公認心理師試験日程延期の意味

ついに第3回公認心理師試験の日程変更が官報に公示され、令和2年12月20日曜日に決定されました。

12月20に行うということは苦渋の決断だったと思います。

というのも公認心理師法第二章(試験)
第六条 試験は、毎年一回以上、文部科学大臣及び厚生労働大臣が行う。

とあり、その翌週の12月27日は年末になり、あまりに無理だと思ったからでしょう。

したがってその前の週12月20日がどん詰まりの日程で、コロナがある程度収束している見込み、そうでなくとも試験日程をこれ以上伸ばすと法に反するのでやらざるを得ないということだったのだと思います。

三福祉司は2月実施ですが公認心理師試験は法律上定められているのでやむなくこの日程実施なのでしょう。

思えば国家総合職もコロナ禍真っ盛りのころ、7月16日に実施しました。国家を担う人物はどうしても採用せざるを得なかったのです。

実は僕はある筋から第3回公認心理師試験中止というかなり強い噂を聞いていました。

この日程延期でも実施するということは、もしコロナ禍をいいことに公認心理師数が足りているということを奇貨にして中止することは特例法として簡単だったと思いますが、まだ公認心理師数が足りない。もしくは足りているけれどもなお試験をする意義があると考えたからでしょう。

私見ですがこの日程延期で試験を行うのは再チャレンジ組にチャンスを与えるという意味合いと、公認心理師アンケート結果を見て、教職員(特別支援学級や養護教諭)合格者が増えても日本の心理行政にはあまり影響がないと思ったからかもしれません。

そして試験レベルについて、これも私見ですが第2回試験と変わらないと思います。

難しくする意味がなく、試験を難しくしたら試験の同一性が保てない、公認心理師と名乗る人がバラバラの実力では困るでしょう。合格率はリチャレンジ組がどの程度いるのかわからないのですが、医師国家試験は9割の合格率、既卒者は6割と減少してしまいます。

家事育児仕事で時間が取られるという事情もあるでしょう。第1回公認心理師試験は試験2カ月前から勉強していた受験者が最も多かったと
聞いています。そういう意味からはリチャレンジ組にも挽回の余地は十分にあります。

模試、場合によっては予備校を活用、そして漏れがないように勉強して欲しいと思います。統計、実験法、心理テスト、PTSDはかなりの出題率、覚えてしまえば簡単な公認心理師法は得点源です。