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photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
僕らは世界のすべては知らない。


◯ 電凸心理ブロガーへの対応・各団体について

1.序

この「イケイケ公認心理師ブログひなた君」は2018年5月から始めました。中途あちこちの団体に電話問い合わせをすることもありましたので雑感を含めて書きます。

※ 以下に記すのはあくまで個人の感想で、実際の効果を示すものではありません。

⑴ 厚生労働省公認心理師制度推進室

ここに関して、決して悪いことは書けません。なぜなら本当にこの公認心理師制度について真摯に考えてくれているからです。あの、新しくできたばかりの制度について「推進室」とまで名称を冠してこの制度を世のため国民のために頑張ってくれているからです。すごく多忙で公認心理師だけにかかわっていられない昨今の情勢。せめて公認心理師協会が行っている調査に答えないのであれば「馬鹿馬鹿しい」と思って
僕なら見捨てます
これ⬇️です。官僚のキツい世界の中で働いてくれている方々です。



⑵ 日本心◯研◯セン◯ー

ここは公認心理師試験機関なのでなかなかフランクに答えてくれるのか、というと僕自身の「お客様の声」としてはなかなかそうは行かなかったことも多かったです。

「ホームページを見てください」これはまあ確かにそうなのですが書いてないこともあります。

受験資格についてなどはっきりマニュアルがあることについては明快に答えてくれますが特にGルート私設開業領域については法的に結構間違っていてもゴリ押しした答えが返ってきて、1カ月ぐらいバトラないと決着がつかないとかトンデモ回答をされました。伊藤絵美先生本当にありがたいです。先生の働きがなければ私設開業はそれだけではねられていたのかもしれないと思うと。

あと、ついこの間、寒い季節なので膝掛けを持ち込んでいいか、体温調節のために着脱可能な衣類(カーディガン、ジャケット等)脱いだらどこに置いたらいいか聞くと係員の方はとても親切丁寧に答えてくださいました。

この情報をブログに書いていいか聞くと年配の女性に変わり「個々の受験生の対応に忙しいんです!受験生個人の方々に聞いてもらうようにしてください!」とまくしたてられ、「あの、10秒だけ時間ください」「私たちは受験生対応で忙しいんです!書くのがいいとか悪いとか言えません!」10秒は長過ぎたようです。

といいとも悪いとも言われてないし「書いていいとも悪いとも言えません!」と言われたので、答えを記すと膝掛け使用には事前に監督官に聞くこと。上衣は椅子にかけるのが原則ということでした。

僕に話しておけば拡散できるのになあと思った次第です。

ま、多分知識がないことを聞かれてテンパっていたのだと思います。


⑶ 日本公認心理師協会及び日本臨床心理士会

なぜ2つの違った団体、なぜこの名目上違う団体をごっちゃにしているかというと、やっている人たちがかなり重なっていて名目上「別団体」となっているのですが理念もやっていることも同じです。電凸、というよりは僕は単に「不勉強で無知なる者の電話問い合わせ」を行っているつもりなのですが、事務局員と上の人とではやはり温度差があります。

のは当然のことで、事務局の電話受けの人はよくわからないで電話対応している人が多いわけで、「少々お待ちください」と言われて偉い人に電話がつながるとかなり対応は親切です。公認心理師制度、臨床心理士制度に詳しい人が答えてくれてなかなか感動しました。以前、実際のケースマネジメントについて困った時も別の方がかなり丁寧に答えてくれました。

⑷ 日本心理臨床学会

ここは親切寄り、普通の対応かな?と思います。ただ、あまりにも頻繁に電話し過ぎたので「あ、ひなた先生ですね」と声で覚えられてしまいました。ただ、フツーに会員として聞きたいことを電話することもあります。「詳しくはホームページで」「会員様向けの情報は会員様だけで、一般には発表しないでください。でもここはいいですよ。(親切)」と怒られることもなく、通常のことを言ってくれます。

学会発表の内容は例え発表者の合意があったとしても、発表後に勝手に掲載することはできません。一般公開講演についても同じことが言えますが、そこは普通の学会、さらに守秘義務が絡む学会ですので当然のことと思えます。

先日の学会は多分録音や録画もできたのでしょうが、さすがにそういうことは僕もしませんしブログ内容にもできません。「○学会に参加した感想」を他のブログで見ることもあるのですが、きちんと理事会の了解を取りましょう。通常の出版社はどの学会も学会理事会の許可を得て掲載しています。

⑸ 日本臨床心理士資格認定協会

ここはかなり公認心理師制度と対立していましたが、みなさまの予想に反してとても対応
は丁寧です。「先生が臨床心理士と公認心理とどちらを取るのもご自由ですので」などばっと出た若い事務員の男性が取次ぎもなく、ぱっと答えてくれます。事務局員でもよく対応を勉強しているという印象を受けています。

⑹ 結語

あと日本医師会や関東厚生局に電話したこともあったのですが、みなさま42条2項の「主
治の医師の指示」をまず知らないです。精神科医師でも知らないです。ということは他科の医師ならなおさら知らないことが多いわけです。医師団体は事務局は大変優しく、知らない事柄はまず調べてくれます。そして丁寧な対応をしてくれます。折り返しの電話もしてくれます。

心理関係団体に電話すると時としてバトってしまいます。「個人ブログの取材です」「ひなたです」ここでもうガチャ切り寸前の塩対応になることもあります。

医師団体や心理関係以外の学会で公認心理師のことを良く知らないところは調べ(きちんと非医師と言っています)、法文や運用基準の強硬さから想像されるよりもかなり丁寧、要するに知らない世界ですので、医師団体上層部が考えていることと、事務局の対応は違います。

多分医師個人個人はいい人が多くても集団になると権益を考えてしまうのだろうと感じてます。