○ 公認心理師試験1カ月前のメンタルコントロール
1.緒言
公認心理師試験も残りあとわずか1カ月になりました。ここでノー勉の人は確かに難しい。ですが、勉強をしている人でもメンブレやすい時期でもあります。それではこの時期のメンタル管理をどのように行っていけばいいのでしょうか?
2.メンブレ対策
確かにこの試験直前の時期は揺れ動くことが多いかもしれません。ですが僕は「ある程度以上メンブレてもいい」という考え方です。毎日毎日勉強していて「あと1カ月しかないのにもうやる気が続かない。もう無理だ」ということで疲れ切ってしまう人、睡眠不足がたまってどんどん疲れ切ってしまっている人、もういっそのこと、2、3日どさっと休んでしまうのも手です。
家族がいる人は、あまりにも家族サービスをしなくて文句ばかり言われている人もいるかもしれません。そういう時には思い切って休んでしまうのも手です。そして思い切り睡眠を取る、家族と遊んで息抜きをする、それもいいのではないかと思います。
そして大切なのは休んだことについて罪悪感を持たないことです。
なにしろ受験生といっても人間です。ちょっとぐらい休んだとしてもいいじゃないですか。休む→リフレッシュする。→また戻る、それでいいのではないのかなあと思います。
⑴ 失敗例
全く休憩なしに勉強をしていた受験生がいました。彼は模試を受けたり無茶苦茶ブループリントの用語を調べつつ、ほとんどテキストらしいテキストも見ないで現任者講習会のテキストを見つつ勉強していました。
何しろ休みなしに勉強していたわけですし、復習もそれほどできないでとにかく前進することだけを考えて深掘りして勉強してわからないところは英語文献まで参照して調べていました。
そんな無茶苦茶な勉強をしていても役に立つはずがありません。半分ウトウトしながら辰巳の模試の問題を書き込み用にコピーしたものをばらまきながら寝ていたということです。
このような勉強の仕方をしていたら頭に入るものも半睡半覚醒状態でうまくいくはずがないです。ちな、これはこれは僕自身の話です。
うまく休憩を取ればよかったなあと思います。
まあなんとか合格できたのはメンタルコントロールのせいではなくて別の要因があるのですがそれは後述します。
⑵ 成功例
某Aさんという人がいます。彼は僕と今でも大変仲が良くてブログに書いてあるメアドにメールをもらえてそれ以来の仲です。今でも連絡を絶やさないのですが彼の勉強法は全く僕とは異なったものでした。勉強するときはする、しない時はしない、ということでメリハリをつけていました。
そしてなんと受験前日には飲み食べ放題で無茶苦茶な量の飲み食べ放題をして翌日の試験に臨んだということです。
僕:あのう、それ無茶なんじゃ…
Aさん:そっすね。万人には勧められません(自信満々に)でもあれがなかったら逆に合格できなかったかも。思い切り遊んだあとにホテルに戻って猛勉強。あれは効きましたねー
とのこと
⑶ これから頑張って欲しい人
B君という、新卒今年初めて受験をする人がいます。ひょんなことで知り合って僕やAさんとZoom勉強会やお互いLINEを欠かさないのですが、もうとにかく焦っていた。そこでちゃらんぽらんな(Aさんごめん)僕やAさんがLINEで適当に励ましつつ勉強の情報を仕入れつつ勉強と関係のないどうでもいいことを結構お互いに遊び感覚、友人感覚でやり取りをしています。
この人にはぜひ頑張って欲しい。という思いがあります。
3.結語
息抜きもいいですし、メンブレて勉強できない日があってもいいじゃないかと思います。その上で僕がB君に言っているのは「石にかじりついてでも最後まであきらめるな」ということです。Aさんは飲み食べ放題の後に猛勉強。
僕も行きの電車の中で割と人がいたので立ってネットで情報をスマホで調べる。前日夕食を食べながらテキストを読む、試験直前に「あ、これな」で1点稼ぐ、というとにかく最後の最後にスパートをかけていました。
メンタルコントロールをするのに何がいいかということは人によってあらゆる場合があるので「これ」という正解はないと思います。適度に休憩を入れつつも最後の最後まであきらめないこと、が僕のオススメの方法です。
これをB君に伝えたところかなり焦って緊張感たっぷりだったB君の肩の力が抜けたようでした。
多少、あるいは多々メンブレて勉強できない日、日々があってもいいじゃない。あきらめないで最後までやればいいじゃない。これが受験生のみなさんに伝えたい事柄です。
photo by ᴷᵁᴿᴼ' @PhotoKuro_
Tweet
コメント