公認心理師試験のメンタルリハーサル
この記事を書いているのが9月10日、そして公認心理師試験は9月19日、せっかく直前なのですから、メンタルリハーサルを十分にしておきましょう。
7時少し前にあなたは起きます。ホテルの部屋には明るい光が差し込んでいます。とても気持ちのいい朝、体温は平熱、寒くもない、暑くもない服を着ます。
コンビニで買った少量の食べ物を食べて、しばらく身支度をしたり、テレビのニュースを見たり、スマホで好きなサイトを見たりします。
もちろん最終的な仕上げで勉強をしてもいいのです。さて、ホテルから出るとコンビニで昼食を買ってからバッグに入れて電車に乗ります。マスクをしている、予備のマスクを持っている、筆記具、受験票はホテルを出る前に確認しておきましたので安心です。
会場に向かう道には同じような受験生がいるのが見えますが、受験生ではないかもしれませんね。あなたは少し早め、8時15分ぐらいに着くと並んでいて、体温チェックを受けてから会場に入ります。体調管理は万全だったので安心をします。
みんな頭の良さそうな顔をしていますが、あなたは十分にやることをやってきました。だから焦る必要はないのです。いままで長く使っていてもうぼろぼろになっているかもしれない、ふせんだらけのテキストを出して読みます。この知識があなたの血となり、肉となっています。さらに安心感を感じます。
さて、受験の説明をする係員、スマホを封筒に入れて試験開始を待ちます。
問題文と解答用紙が配られますが、何気なく試験開始までの時間を待ちます。以前行った公園の青い空、青々と茂る草、咲き誇る季節の花々。そんな景色を思い出していてもいいかもしれません。
そして時間になり合図があると問題文冊子を開きます。その問題はあなたにとってわかるかもしれませんし、わからないかもしれません。でもそれでいいのです。この試験で満点を取る人は誰もいません。第1問から解いていきます。わからないところは飛ばしてもいいですし、カンでどこかに丸をつけておいてもいいでしょう。わからない問題でもじっくりと読むことです。「~でない」「よくあることですと言う」「自分一人で決める」などは誤答でしょう。医師の指示を受けることを考えます。
わけのわからない知識問題があると焦ります。でも試験に合格した先輩の言ったことを思い出します。「俺、あの試験、10問連続で不正解出したけど、合格したんだよな」統計は苦手かもしれません。でもじっくりと読みます。さて、この試験は「正解を選べ」「間違っているものを選べ」「正しいものを2つ選べ」「間違っているものを2つ選べ」の4つの選択肢から成り立っています。何も慌てる必要はないのです。
試験は日本語で書いてあります。1問目、わからない、2問目、わからない、3問目、わからない。わからなくてもいいのです。なにしろこの試験は心理専攻名門大学院卒業でも決して満点は取れないのですから。
わからない問題があったとしましょう。次の問題はまた、全く別の問題です。常にあなたが解いている問題は第1問です。前のことは忘れて次に進みます。
さて、長かった午前の部が終わります。昼食を食べたり、トイレに行ったり、リラックスして過ごしましょう。隣の人や前の人がふせんを貼りまくって、マーカーでラインを引きまくっているテキストを見ると焦るかもしれません。でもその人が優秀とは限りませんね。あなたは時間が足りなかったかもしれませんが、一生懸命、力を尽くしてきました。その努力は尊いものです。
気持ちを落ち着かせるためにまたあの青い空、たゆたう白い雲の風景を思い出してもいいかもしれませんね。風景がしゃきっとして感じられるとあなたは額が涼しくなっているのを感じます。そう、あなたの頭は冴えわたっているのです。
午後の試験が開始されます。午前と比べて難しく感じるかもしれませんが、それは誰にとっても同じことです。平然と試験問題に向かっている人、すごい速さで問題を解いている人がいると、やはり焦るかもしれませんが、その人が正答を出しているのかわかりませんね。あなたはただ、自分の目の前にある問題文に集中していればいいのです。
ここでも正しいもの、誤っているものを間違えないように正答を選んでいきます。正答選択にはコツがあります。あなたは学んで来た中でその正答選択のコツを自然に身に付けているのですから、心配することはありません。
午前中も午後も試験官の許可が出てから試験の途中で退席する人がいるかもしれません。またそれを見て「短時間で正答を出し切った人だろう」と焦る必要もありません。
その人は試験を目の前にしてよくわからなかったから、短時間でやることがなくなってしまった人かもしれません。問題を見ているとまぎらわしいものがあるかもしれません。そういうときにはあきらかに誤答と思える選択肢を見ます。その選択肢には×をつけます。問題文にはちゃんと〇を書き込んでおきましょうね。あとから自己採点をするときに役立ちます。
さて、全ての問題が終わったらあなたはさわやかな気持ちです。やることは全てやり切った。買い物でもして帰りましょうか。お茶でもして一息ついてから帰りましょうか。あなたは普段の一日を過ごしているようにやり終えたのです。
公認心理師試験対策
photo by ᴷᵁᴿᴼ' @PhotoKuro_
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コメント
コメント一覧 (1)
超!参考にさせていただきます!!!
ありがとうございます。