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photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
大切なことは全て「子ども心」に詰まっているらしい。でも子どもの時はその心の「存在」には気づけなくて、大人になるとその心の「ありか」を忘れちゃうんだって。


◯ 現任者講習の謎・なぜ毎年1万人受講?

これまで官公庁や医学心理関係団体の体制について 多少、ちょっとだけ批判的なことも書いて来ましたが、受験者側の謎についても書いてみたいと思います。

第1回試験Gルート受験者は
12,531(合格者)÷72.9(%・合格率)=17,189人で受講者数≒のまあまあ正確な数字と言えるでしょう。第2回試験は
4,728(合格者)÷41.8(%・合格率)=11,318人が受験しています。

第2回Gルート受験者=第2回現任者講習会受講者ではありません。なぜならば第1回不合格者も再受験しているからです。

第2回現任者講習参加者未受験者は

⑴ 第1回現任者講習を受けたもののGルート審査落ちしてしまった

⑵ 日程が合わずに受験を見送った

⑶ まだ経験年数が足りない

⑷ D、E、Fルートで受験可能だけどとりま勉強のためだと思って受講した

⑸ ひなたのブログを始めとしていろんな情報に接したり過去問を解いているうちにこりゃどうもいかんと受験を諦めた

などなどの理由かな?と思っています。  

ところが第3回受講者も約1万人
第4回受講者も1万人です。

おま、現任者講習ぐらいせめて第2回目までに受講しろよと思ったわけですが、これもまた本当の「識者」と話したのですが識者も受験生の心を読める推測しかできないので役立たずでした。話し合った結果

⑴ 周囲が公認心理師を取得したので「オレもオレも」とインスパイアされた  

⑵ ハイブロウな心理ファンが現任者講習だけ受けてみてハクをつけてみる

⑶ やっと5年目の実務経験者に達した

⑷ 受験資格があるDルートやEルートが受験の勉強になると思って受けてみる

⑸ 科目読み替え不可能ということに気付いて唖然として慌てて受ける

⑹ 満を持して合格の自信がついて実力がついた(つくだろう)と思って受験するために

⑺ 記念受験のため

⑻ 今までは様子見・明日から本気出す

⑼ 毎年受講しないとならないと勘違い・か?

多分、ですが臨床心理士の時も大ブームが起きて学部、院の教員が足らなくなったので学部卒、修士中退、雑誌にいくつか投稿していた程度の「業績」でも引っ張りだこで大学教員になり、空前の臨床バブルが起きていました。(その後に修士を取得したり論文博士を取得した人もいる)

公認心理師Gルートは学歴要件がないので、やはり大規模な公認心理師国家資格ブームが起きていると考えるのが自然かもしれません。

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