょまるとか言ってられないの」

僕「時間枠決めて制限するとか、部や課で相談日決めるとか?」

ち「ひなたさん、勘違いしてるみたいだけど私、誰かに話聞いて欲しいだけで、解決策求めてるワケじゃないのよ」

僕「あ、ごめ」

ち「ひなたさんのかわりに電柱でもいいワケなんだから」

僕「はい」

ち「産業臨床領域って、課長主任クラスがね、うつ状態とかで部下が休みがちになると、とりま辞めさせようとするワケよ」

僕「ふん」

ち「でさー、それがひどみんでさあ、涙飲んで辞めた人を『あいつは男らしかった、決断力があった』とかアゲてもう死にそうな社員を追い込むのよ」

僕「パワハラじゃん」

ち「そうすると私が語彙力マックスで労働法の説明しても『先生は甘やかしているだけだ』とか私にほこ先向かうじゃん、で、権限ないクセに辞めろとかクライエントさんに言うし」

僕「うーん、労基署とか紹介する?」

ち「だから解決策求めてないしそれ、公認心理師試験の選択肢だと不正解だったよね」

僕「労基は本人が希望すればね。」

ち「あとね、病院通ってる患者さんに『休むな、薬なんか飲むな、病院行くなってオカシイのがいるのよ」

僕「なにそれ強引な甘栗の販売にご注意下さい的な展開」

ち「診断書出ても休ませないのよ」

僕「ひでーなあ」

ち「あんまり注意してもその部長変わらないから、部長子会社の孫会社の隣のビルの向かい側にある会社のお兄さんがやっている会社に飛ばされるみたいな」

僕「・・・それって全くの別会社じゃ」

ち「ま、そううまくはいかないから。親切な上司もいるんだけどね、部下の診察に無断で立ち入ろうとして止められるけど」

僕「親切っつーよりまずいよね」

ち「微レ存でワカッてくれる上司もいるけど」

僕「うん」

ち「あのね、厚生労働省から月45時間までしか残業できないって出てるじゃん」

僕「ほう」

ち「そうするとね、うちはクラウドシステムで勤怠管理してるけどマウスクリックして退社したことにして、それからまた仕事するの」

僕「なにそれこわい」

ち「うちの会社ちょっとブラックみだし」

ち「で、人事は『本人の意思で勝手にやってるだけですから』『残業命令してないから本人の能力の問題』『早朝出勤とか土日に仕事来るのは本人の趣味』とかヤバたんなパワーワード満載で」

僕「あ、公務員の友だちも同じこと言ってた」

ち「働き方改革でも仕事量変わらないから超勤代節約になったって財務担当役員が言ってたよ」

僕「うーん」

ち「私もストレスチェックやるけど制度ザルっぼくね?」

僕「ほうほう」

ち「フクロウじゃないんだから話ちゃんと聞くこと!でも聞いてもらったからよきかな、またね!」

※ ストレスチェック制度の実施者としての認定を受けたり、公認心理師の役割は産業場面では大きくなりますが、肝心の入れ物としての企業や官公庁、自治体はなかなかメンタルヘルスについての意識は根付きません。

実はちゆみちゃんが言っていた例は全部実話を少しだけアレンジしてあるだけです。

精神科に勤務しているといわゆるブラック企業や超多忙な公務員の人も来ます。

家庭崩壊の◯◯省とか過労死続出△△庁とか不名誉な呼び名をされる中央省庁もあります。

今でも霞ヶ関は朝まで電灯が消えている建物がなく、午前2時3時ごろにはずらりとタクシーが並んでいます。

朝5時から会議をしよう、そうしようと局議や課議で決めて、おうちにいったん帰りたいから朝6時からで勘弁して、そうか、着替えとシャワーだけは許してやんよというのが霞ヶ関クオリティです。

民間は、とある有名なファストファッション企業で大卒新卒雇用、年収300万円店長は平均半年で退職、最近そこの社長が「半年より伸びた」と誇らしげに言っていました。

早慶クラスがたくさん入社する某新進コングロマリット大企業は前月比160パーセントを常に達成し続けるという過酷なノルマをカリスマ社長が社員に課していました。

有名企業でブラックみなところをあげると枚挙にいとまがないのですが、公認心理師、ストレスチェック制度というアドバルーンを上げてみても産業現場が追いついていかないのが実情です。

作業効率改善のための自動車会社、あくまで自主的という名目だった「サークル活動」が勤務として裁判で認められたのも最近の話で、ホワイトカラーに限らず、ブルーカラーも厳しいです。

ホワイトカラーエグゼンプションは「残業は自己責任で」という経団連方針なのですが、そういう概念はメンタルヘルスには悪そうです。

メンタルヘルス領域は営利企業では真っ先に切り捨てられかねない、直接的にお金を生まない部門です。

心理職を産業領域で常勤職員として雇用しないのは国家、地方公務でもそんな傾向があります。

メンタルヘルスというのろしを上げるだけでなく、施策内容の整備をきちんとしていかないと結局効率が悪くなるという考え方はなかなか根付かないようです。

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公認心理師には自助グループが必要かもしれないと思う3つの理由

