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春色の中でかくれんぼ。
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#梅
第2回試験と第3回公認心理師試験の決定的違い
1.序
本ブログを始めてから1人だけでは情報を解析しきれないし、またいろいろと教えてくれる人もいないのでお願いした結果、このブログにはブレーンが何人かいるのですが、今回は超辛口教育学博士のK氏に聞いてみました。
2.会話
僕:というわけで丸投げしますのでおねしゃす
K氏:わかった
僕:はい
K:第2回は解きやすい。心理の知識をかなりブラッシュアップしていれば解ける。そういう意味では難しくても良問多し
僕:あんなに難しい印象あったのに
K:でも勉強量でできるできないがはっきりわかれる。正規分布に近い
僕:ほう
K:せやね。今回は分散(得点の散らばり具合)が小さい
僕:わかるけど読者に説明してくれ
K:ひなたあとでおごれ。要するに「ここで合格」という別れ道の平均点が第2回より第3回多分低い。138点合格でも140点台多かったろう
僕:解ける問題は誰にも解けたろうねえ
K:その代わり1点が致命的になるから臨床センスや基礎知識が欠けてたらすぐ落とされたろうね。だからさて、と学び始めたGルートは落ちる。心理卒しばらく経ったDは最新の知識ない。やっぱり落ちる
僕:E81パーセント異様に高かったやん
K:いちおう公認心理師初受験だからな。第2回58.8パーセントの合格率だけだと院の入試倍率すげー低くなる。取れない資格取るためには誰も院進学しない。院も手を入れたかもな
僕:これからカリキュラムも変わるねえ
K:今だけ片口でロールシャッハ教えてる分析系教授は今だけ臨床の試験で鼻高々かも知れんがもうすぐ絶滅する。10年がかりで学ばないと解釈できない心理テストは科学性ないからエクスナーシステムに移行する。公認はロールシャッハでないけどな。片口ロールシャッハは学生へのパワハラ。まずは片口覚えたらエクスナーやれとかお前エクスナーできるのかと
僕:なるほど。ま、それは置いといて、これ公認の話だから
K:1点落としたらすぐ終わり試験が第3回。統計捨てたヤツはかなり落ちた。基礎相当叩き込まんと。受かった理由を探すのが心理学の基本。今回は落ちた理由を考えろ
僕:Kさん相変わらず厳しいっすね
K:いいか、臨床心理学に関係ないと思える他分野の法律問題とか基礎心理や統計も捨てても構わんが全体のバランス欠くと落ちる。そうすると受験回数あと2回しかないGルートはもう一生この資格は取れない
僕:ほへー。あの、医療現場で心理テスト取りまくってた心理の友人無勉で合格
K:心理テストは対象者年齢と内容、カットオフ値っていつも言っとるけどMMSEは手続き出たね
僕:毎日毎日それぐらいやらんとあかんのか
K:あれ1問間違っても他で取れればいいけどな。そいつは身体科で働いていたんやないか?
僕:せやね。心身症領域とかね。MMSE普通に毎回取ってたから解けたと
K:お前ブログに買いとったけど現場感覚が通じるのは公認心理師試験的に正確性がある職場、それに尽きる。第3回は落とせない問題は確実に取ったヤツ合格者多かった。わからん問題は捨てる。Eルートの合格率81パーセントは正答率63パーセントぐらいが多くて81パーセントはおらん。Gルートの不合格者は58パーセントぐらいが多いかもな。
あとわからん問題が出てくると必ず誰しもパニクる。それはEだってGだって同じはず。焦るなと言ってとムリ。必ずケアレスミスは起こる。ただしわかってる感が多いとミスもすくなくなる。今回の出題委員の狙いは違ったかもしれんけどできるところだけ答えろ、これだけやね。
※ というわけでK氏は厳しいっすが大学の内部に近いところにいるだけあってつぶさにこの試験を見ているようでした。以前、第2回試験の前にもK氏と話したことがあるのですが、合格点平均は低くなる、優秀な成績取得合格者はかなり少なくなる、合格点間際のせめぎあい、そしてチャンスが限られている人たちは命がけだなあと思った次第です。
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