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photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)

君にしか
紡げない物語がある

君にしか
掴めない明日がある


公認心理師試験リベンジ組が行うべきこと

1.この資格は自分にとって本当に必要か考えてみる。

まずここから考えてみましょう。他職種Gルート受験者たちは結構今回の試験傾向に怒っていました。ちなみにD、Eルートの人も怒っていました。なんでこんな試験になるの?

6割取れないと合格できない試験、怒ってもそれは変わらない事実です。この資格がなくても別に困らない人は、1年がかりで時間、その他もろもろのものを犠牲にして勉強してそれでもこの心理学部大学院程度(以上)の試験を受けて合格してメリットが何かあるかということです。

僕の知っている他職種Gルートの人たちはかなりみっちりと勉強していました。それでも自領域が取れたとは限らず、さらに他の領域を苦労してして合格点を取りました。それは尊いとも言うべきものすごい努力です。

さて、次に新卒受験生です。直前に行われていた臨床心理士試験にも対応しなければならず、相当の苦労をしたと思います。臨床心理士・公認心理師両方を取得できた人は、両資格を取るのに相当苦労したのではないでしょうか?

厳しいことを言うとこの層は138点で全然構わないので、必ず合格しなければならない人たちです。次の試験まで7カ月。決して長い期間とは言えません。メンブレ切ってダウンしている人は再来年にしても構わない。ただし試験には受かりにくくなっていると思います。

2.合格のためにすること。すべきこと

なんでもいいので「これ」と自分で思いついた方法は片っ端から試してみることです。

⑴ 過去問の扱い

過去問はやるだけやり尽くしましょう。正答に関係なさそうな選択肢でも何を意味しているのか少なくとも調べます。頻出タームは次に出題される可能性もあります。今回は心理テストではY-BOCSが出題されていました。

基礎心理や統計は落とせない分野です。(統計ほとんどできないで合格点取れた人もいましたが相当点数は損をしていたと思います。)

過去問は正答領域を固めるだけでなく、誤答選択肢も広く見渡してみましょう。統計もそれができたらかなり変わるはずです。

第4回試験受験生で第3回試験問題をまだ手にしていない人は何としても試験問題を手に入れてください。

試験問題には著作権がありますので、いくら誰から頼まれてもこのブログに掲載はできませんし個別に僕に交渉してもダメです。先輩に聞いてみてください。

⑵ 心理検査

心理検査は僕がひごろから使っている検査(20種類ぐらい?)のほかにもオーソドックスでない検査も出るようです。せめて過去問に出た検査は落とさないようにしましょう。心理検査は常に医療領域で働いている人が取れるレベルの試験です。

⑶ 医療領域

医療Gルートの人に聞きましたが、医療領域はまず精神科については医師国家試験レベルということです。そして身体疾患については今回テーマだった認知症や5大成人病、医療にともなう倫理や医療記録の扱い方などは看護師国家試験を参考にします。

⑷ 福祉領域

全部をおさらいする時間はないと思いますが、精神保健福祉士、社会福祉士の試験はやりましょう。

⑸ 法律

これはどの領域の法律も含みます。医療法、精神保険福祉法、少年法、少年法院法、労働三法、教育に関する法律、どこから狙われるかわかりません。「◯法ではどう定められているか答えよ」という設問を見ると「ちょ、おまこれ心理師の試験w」と思いましたがブループリントに掲載されているタームは押さえておいてください。