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photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
本質はそうそう変わることはなくて、そういう意味では「変わらないもの」を追う必要なんてないのかもしれない。たとえば空の景色は常に流転しているけれど、空模様が変わっただけで存在が別のものに変わったわけではないよね。だから昨日までとは違う正論を言ったっていい。それでも私は私なんだから。


◯ 開業心理職でリッチな生活を

勤め人の心理職ならきっと一度は憧れてみたことがある(かもしれない)開業心理職。勤務心理職のころには腕が良く、患者さんから人気でひきもきらず、精神科の通院精神療法400点(自立支援適用だと400円の医師の診察のおまけ)で1日中カウンセリングがひっきりなし、1日8件毎日患者さんが来ていて、リピーターの常連さんばかりになり、新規の患者さんを断らなくてはならない状態、みんな患者さんが感謝して帰っていきます。

これだけ腕前がいいのなら間違いなく開業したら流行るだろうと思ってあなたはそこで思い切ってホームページを制作、ブログや無料メルマガもアップして集客しようとマンションの1室を借りますが、一向に集客はできません。

当たり前です。世の中にはカウンセリング関係のブログは有資格者無資格者のものを合わせて山ほどあります。

そしてカウンセリング関係のメルマガも山ほどあります。ホームページ作成を節約して市販のソフトで作りましたが、ホームページ、ブログ、メルマガとひどい時には1日10人ぐらいしか見ません。

無資格カウンセラーでも、ものすごい勢いでインターネットコンテンツヒット数を増やしている人もいます。

マンションの表札にカウンセリング事務所と書いても誰も来ません。初期投資は何でも大切です。

ベンチャーは何でもそうですが、始めて3年は赤字覚悟で。

1.開業届は出すこと。税務署と法務局は行って個人事業主になること。
2.地元の商工会議所の集まりにはよく出て顔と名前を売る。名刺は1カ月100枚配るの目標
3.メンタルヘルス無料講演会を公民館などでやる。チラシを刷って商工会議所や知人のクリニック、知己のある学校、お店に置かせてもらう。ティーサロン形式で人を集めて顔を売る。
4.講演会はわかりやすいテーマ「学校ぎらいの子どもを持つ親へ」等集客できるもの。
5.まずマンションを借りる時には駅からのアクセス重視、クルマだったら提携コインパーキング。
5.ホームページ、ブログ、メルマガはSEO対策をしっかりと。コンバージョンセグメントを考えたアナリティクスを(検索上位)どうしても無理ならリスティング広告(検索すると上の方に出てくるように「広告」と書いてあるような有料広告。)※ この辺りは開業する際にはイヤでも調べざるを得ないので詳しくなります。
6.本は出す。自費出版でもいい。Kindleではなく紙の本で。編集プロデューサーを探してもよし。講演会に持っていったりホームページで販売すると「お偉い先生だなあ」と思われます。
7.料金はディスカウントしない。「最初だから売れるかどうかわからないから50分2千円からやってみよう」と始めたらその事務所は永遠に2千円の料金しか取れません。

などなど書くことは、いぱーいあるのですが、例えば料理上手なサラリーマンが創作和食料理の店を出したとしましょう。大抵潰れます。調味料や素材にこだわりすぎて高い値段で素人が作ったモノは流行りません。

公認心理師、臨床心理士も予実計算がきちんとできてベンチャー成功率3パーセントと言われる世界で頑張りましょう。開業精神分析家北川清一郎先生の開業セミナーも時々やっているので参加するのもぜひオススメします。