
photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
久々に奏でてみた。
渇いた空に響いた。
#誰かの中古の夢
#ワケあり商品
#10日間保証
#イマソラ
#広告風
◯ 臨床心理士制度生き残りをかけて-2
1.序
つい先日 臨床心理士資格存続構想−資格認定協会窮余の一策 を書いたばかりですが、手元に資格認定教会発行の「臨床心理士報」最新号があるのでそこから感じたことを書いてみます。
ちな、臨床心理士報は国立国会図書館に収納される公開雑誌ではなく、あくまで会員向け雑誌なので引用はできません。
ただ、2005年、二資格一法案で臨床心理士の国家資格化を望んでいたのは資格認定教会だということは改めて鮮明に認識できました。こここらは僕の推測ですが、医療心理師と臨床心理士との棲み分けができて、臨床心理士のステータスが国家資格となれば大幅にアップするわけだからです。
だからこそ一資格一法案、現公認心理師制度設立推進団体には名を連ねなかったのでしょう。資格認定協会とは関係のない団体が大きなイニシアチブを取ることが自明だったからです。
さて、32年間のこの臨床心理士会、臨床心理士資格認定協会の相克の歴史の主な原因はこの資格制度を巡ってだということは疑いようもない事実に思えます。
それではどのようにして臨床心理士資格が存続して行けばいいのかについて、再度考えていきます。
2.公認心理師制度の隙をつく
という、大変実利的に思えるようなことを考えてみました。公認心理師試験がロールシャッハや精神分析を出題しないなら、そのあたりの隙をついてみたらどうかと思うわけです。ロールシャッハは包括式エクスナーシステムを使っていると僕はかなり科学的でエビデンスのある検査だと思うのですが、一般的にナラティブと思われる領域にどんどん特化していけばいいと思うのです。精神分析の世界は幅広いです。フロイトから始まり、箱庭療法もあり、対象関係論、コフートの自己心理学、アドラーなど学習範囲は多くあります。
また、臨床現場では多く使用されているものの、決して公認心理師試験には出題されることがない風景構成法を出題してもいいのではないかと思います。
公認心理師の倫理的理念が茫漠としている現在、5月にしっかりと踏み固めた、臨床心理士ならではの倫理問題を出題してもいいかと思います。
ただし、あまりにも筆記試験を難しくしてしまうと今度は受験者から敬遠されてしまう可能性もあるので、下記の面接重視戦略を取ってみたらどうかとも思います。
3.面接試験重視にして臨床能力を測る
現在筆記試験で合格した受験者のうち、毎年100人ぐらいを面接試験で落としています。主に心理職専業としてやっていくつもりがあるのかという心理職の矜持を問う面接をしているらしいですが、筆記試験での合格率をもう少しアップさせて、知識問題や事例問題を面接の中で問うてもいいでしょう。公認心理師が多職種連携を重視するなら心理職ならではの単独で判断して行わなければならないという局面に焦点を絞ってもいいかと思います。
産業カウンセラーのように(集団)ロールプレイを取り入れてもいいと思います。より実務的な心理職を養成するのです。
4.臨床心理士指定大学院認定基準を緩くする。
これは資格認定協会から猛反対が出そうですが公認心理師教育課程はあまりにも学習範囲が広く、実習も多いので、公認心理師&臨床心理士養成を諦めて公認心理師オンリーにしている院も増えて来ています。
臨床心理士としての識能を問うのであれば、公認心理師科目を臨床心理士受験可能資格に読み替えを行なってやってもいいという上から目線で公認心理師養成大学、大学院カリキュラムを認めてあげましょう。
5.更新基準を緩くする
今回コロナの関係で研修ポイントが足りない更新者の更新を認める方針で、どうやら今後とも更新基準をゆるくする予定のようですが、永続的に更新基準を緩くしたらいかがかと思います。
6.日本臨床心理士会との和解
倫理基準改正を見て驚いたのですが、倫理的査問が行われている対象者は臨床心理士会に報告することを義務付けました。これは実に画期的なことです。これまでの確執を考えると資格認定協会も全面的和解はなかなか難しいとは思いますが、少しずつ歩み寄っていけば、実は日本臨床心理士会≒日本公認心理師協会(同じビル内にある)とも仲良くできるかもしれません。
日本心理臨床学会にももっとぐいぐいと食い込んでいって欲しいものです。自主シンポジウム「公認心理師時代の臨床心理士の存在意義」を今後10年ぐらいやって欲しいです。
7.結言
これから公認心理師ホルダーがどんどん幅を効かせる時代になっていくでしょうけれども、臨床心理士+公認心理師じゃないとまずいんじゃね?ぐらいの勢いの戦略を考えていかないといけないと思います。
どうも臨床心理の人たちは偉い大学の先生が集まっていても自分のところのホームページが全然関係のないホームページよりも下順位に表示されてしまうほど広告宣伝戦略やSEO対策にも問題があります。経営能力(単に数字という意味ではナイ)にもイマイチ感があります。外資系コンサルにでも依頼して経営戦略を練ってみたらいかがでしょうか。ま、僕に相談してくれたら考えてあげても構いませんけどね。(妄想)
Tweet
コメント