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photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
おつかれTwitter

全力で駆け抜けた景色は当然
爽やかな薫りをのこすものだね ☪︎⋆


○ 休み休んでモチベーション回復

第3回公認心理師試験日程がはっきり決まったところで、各種予備校や各受験サイトで「それ、頑張って試験は半年後!どんどん勉強しなさい!」という勢いではっぱをかける様子が目白押しです。

で、それが受験生にどんな影響を与えるかというと果てしないプレッシャーです。僕はいろんな受験生、というか「受験申込者」を知っています。

あまりに仕事が忙しすぎてとてもではないけど受験勉強ができない。体の病気やメンタルダウンしていて、申込みはしたものの、受かる気がしない、そもそも心理は門外漢なので何がなんだかわからないのでやる気がでない。とりあえず勉強したことを半年経ってすっかり忘れた。もう勉強するのがヤダ。職場の要請で無理矢理受けさせられる、コロナがコワイ。

僕はこういう気持ちを否定する気持ちはありません。そもそも他職種参戦者には冷たい言い方に聞こえるでしょうけれども「不合格でも本格的な心理職として生きていくわけでなければ今回で死ぬわけではないじゃない?」ということでさ。

Gルート読み替え不可心理職受験者はたいてい第1回試験で合格していますが、リチャレンジャーは「現職でクビにはならないよ?」ということです。ある程度経験値を積んだ心理職受験者は先も見えています。そう簡単に人1人をクビにはできません。D1、D2、Eルートは「いくらでもこれから先チャンスはあるじゃん?」と思います。

と考えると今すぐビシバシ果てしなく勉強してボロボロにならなくても、まあ落ちてもなんとかなるじゃん?という非常に冷たいけれども真実がそこにはあるわけで、どうしようどうしようと思わなくても気楽に構えていればいいわけです。

心理の道は果てしなくいろいろな分野があります。科研費を文部科学省からもらえる優秀な人も試験に落ちています。

児童心理、児童自立施設専門員は児童相談所だけでなく、児童養護施設で働くこともあります。泊まりもあるので結構な労働になるこもありますが心理出身者は学部卒でも歓迎されます。放課後デイサービスもそうです。児童発達支援管理責任者が経験年数で取れます。ここには臨床心理士も公認心理師もいることが多いですが無資格者でも公務員や法人の職員として採用され、安定した生活をしています。

また就労支援継続施設の生活指導員も資格なしでもやはり心理学部卒は歓迎されます。しかも日勤のみで宿直もありません。フロアのさまざまな精神障害者と直接かかわれるやりがいのある仕事です。

というわけでその職場を終の住処と決めたら資格は不要です。ひょっとしたら国家総合職や家裁調査官補になんなく受かるかもしれません。試験との相性です。

だから院卒で資格要件がある人は就職してからまた心理職としての資格を取ってもいいわけです。Gルートの人は今回惜しくも不合格としても2回リベンジの可能性もあります。

落ちたら死ぬ試験ではありませんし、若い人は児童心理で大歓迎、就労支援に意欲がある人は就労支援継続施設で働けます。

最初の就職を純粋な心理にこだわらなければ老人福祉施設はとても手が足りないので福祉にかかわる資格は入職してから取ればいいですし、そこから心理の資格を取ってもいいわけです。

というわけでもし上記の事情で資格が取れなくても就職もできますし仕事をしながらの資格取得も可能です。

あまり思いつめないで、「ま、人生なんとかなるや」と自分の人生に余裕を持って考えてみるとぼちぼち休んでやる気になったらやろうかな?という心にゆとりを持ってモチベーションはまあ自然に回復するのを待てばいいわけです。