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photo&lyric by sora (@Skylit_Blue)
想像力とはつまり、生きる力のこと。この道の先に待つのは目を見張る絶景なのか、はたまた目を覆いたくなる景色なのか。それは情報や知識や経験によって磨かれる翼の様なもので、時とて自分の領域ではない相手の心への架け橋にもなる。今日も想像しよう、扉の向こうに広がる世界を、手招きする明日を。


◯ オンライン公認心理師現任者講習会

6月4日に日本心理研修センターでオンライン現任者講習についての通知が出ました。受講料55,000円、顔認証、スマホは画面が小さいから非推奨、PCか画面が大きなタブレットで見ること推奨、24時間いつでもOKというもので、これはどこかに泊まり込みで行ってホテル代払って外食もして、というよりは実にリーズナブルな試みだと思うのですがいかかでしょうか。

何かと心理関係の資格更新料、受験料やら講習会は「高い」と思われがちですが、いつもまあそんなものだし、寄付行為があってもそれは合理的だし、専門家としての一生モノで食べられる資格を取れるとすれば安いものじゃないでしょうか。

(たまたまとある不動産会社で見つけた日本心理研修センターが入っているビルの概要)
https://www.bestexnet.co.jp/sp/rent/bukken_3795.html

さて、オンライン研修、顔認証付きというと、常識的に考えて、講義をきちんと聞いているかどうかを画像の向こうからチェックもできるのでサボってはいけません。オンライン授業のサボり方として、自分が動いている動画をPCの前にもう一台置いて、録画した

1.熱心に授業を見入っている
2.大きく何度もうなずいている
3.ノートを取っている
4.腕組みをして真剣に聞く
5.すみからすみまで画像を眺め回す

を流しておくという例が「オンライン授業のサボり方」のような動画で紹介されていましたが、これから現任者講習を受ける賢いみなさんは決して真似をしてはいけません。ひょっとしたらオンラインでも指名されて当てられるかも知れません。どこかにワナが潜んでいて、途中になんらかのテストを仕込んでいるかもしれません。

一番あり得そうなのは固定させたはずのもう一台のタブレットが落っこちて顔認証が失敗してしまうことです。

まあこういったご時世なのでコロナに配慮してくれているのだと考えますが、第4回公認心理師試験現任者講習30時間がオンラインで受けられるのにわずか55,000円。30時間だから1時間あたり1,833円、僕の時給のわずか9倍程度のお得なお値段です。新型コロナ収束には相当の時間がかかるだろうと当局も踏んでいるわけです。

実習もオンライン、講習もオンライン、テストも現在企業の採用試験で使われているwebテストやSPIのようにオンラインになる日が来るかもしれません。その場合、テスト形式をどうするか、あるいはGoogleを使われることを想定して試験の難易度を上げにかかってくるなどそんなことを考えると不吉な予測になってしまいます。やっぱり早く収束して欲しい、そのためには我慢してでも自粛生活をするしかないなあと思うわけです。