2020.8.28厚生労働省発表計画
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改定前
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◯ 公認心理師試験スケジュール計画変更の意味

スケジュール表改定後改定前を再掲しました。
2020.8.28に発表されたスケジュールでは令和6年、2024年に純粋培養組の試験を3月実施、そして3月発表としています。かなり事務方の負担が大きいでしょう。それでも何がなんでも2024年には純粋培養組の就活と揃えて行こうという意図が見えます。

このころの試験難易度と合格率かとうなっているのか予測はできないのですが、よりシラバスやブループリントに準拠しているものとなっている試験内容となっていることが予測されます。公認心理師試験合格者=新卒就職となればかなり安定していくでしょう。そのころからカリキュラム見直しも行っていくかもしれません、

考えてみるとこれまでの臨床心理士試験日程も公認心理師試験も大学院新卒者にはかなり負担をかけるものでした。院卒後、勉強をしながらどこか見習いのような形で心理職の卵として働くかフリーター生活をしていくしかなく「資格取得見込です」と言っても6割程度の合格率なので不合格だった4割の人たちは「来年資格取れるまでまだ見習いでも置いといてくれんの?クビにしないでね」

と不安を強いられる体制です。

資格が取れなければもちろん職能団体にも入れず、一番研修を受けたい時期に「資格がないからダメ」というわけわかめな状態です。

医師国家試験を考えてみても2月試験、3月発表で資格取得という配慮がされています。「医師国家試験合格見込ですから手術しますね?」ということは絶対にないわけで、心理はわざと自分たちを軽く見られるようにしているドM団体なのではないかと思う次第です。(ひなた感想 協力&校閲ウサねずみさん)2020.8.29