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○ byまりりん 公認心理師試験対策直前記事
「摂食障害」


さて、まりりん(まりぃ先輩(独学で公臨ダブル合格応援中)が今回のLINEで摂食障害について説明を10分ほどの番組で説明した動画を流していました。

摂食障害の説明というのは実に難しいです。DSM-5の診断基準は必ず読まなければならないことに加えて、その臨床的な特質も理解しておかなければ特に事例問題には対処できないからです。

摂食障害は神経性やせ症と神経性過食症に大別されます。制限型で食べない拒食症もありますが、どちらも排出型といって食べて吐くことがあるのです。下剤や利尿剤乱用もあります。とんでもない金額を購入して(安売りスーパーなどで)吐く。そうするとトイレが詰まるので大型のペールを買って少しずつトイレに流すという、凄まじいエピソードもあるのです。

そんなに購入するお金が中高大学生に払えるはずがないので万引きと重奏してクレプトマニア(窃盗症)とも併発して盗んだ直後に快感を感じることもあります。

この疾患に罹患すると、身体バランスは崩れてカリウム異常を起こして顔色が土気色になり、食べ吐きの場合には胃酸で歯が溶けることもあります。

そしてまりりんが説明していたように摂食障害は自己イメージが崩れていることが多い。例えば自己像を絵に描かせるととんでもない太っている自己像を描くのです。

無茶苦茶な量の運動をする、また、他者に食べさせることが好きなので大量の食物を作って家族には食べることを強要したりします。

こんな状態になってしまったら当然生命も危なくなります。生理も止まり、30キロを体重が切ったら要入院、そうしないと生命が保てませんし、それでも栄養不良で死んでしまうこともある、ある意味とても恐ろしい疾患です。

過去問に出ていたのは、病識がないこと。そして知らなかったのでこの設問を間違えてしまったのですが、遺伝も関与しているということです。

こういった短い記事よりもまりりんの動画の方が詳しく説明しています。過去問にも出ているので摂食障害は必須学習領域だと思います。

僕はこの領域はまりりんよりも詳しくないので(要学習)DSM-5片手にまりりんの動画の解説を見てみることをおすすめします。

なお、まりりんは受験生向けのオンライン個別指導も相当な破格値でやっています(90分3千円)。学生への受験指導歴が多いまりりんからの指導を個別に受けられるというのは大変なアドバンテージになるのではないでしょうか。

photo by ᴷᵁᴿᴼ' @PhotoKuro_