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○ 公認心理師試験受験の心得

第5回公認心理師試験がいよいよ日曜日に迫って来ました。初めての試験で緊張している人も多いでしょう。

そこで受験に当たっての心構えを書いておきます。

1.受験前

家から受験会場までが比較的近いという人を除いて、今年は「なんとか行ける」「始発なら」という人たちは前泊をする人たちが多いようです。

確かに試験直前に交通事情を気にしていたらそれもストレスになりそうな気がします。

受験前日は休暇を取る人もいます。全日休暇とは行かないまでも午後半休を取ってもいいかもしれませんね。

2.受験直前

真夏の受験です。ここでまず注意しなければならないのは会場入りせずして帰還を余儀なくされることです。マスクは必ず予備を用意しておいてください。

ひとつしかないマスクのヒモが切れてしまった場合、受験会場のそばのコンビニまで買いに行く時間はないかもしれません。マスクの予備は買っておきましょう。

3.体温チェック

毎年書いているのですが、ここまで勉強を積み上げておいて体温チェックで引っかかっては元も子もありません。

時間には余裕を持って、会場まで走って行かないようにして下さい。走れば体温が上がるのは当然のことです。

次にこれだけ猛暑だと外を歩いているとそれだけで体温が37.0分になってしまうこともありえます。

日傘はお持ちでしょうか?当日は持って行くことをおすすめします。直射日光が遮られるだけでかなり違いますし、青雨兼用ならば急な天候変動にも耐えられるでしょう。

あとは朝食ですが、バイキングのホテルに泊まったからといってお腹いっぱい食べてから会場に向かうのは、人によりますが僕としてはどうかな?と思います。早めに朝食は食べておいて、眠くもならないし消化のために体温上昇を避ける心構えが必要かもしれません。

4.会場内

水分補給は必要ですが試験中は試験官の許可がないと飲水やトイレに行くのもままならないです。

自分の体調をよく観察して…としか言いようがありません。

女子トイレはかなり混みます。ということを想定しておいてください。

5.超直前試験対策

超直前はどうするの?ということですが、人によってさまざまでしょう。

僕の友人は前日ワイン3本飲んで合格しました。彼は「むしろ飲んでいなかったら合格できなかっただろう」と語っていましたが到底万人向きの対策ではありません。

リラックスして過ごすもよし、直前まで1点を狙って勉強するもよし、ひとそれぞれといったところでしょうか。

ちなみに僕は前日夕食を食べながらエリクソンの発達段階理論を読み、ホテルに向かう電車の中でも勉強していました。

試験開始前にはスマホで前頭葉の機能について読んでいて、それが1点獲得につながりました。

試験直前までテキストを読んでいた受験生が多かったです。本番中は机上に出せるのは筆記用具だけですが試験監督が言うことを聞いていればきちんと受験はできるので、それほど不安に思わなくてもいいと思います。

6.試験

山崎先生が、試験問題を見た途端わけがわからなくなって頭の中が真っ白になる、そこからが勝負と言っていましたが、この試験は心理専攻の院卒者をスタンダードにして出題される試験なので、そういう感想を持っても当たり前だと思います。

僕はわからない、迷う選択肢問題はどんどん飛ばしていき、最終的に自分にフィットしそうな選択肢を選んだのがよかったと思います。

マークミスには気をつけてください。

僕が書いたことはあくまで自分が受験した体験から言える所感です。人それぞれ、受験前にはリラックスを重視して、お昼休みも勉強しないという過ごし方もあるでしょう。

本当に受験まで数日間しかありませんが受験生の方々のご健闘をお祈りしています。
photo by ᴷᵁᴿᴼ' @PhotoKuro_