photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
一閃の
こころに光がある限り
◯ 新・公認心理師正答選択のコツ
今回の公認心理師試験ひなたチルドレン(んなもんいない)の方々から様々な情報を得て、事例問題に限らず正答選択のコツ、を聞いてみました。合格点を取れた人から、そして取れなかった人たちから聞いた結果を総合します、
1.事例・知識でセンスが要る、いわゆる「国語問題」は落とさない。
知識問題にもセンスが要る、「なんちゃってセンス問題」がありました。
現任者でない、現在実務家、心理職でも他職種Gルートの方は絶対に現場感覚に縛られないことが大切です。20代新卒のスクールカウンセラーに50代ベテラン教師がケース運営について聞いて来て「支援チームを作りましょう!」などと訳の分からないことを述べており…が正解、なんちゅう試験だ、と思ってください。
2.基礎心理学は落とさない
Gルート他職種でもがっつり基礎心理学を固めた人は合格点を達成していました。「発達心理ナニから勉強したらいい?」「人格心理、オールポート教えて」しつこくしつこく聞いてきた受験生、今回その分野は出なかったのですが、結局彼女はその執念で基礎心理学全てをやり尽くしました。しかも福祉畑のGルート他職種の人です。
なんでもいいから絶対に落とさない。精神物理学や知覚心理学は基礎問題書やり尽くして満点を狙いましょう。
3.やっばり統計はやっとうけい
以前tweetしてバズったフレーズですが、苦手でももうこれは数学だと割り切りましょう。統計が苦手な人は、この残された7カ月のうちにまず最初にさっとやって、最後のツメの時期にやれるだけやってみることをオススメします。
4.過去問全問正解できるまでやり尽くす
これはよく言われていることです。漫然と3周やって答えを丸暗記するのではなく、出てくる用語、誤選択肢も合わせて全部覚えましょう。「Y-BOCSってなんだっけ」よりは頻出用語をソラで言えるようにクリアすることです。その用語はこの試験の頻出用語です。そしてセンスも磨けます。
5.時間と金はかけるだけかける
時間と金をかけられるだけかけることが大切です。僕に「模試受けた方がいいですか?」「不安ならやりなさい」「セミナーは?」「心配ならやったら?」絶対に僕は「そんなものやらなくてもキミなら受かるよ」とは言えません。
6.サバイバル選択をする
5択問題で明らかに誤答3問、残り2つに絞ればどっちかが正しい。そうすると正答率は50パーです。
例えば
⑴ 食欲が出るのはAホルモン
⑵ 食欲が出ないのはBホルモン
⑶ 神経伝達物質知ってる?
⑷ 太るのはAホルモン
⑸ 太らないのはBホルモン
あれ、⑵と⑸って同じじゃん、となると⑴か⑷に絞れます。知らない選択肢でも2分のIに絞れます。何がなんだかわからない問題でもなんとかなることがありますが、わかるかもしれない問題でも少なくとも2択にまで絞りこむことが大切です。
7.人名、理論は名前だけでもたくさん覚える
わからない人名や理論名がたくさん出てきました。あとから調べたらネットに出ている論文をよく読むと理解できる。「なんじゃこりゃあー」よりは名前だけでも覚えておくと推理する手がかりになります。
まだまだありそうですが今日はここまで。
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