photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
定義や対象は別として、結局わたしたちは「善し悪し」よりも最後は「好きかそれ以外か」の二元論で世界を見ているのかもしれないね。
◯ 不合格者情報から得た臨床心理士試験明暗の境目
※ かなり改変していますがエッセンスはそのままです。
1.序
僕がそれなりに教えている受験生の他にただ情報を求められたら僕が流しているだけというサバサバな人もいて、その人(仮にてりみん)という人がいます。まあそこそこの大学で学部偏差値は50少し切るぐらいですが、それほど悪くはない院です。
珍しくてりみんからさきほど連絡があり「どしたの?」と聞くと合格報告。おめ。過去問中心に勉強して平成3年から解いていたとのこと…(すごい。ちな僕は臨床心理士は、常に学生を教えていたのでノー勉ということは書いたような気がします。)
てりみんはそれなりに顔が広いです。院卒後わりとワンマンな職場に勤めたけれどもさくっと次の安定した職場を見つけた。あまり個人的な悩みは話さなかったのでそれはそれでいいです。
2.合格者と不合格者の分け目
てりみんはなんだか思うところあるのか、たくさんは話してくれなかったのですが、個人情報になるのでてりみん個人の前職場での泣きは割愛。てりみんの最初の就職先はワンマンブラック系職場で研修生をなかなか安い時給で重労働させる。心理の仕事以外にも事務やったり拘束時間が長くて辺鄙なところにあるのでのでてりみんは見切りをつけて勉強できる職場を探した。
そこに残った2人の研修生は全滅。
他の知り合いで別の余裕ある職場に勤めていた人は肌身離さず寝る時も参考書を離さなかった。やはり時間が大事です。
1人は卒後2年間受け続けて、何故だかわからないけど落ちている。患者さんからも告られるほどの美人です。た・だ・し性格はひどくきつくてコミュニケーションを取るのが難しい。
患者さんに優しければそれはそれでいいと思うのですが心理仲間だと突き刺さるので大変、と。
僕が人の事を言えた義理ではないのですが、ちょっと人と違った目線で何かを理解してしまうような人(変わり者ともいう)は事例問題を解いて臨床センスを身につけるといいかもしれません。
事例をサクッと解ける人(臨床心理士の場合)はケースマネジメントができるようにケースカンファレンスにマメに出てSVに師事して、という謙虚な人が多いと思います。
結局てりみんともう1人合格、3人不合格とのことでした。
そして合格しないであまり焦らずにいる人はやはり毎年焦らない。これは僕が臨床心理士受験者を見ていて思ったことです。記事にしたくるみんゆめみんは偉かったのだなあといたく感心した次第です。
さて、それでも臨床心理士不合格だった人に切に言いたいのは
公認心理師試験には合格してください。
以上
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