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公認心理師試験・この時期のモチベーションの上げ方

1.はじめに

この時期は微妙に難しい時期です。試験まで時間があるようでまだ大丈夫かなと思ってしまう。基礎心理から勉強しようとすると、だいたいにおいてとりかかりの基礎心理はそんなに面白いものではないので(まず心理学史からやり込むと面白くなります。)なかなかとりかかり始められない。

どこからスケジュールを組んで勉強をしたらいいかわからない。再受験はがっくりとしていてなかなかモチベーションが上がらない。そんな受験生の方々のお役に立てればと思い本記事を書き起こしている次第です。

2.とりかかるためのモチベーションの上げ方

「なぜ公認心理師になりたいのか?」原点に戻って考えてみましょう。心理学部、心理学科に入った時から心理職に就きたいと思っていた人も多いでしょう。

そうであれば突き進むのみ、ということになります。資格は武器になります。就職の際も国家資格を持っているということは相当なアドバンテージになります。特に病院勤務の人でも福祉、教育領域の人でも心理職としては一目置かれるのではないでしょうか。

今は過渡期なので臨床心理士の方が資格として強いですし知名度もありますが今後10年経つとどうなるかわかりません。最近では茨城大学が臨床心理士養成課程を廃止して公認心理師のみにしました。

さて、心理職でない他の仕事をしながらこの資格を取ろうとして来た人たちと僕はずいぶん話して来ました。合格者も不合格者もいます。この中には心理職に自分のアイデンティティを感じ、実際に心理職に転職した人もいます。

意欲も相当にありますが、やはり心理専攻でない人が公認心理師の幅広い分野を学習していくことには困難さがあるでしょう。それでも「公認心理師になりたい」のはなぜでしょうか。

他職種の人たちの熱意はかなり高い、というのが僕の感想です。心理学の国家資格を取得して臨床心理スピリットを現在の仕事に生かしたいという人たちです。

ともすると他職種の人たちと心理職は共通原語が乏しく、コミュニケーションに齟齬が生じることがあります。

この辺りに批判があるのは知っていますが「経過措置」として公認心理師法で認められた合法的な受験者なので「多職種連携」がスムーズになるということが期待できます。

「どうして自分はこの資格を取りたいのか」自分に向き合うということが大切だと思うのです。

3.スケジューリングを作る

どんなに勉強が得意な人でも、例えばブループリントのわからない用語を徹底的に調べていたら試験までに間に合わないでしょう。

過去問を解いていればわかるのですがブループリント小項目に掲載されていない問題は多く出題されています。大項目で「健康・医療に関する心理学」であれば心身症のうち何を出題してもそれは試験委員の自由です。

過去問をやる→テキストをやる→ブループリントを調べる

どこからとりかかってもいいですし、スケジューリングは行っていきながら修正に修正を重ねていけばいいと思います。

やり方は人それぞれですが勉強をしていくうちに見えてくる、やるべき分野を克服していくことがきっと役立ちます。

4.「勉強癖」を身につけるには

「勉強をしない」「キライ」ということではこの試験は合格できません。かなり熱心に勉強していた人でも不合格の憂き目を見ています。

ですので「2」と共通するところもあるのですが、直接この資格試験と関係が薄そうでも(でも試験に出ることは十分あり得る)事例センスを磨くために興味のある分野のニュースを丹念に読んでおくことでも、何でもいいので「机or調べ物をするためにPCでもスマホでもそこに向かって関連のありそうな知識をインプットしていくことが大切になるかもしれません。

そして「調べ癖」をつけておくとインプットの仕方は上手になるでしょう。

5.仲間作り

以前にも書きましたが同じ目標を持つ仲間がいると勉強する意欲が湧いてきます。もちろんこれは人によるので、あくまでも自分のペースでやりたいという人はそれでいいと思います。

グループチャットシステムはあちこちにあります。合格者の人が受験生に教える、またはZoomでもそういった試みをしている場合もあります。少しでもそういった機会があれば食いついていってもいいのではないでしょうか。

6.結語

どうしてもモチベーションが上がらない人は模試を受けてみるのもひとつの手段です。その結果焦ることができたら合格への道につながります。結局のところこの試験に合格したければ無理やりにでもモチベーションを上げて勉強をしていかなければなりません。

冒頭に書いた「なぜこの資格を取りたいのか」という自分に向き合うこと、これが第一だと思います。こういったメタ認知ができないとならないと思うのです。とても厳しいことを敢えて言いますが「自分に向き合えない人は試験にも向き合えない」と考えています。

さて、思いつくことをつらつらと書いてみましたが今この時期のモチベーションを上げて合格への扉を開けられる人はぜひ頑張って欲しいと思うのです。

photo by ᴷᵁᴿᴼ' @PhotoKuro_