◯ 第3回公認心理師試験結果の講評
さて、僕とS女史の合格率予想は全く外れに外れていたわけですが、意外なことがひとつありました。それはGルート受験者がことのほか受験者数が少なかったことです。
前回不合格者、今回新規現任者講習会受講者を合わせたらそれだけで16,000〜17,000人Gルート受験者はいたのかなあと思っていました。
そしてGルート受験者の合格率が50.0パーセントと思ったより高率だったことです。
今回の試験は「落とせない問題✖️解けない問題」とはっきり分かれていたような気がします。したがって、はっきりとわかる問題をきちんと解き切ったことがGルートの勝因になったのでしょう。
僕はGルート5割は院卒程度の試験では「勝利」ととらえています。
次、Dルートです。
D1ルートがどこに滞留していたかはわかりませんが、D2ルートとともにリベンジ組として挑戦した。様子見をしていただけならばもっと合格率は低下していると思っていたのが、やはり落とせない問題をきちんと解き切ったからだと思います。
そしてEルートが8割とかなりの高率だったことです。僕の周囲でも頑張って解き切った人はEルートで合格できたと思います。ただし、印象では「ものすごく高得点で」合格できたひとは少なかったと思います。みなさんかなり当落線上で合格したものと思います。
しかし当局にとっては新卒6割以上の目標?は達成できたと思います。
ほかのルートの受験生も困難だったのは同じだったと思います。
そして最終合格者数7,000人は公認心理師の今回の必要数として必要十分だったのではないかと思います。
実習先の確保という意味もあります。
以上、簡単に合格率を見ただけの講評です。
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