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photo&lyric by photo by 𝚜 𝚘 𝚛 𝚊 ໒꒱⋆゚ (@Skyblue_sky_)
過ぎたことをあれこれ考えてしまったり、考えても仕方のないことに心を奪われてしまうことってあるよね。時間を持て余す場合は、尚更その傾向は強まる。そんな時は、立ち止まって振り返る間もないくらい、前だけを見て走るのもひとつの方法かもね。もちろん、なにごとも「ほどほど」がいいんだけど。

◯ 新型コロナウイルスが心理職の働き方に与えている影響(例)

※ 本記事はCOVID-19に関する内容が含まれており、さらに今回は宗教的象徴として「おふだ」が使われています。心理的抵抗がある方はすぐに閉じてください。新型コロナウイルスに対処している方々を揶揄しているわけではなく小規模な産業-医療場面で起こっていることを書いたものです。

さて、働き方改革がつい最近まで厚生労働省主導で行われていましたが在宅勤務者が増え(すごく多忙な在宅勤務者もいますが)、隔日出勤者や半日出勤者が増えて無理矢理働き方は改革されてしまったようです。

さて、そこで心理職として産業・医療領域で働くH・A氏(ひ◯たあ◯ら)さんの職業生活にどのような影響を及ぼしているのかを見てみます。

これはネタがないから書いてみる、ということではなくH・A氏の脚色した・ただしかなり真実に近い、ある1日の生活を例にあげてCOVID-19が深刻に心理職の生活にも影響を与えていることを示してみたいと思ったからです。

1.出勤時間
上司:今度からうちの職場も感染症に関係してない人は隔日出勤にすることになったよ
H.A:え、僕もかな(ツイ廃活動やブログ作成を1日2記事にしたらツイートの数が2倍になってブログ読者が24人と倍増するかもしれないと期待)
上司:最近カウンセリングの件数どう?
H.A:うーん、増えてますね。自粛自粛で自粛疲れでみなさんストレスたまってるみたいで増えてますねえ
上司:うん、じゃあH君は毎日出勤ね。時短もなしで。
H.A:え
上司:時間外のオーダーとかある?
H.A:増えましたねえ
上司:じゃ、飛び込みで来る患者さんのために夜8時まではいてね。

2.マスク不足
-朝礼-
衛生資材補給担当Aさん:
というわけでマスクはだんだん充足されつつありますがやっばり足りないので医師看護師臨床検査技師を除いては当座の間各自布マスクなどを購入してくれると助かります
H.A:じゃ、さっそくAm◯azo◯で注文しておこうかな。カートに入れて。あ、2つ入れちゃった。取消しはこのボタンで。あ、また間違った、あとで取り消さないと。
事務の人:Hさんカウンセリングの人来てますよ」
H.A:はーい
(注文のことすっかり忘れてる)
−カウンセリング後−
H.A:あ、布マスク30枚、2万円ぐらい買っちゃった。(時間が経つと取消し不可)

3.手洗い
上司:H君さあ食堂のジェットタオルどうしたらいいと思う?
H:さあ、僕心理なんで、COVID-19とメンタルヘルスの研究始めたばっかでそこら辺はわからないですねえ
上司:ま、近所の藪山病院(大きい)や枯葉工業株式会社の保健管理センターに聞いておいてよ、あと参考文献集めといて
H:(だから僕心理だって言ってるのに)
上司:なんか言った?
H:いえ。(面倒だなあ)
上司:じゃ、よろしく。俺会議だから行ってくるね。
−2時間後−
H:あの、これが厚生労働省専門家会議の資料、これが国立感染症研究所の新型インフルエンザの時の感染症予防対策資料です。あと藪山病院と枯葉工業株式会社の保健管理センターに聞いたらジェットタオル全面禁止だそうです。資料でもウイルスの飛沫感染のおそれが高いと結論が出ています。そもそも最近スーパーもジェットタオル使ってませんよね。
上司:うんうん、でもさ、うちって手洗い徹底指導してるじゃない。抜き打ちで手洗いチェック検査したりね。
僕:はあ
上司:ハンカチ携行にするとね、この時期暑い暑いって汗ふいて、それで石鹸で手洗いしてもまた汚れたハンカチで拭くだけだとどうかと思うんだよね。ノロとか食中毒も心配だし。だからハンカチ使わなくてもジェットタオルとアルコールで手指消毒しなくちゃ。
H:えと
上司:ま、手洗いっていうのは個人の公衆衛生に対して行動変容を促すことだからねえ、30秒間の手洗いを徹底する。それでジェットタオルによる飛沫感染リスクは減らせるよ。
H:はあ
上司:何かH君からある?
H:いえ、勉強になりました。ありがとうございました。

4.オンライン会議
(A君からLINE)
「明日Zoomで学会研修だからちょっとZoomの使い方練習付き合って」
H:いいよー
A君から電話:これどうやって使うの
H:かくかくしかじか、試してみて。
A君:あ、背景って設定できるの?
H:IOSのバージョンは?
A君:SE
H:うーん、無理かも。ところで何の学会研修?
A君:あ、だいたいやり方わかったからありがとね。もういいよ。

5.おふだ
上司:H君はなんか宗教入ってるとかこれ絶対ダメとかある?
H:いえ特に
上司:じゃ、これ飾っちゃお
H:え?
上司:いやね、俺の地元の友人の医者仲間が送ってくれたのよ。俺が当直ついていると必ず急患出るじゃん。だから魔除けにって。
H:先生「いつも俺は科学者だから」って言ってますよね。
上司:それは間違いないけどな、まあ、病も気からって言うじゃん
H:はあ
(だいたい描き写したもの)↓ 
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※ というような割と平和な感じで書いてみましたが、実際の現場は検査、搬送、治療、隔離、防疫と安全委員会を何度も開きながら事に当たって、と全く平和な感じはしません。

ひとたび「何かが!」となると僕も「じゃあねー」とはならず深夜まで記録をつけたり休日出勤をする体制になります。

たまたま僕の職場は前線中の最前線、と今のところはなっていませんがみなさん神経をピリピリさせています。時間はかかると思いますが収束を願うばかりです。治療機関には事務職員を増やして欲しい、保健所の職員や保健師さんが日付をまたぐまで残業しているのはおかしい、と思っています。