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photo by ᴷᵁᴿᴼ' @PhotoKuro_

デイケア3年目心理職Kちゃんの隠された事実

※ Kちゃんは昔からの知り合い過ぎてあまり記事にする気がなかったのですが(ある意味失礼)そこで「誰か俺も君も知らない新しい心理職の人を紹介してくれ」と言ったら「知らない人は知らない」と言われたので仕方なく彼女のことを記事にすることにしました(もっと失礼)。

僕:Kちゃんと長い付き合いだけどそういえばお給料っていくらぐらいもらってるの?(唐突)

Kちゃん:ん-、額面20万で手取り16~17万。自宅だから生活と学会と本代とウェビナーには困らん。コロナなかったらもっと研修行きたいぬ

僕:デイケアだから個人面接ないって言ってたね

Kちゃん:そうそう、個人面接やりたいってそういう気持ちはある。新卒入職者もそう言ってたけど

僕:デイケアだからプログラム参加したり?

Kちゃん:そそそ、イルツラやったり、でもソフトボールとか卓球とかテニスとか面白い。料理教室だと調理人が絶妙なアルデンテでカルボナーラ作ってくれたり役得wどちらかっていうとウチの職場はガンガンイケイケ系スポーツデイケア

僕:リワークもやってるって言ってたね

Kちゃん:休職中とか、休職長引いて解雇になって、また仕事探したりしてる人とか混じってる。ワタシより年上の人たちだから気を遣う。あとフロアリーダーが前の職場でリワーク立ち上げした人だから「すごいですねえ〇さんは」と二重に気を遣う。多重関係って言うんだっけ?

僕:ちょ、おまそれ違う

Kちゃん:わかっちょるぬwでもイルツラもアセスメントになってるからいいかと。支援計画やカンファレンスに役立つかなあ

僕:転職の意志はありますか?

Kちゃん:ん-、もっといろんな現場を経験したい気持ちとか、さっきの心理個人面接に対する憧れはあるけどとりま今はここにいるのも勉強かなって

僕:ほえー、まともなこと考えてたのね

Kちゃん:だってひなたさんいつもまともなこと言わないからワタシもまともなこと言う機会ないじゃん

僕:えと、今の仕事のやりがい

Kちゃん:ん-、うちのデイケアでかいから年齢分けしてあるのね。ワタシは割とミドルだから最初は大丈夫かなって思った。でもリワークミーティングのコーディネートとか面白い。司会は敢えてフロアメンバーにやってもらうのね。大企業で課長やってた人とかいるから。会議仕切って自信になるみたい。メンバーの人が元気になると、「あ、よかったなあ」ってオモ。リワークのコーディネートはそうやってメンバー主体にやってもらってスタッフはあくまで裏方に徹するのがコツかな。あとヨガ面白い。マインドフルネスみたいでワタシも癒されるw

僕:すげえな、Kちゃんいろいろ真面目な人だったんだ

Kちゃん:いやだからそれはひなたさんが

僕:あらためてですけれども、逆に大変なことは何かありますか?

Kちゃん:ん-、ワタシは慣れたけど、もっと若いメンバー見てる新卒君とかは実際メンバーから相談持ちかけられることもある。ワタシもあるけど。そしたらやっぱり多重関係的になるから悩むって

僕:そうだねえ、俺も就継にもデイケアにもいたからわかるわ。新卒者とか院生はこういう現場感覚あんまりわからんかもね

Kちゃん:そそ、実はワタシ実習でここに来てたのよ。で、いろいろ見ている間にこういうところも面白そうだなって。人が動いているところは必ず人から学べる
僕:偉い子だったんだね(タイトルの「隠された事実」実に失礼)

Kちゃん:ひなたさん、「この世の最後に食べたいものは?」とかしか言わないから

僕:いやそれは構成的グループエンカウンターでね、らめーんだったっけ

Kちゃん:叙々苑で1枚5千円のザブトン食べたい。LINEペイで送金して

僕:それでは話を戻します。今の学生、院生たちや新卒者に何か声をかけたいことは

Kちゃん:そっすね。修論や資格のための勉強は確かに大変です。でもきちんとそれを自分に与えられた課題と思って乗り越えていくことは社会人として大切なことだと思いますので頑張ってくだちい

僕:おお、まとも。ひなたさんのブログについての感想ありますか

Kちゃん:そうですね。あまりにも面白いのでLINEで一斉に知り合いに送信したら半分ぐらいにブロックされました。ワタシの友だちを返してください

僕:えと、あの、それは

Kちゃん:ウソです。そんな危険なことはやりません

※ いや実は昔からの知り合いとはいえ、実は僕は誠に慧眼なので彼女の真面目さは見抜いていました。心理専修者はともすると病院臨床で個別カウンセリングをするのが目標と思っている人たちが多いのですが、就労継続支援施設、デイケア、社会養護、放課後デイサービスなど、生活やプログラムという時間を一緒に過ごしながらの心理的観察の方が奥深いものが見えてくることがありますし、実際僕もそれは経験しています。

今後Kちゃんがどういった方向の心理職人生を送っていくのかはわかりませんが、もし個人臨床を行う現場に入って行ったとしても今の経験は必ず役立つと思いますし、それをわかって今の職場にいるKちゃんは偉いなあと改めて感じました。