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photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
きみは
わたしの
こころの鏡


ギリギリ140点狙いサバイバル公認心理師試験勉強法

1.序

今回の試験で140点台後半「よっしゃ、いけるわー」と思った方、僕の過去の経験だと各社採点で「多分」大きくずれて不合格になることはないものと思います。

さて、この試験で満点を取って合格すること、それは無理です。9割は?比較的簡単と言われていた第1回試験でも9割の得点率を取った人は聞いたことがありません。

さて、次回第4回公認心理師試験を受験するみなさんは何を目標に頑張るのでしょうか?

8割?7割5分?そんなに得点率は必要ありません。7割を目標にして勉強して実際には6割5分ぐらい取れたら合格です。

138点取れれば合格できる試験です。そこでサバイバル6割ジャスト(より上の得点を取れればいい)という勉強法について考えてみました。

2.わけのわからない用語や学者、学説ばかり

この辺りは全くわからない。何がどうあがいても無理みの問題だったら捨て問として捨てましょう。

3.ほかの問題とのバランスで正答を

さて、実は僕がブレーンS女史と話していてき付いたのですが(あとからほかの予備校にも書いてあったのであらかじめ思考簒奪が行われていたのか?)僕なりの言葉で書いてみると、捨て問題、サービス点アゲ問題、そして4択5択であっても実は2択。これは受験生にも実際に言っていたのですが、4択5択でわけのわからない用語が出てくるとテンパります。

僕が強調したいのは、知ってる用語、知らない用語が並んでいる「正答を選べ」というぐじゃぐじゃな4択5択で正答選択肢を2つに絞るということです。

5問中2つは知っていて、どちらかが正解だと思ったら敢えて知らない単語に手を出す必要はありません。しかしテンパると「こ、この知らない単語がせ、べ、勉強したことない正解かも!」という選択は8割方外れます(個人的感覚)。

過去問はやりましょう。4回分の過去問がたまっています。有名な単語、学説、人名、心理検査はちゃんと覚えます。ところがテキストや問題集に出てこない。深掘りすればするほどワケワカメになって日本語論文にも掲載されていないので英語論文を見てやっと正答できるか、いや、できないかもしれない。そういうタームを追っかけるのはやめておきます。

なぜかというと時間のムダだからです。

ここでこれまで一生懸命テキストを読んできた人にとっては知らない単語が出てくると焦ります。

4.実践的戦略


昨日内科医たけお先生のYouTube番組「速報!公認心理師試験に一緒にチャレンジしよう!」を見ていたのですが、医師国家試験でも迷うよ、わかんねえという内容を見ていて、はっと思ったのは
「〜ない」という選択肢は全て誤答ということです。試しに第3回問題だけ見てみたら確かに「〜ない」という選択肢は全て誤答でした。

※ ただし、僕がこういったコメントをするともれなく出題委員が僕を意識して出題傾向を変えてくるおそれもあるので、あくまで参考程度に。

5.正答選択のための計算

この辺りはあくまで僕の仮説の数字を入れて考えます。

58問の知識問題午前午後合計は116点です。午前19問、午後19問の事例問題配点3点の合計得点は114点です。

僕の感覚です。事例問題はナニコレセンスがあれば間違えないじゃん。国語っぽい問題7割。これは落とさないようにしましょう。

また、知識問題でもちょ、これやっぱり国語問題orサービス問題、が混ざっていて、よくわけのわからない問題を含めると正答率5割だったとしましょう。

計算します。
116✖️1/2=58(知識)
114✖️0.7 =80(事例)

58➕80=ちょうど138点です。

というわけで本当にケアレスミスには気をつけましょう。僕はきちんとこれまで4回の試験をやってみて、もれなくケアレスミスをしてきました。不注意・多動混合型の人には難しい試験でした。

というわけで、落とさない問題は落とさずにひとつひとつ積み重ねれば合格は手にできます。

具体的には基礎心理(知覚・学習・認知・感情・言語・発達)分野は基礎的なものは落とさない。

誰もができる法律は落とさない。(今回精神保健福祉法の入院形態が出題されていましたね。)公認心理師の倫理、多重関係、公認心理師法は落とせません。

そして1点1点積み重ねていけばいいので、誰も知らないわからない問題は、内科医たけお先生が言っていたように医師でもマニアックな医学問題がわからない。僕もスクールカウンセラーやっていたからといって学校教育法施行規則なんかわかんねえよと思ったものです(大事なことなのでいつも繰り返し記述しておきます。)。

一見「クイズ雑学王」(受験生Kちゃん)のようですが、わかる問題を積み重ねてわからないタームが出てきてもわけのわからない選択肢はなるべく除外する方法で行けば合格点までは届くと思いますので諦めないでください。

毎回何かテーマは決まっているようで、今年は認知症ラッシュだったような気がしましたがヤマかけは禁物です。あと7ヵ月頑張ってみましょう。


公認心理師試験対策