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#公認心理師フェス

そもそもおかゆ先生の呼びかけで始まったTwitterの公認心理師フェス、それは果たして本当に「なんとなくトレンドで始まった」ものなのでしょうか。

一回トレンド入りをしましたが心理職、公認心理師の力はまだまだ弱く、公認心理師の知名度は低いままです。僕は事務方の人なんぞに33年にわたる「臨床心理士」の資格名も何度「心しょう心理士?」(漢字不明)と呼び間違えられたことか。

ましてや設立されたばかりの「公認心理師」の名称が一般に広がるわけではありませんでした。Gルートの人は現任者講習会、交通費、ホテル代(会場によっては)受験料、勉強のための書籍と莫大な時間を費やし、さて、何が得られたのでしょうか?

わずかに聞こえて来るのは5千円程度の資格手当、臨床心理士と公認心理師のダブルホルダーでないと新卒を採用しないというアドバンテージ(ディスアドバンテージ?)、ストレスチェック実施者などなどまだまだ知名度も有効性も十分とは言えません。

臨床心理士たちはこの国家資格をまるで生死にかかわるものであるかのように必死で取得しました。

そして知名度や役割が劇的に変わったわけではない。他職種Gルートの人たちに話を聞いていても「心理スピリッツを生かせるいいところがあった。実用性もある」人と何も変わらなかった人に分かれています。

そもそも試験や試験制度に関する不平不満も最初から出ているわけで、心理療法の創始から現代心理療法まで脈々と受け継がれている精神分析が出題されない、心理テストの王道であるロールシャッハも出ないとないない尽くし。

その代わりに大学院でも習ったことがない難問奇問が目白押しで、医学分野で働く心理職が司法分野を勉強しなければならなかったり、その逆もあり、目まぐるしく毎年変わる法制度が重要分野として出ていたりと批判も多い試験であるわけです。

さて、Twitterでは流行語としてトレンド入りしても一瞬で消えてしまいました。北川景子さんが頑張ったとしても世間とはこんなものでしょう。

それどころか僕は

何十回も書いているのですが職能団体仲間割れ、勝手に上位資格を作る始末です。

もうね、何と言ったらいいのかわからないほど内輪揉めをして迷走錯綜している資格なのです。

外からの知名度が今ひとつ今ふたつならばせめて内部でまとまりましょうよと多くの公認心理師が声を大にして言っても、この制度を改悪しようとしていると思えるようなお偉いさんたちの動きは変わりません。

この公認心理師資格の名称が世の中に根付いていくにはきっと何十年もかかるでしょう。

それどころか心理職の悲願だったこの国家資格はいろんなものの乱立で安物の資格になってしまうかもしれません。

世の中には別に院卒が条件でなくても、実務経験を積んだということでも付与される立派な資格がたくさんあり、国家資格の歴史の長さという認知度が公認心理師よりも世の中に有用性が国民に認められている資格は山ほどあります。

だからこそおーい、仲間割れしていないできちんと協働協業していかないと官側からも国民からも見捨てられてしまう資格になってしまうぞーということに強い危惧感を抱いているのです。

photo by ᴷᵁᴿᴼ' @PhotoKuro_