1.心理の仕事はメンタルとお財布、あるいは時間に優しくない

以前、「公認心理師が豆腐メンタルだったらどうするの」という記事を書きました。

心理職の業界にいると、心荒んで病んでいき、いつしか疲れ果てて職場を去って行く心理の人がいるのを何度か見てきました。

だからといって心理職がみなHSP ハイリー・センシティブ・パーソンHighly sensitive personと言う気は毛頭ないのですが、考えてみれば非常勤を中心に医療や教育のヒエラルキーがはっきりとした現場で、曖昧な立ち位置で働くのは難しいことです。

新しく心理職として入職した臨床心理士が医療現場で、「臨床?じゃ、注射できるんでしょ、今度の予防接種お願いね!」と言われたという実話を聞いたことがあります。

教育現場もなかなか厳しい場合があることも書きました。

一時期僕がいろいろと転身を考えた時、応募したのが某特別支援学校臨床心理教員(専門性を認められる「みなし専任教員」「実務家教員」)ですが、スクールカウンセラーの経験から「これはちょっと自分には勤まらないも」と思いました。

こういった教職の現場では特別支援教育歴数十年職人の朝は早い(学校の先生は6時台に出勤している先生たちも多いですが)ところに、新卒が「心理のことなら任せてください」と大きな顔をして入っていったら間違いなく激しい洗礼が待っていると思います。

こういう仕事は特別支援教育で長年の経験を積んだ心理職が応募するのならばわかりますが、経験がない場合にはむしろ教えを乞うワンダウンポジションを取ってジョイニングを試みる方がいいのでしょう。

しかしこれも諸刃の剣で、そうすると教育に限らずどの現場でもそんな風に受け身じゃなくて、専門家なんだから自分で仕事を主体的にできないの?と見られることもあります。

結局そこは一次審査は通りましたが別の職場が決まったので常勤公務員の道を諦めるのは惜しいなあと思いながら別の仕事を選びました。

実際、「これはなかなか難しいかも」と思った仕事についた人を観察しているとぽんぽんと人が辞めていたり、常勤でも応募する人が何年もいない穴場のような募集先があります。

福祉もなかなか厳しいものです。

病院付属の作業所で生活指導員として働いていたこともありますが、利用者さんや患者さんのカウンセリングをしているとサービス管理責任者から「院長が言うから相談員として置いてやっているんですけど、カウンセリングやってる間は現場でスタッフがいなくなるのは困るんだよね?」と言われたことがあります。

そこではすみませんすみませんとサー管に言いながら心の中では別に済まないとは思わずに仕事をしていました。

常勤の公務員、常勤の心理職は安定している、というイメージがありますが、それは「嘘でしょ?」と思ってしまいます。

常勤でも信じられないぐらい給料が安い職場はいくらでもあります。

知人の教員が「どうしても心理の仕事がやりたい」と社会人大学院を卒業して念願の心理職、常勤公務員に転職したら「手取り10万下がっちゃったけどやりたい仕事についた幸せ」と言っていたのが、会うたびに厳しい表情になってきていているので声をかけるのがはばかられてしまいます。

薄給重労働の福祉施設、医療機関は多いですが、比較的高給なEAPの仕事は凄まじい忙しさと仕事の密度です。

クライエント企業へのプレゼン、営業、資料作成で職場を出ると太陽は黄色かった実感を経て別の現場に転身した人たちも多かったと聞きます。

2.元々センシティブな人は心理職ができるか?その人を支えるのは?

いい仕事ができるかどうか、病んだ経験が心理の世界に目覚めるきっかけになった人々は多いです。

実は精神科医でけっこうな重症な精神疾患を患っている先生がいると聞いたことがあります。

状態を観察して患者さんの心身医学的管理に徹底している、その才に長けていれば投薬チョイスは天才的だというポジティブな評価を受けることができるでしょう。

さて、不適応状態を起こして自己不一致感じを抱くようになった心理職は元々センシティブだったのか、心理重労働に耐えかねるようになってしまったのかはさまざまな場合があるでしょう。

日常的に支えてくれる仲間、同僚、家族や友人がいれば一番です。

境界性パーソナリティ障害の人たちは対人関係において他者が話したことへの意味を敏感に読み取ることができるので精神科医や心理カウンセラーになる人も多いことを以前書きました。

良い治療者、良い対人関係に恵まれていけばこういった方々はすっかりその診断体系から外れて並外れた共感力がある心理カウンセラーになることがあります。

とはいっても支え合う人々は必要だと思うのです。

3.結語・支える大事さ

結果的に言えばさまざまな困難を抱えるであろう公認心理師にとって支え合うシステムは必要です。

SNSでの連携もひとつのアイディアですが、SNSは誰でも読めますので秘密保持の点で心配です。

日本公認心理師協会には相談機能はなさそうな印象を受けました。

その記事も書きましたが今後実際どうなっていくかはわかりません。

地方公認心理師協会は東京公認心理師協会のように会員の相談にもきちんと答えると明記しているところもありますが、東京在住か東京に勤務先がある心理職だけです。

金銭的にスーパーヴィジョンはハードルが高いです。

公認心理師100人力公認心理師ドットコムセカンダリーこころJOB心理職支援ネットワークが頑張って受験生や公認心理師のために役立つ動きをしているのは知っています。(他にもあれば教えてください)

公認心理師自助グループがきちんと認知され、倫理面のサポートを含め、今後発展していけばなあと思うのです。

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