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♯公認心理師あるある

1.そもそも誰も公認心理師を知らない

臨床心理士を従来雇っていた機関だと、医療機関は保険点数の関係で敏感な経営者もいます。が、ほとんどの医師は知らない、特に若手20代〜30代の研修医終えたてで精神医療を学ぶのに必死だった層はまだ公認心理師の事を知らないことがままあります。現任者講習会でも多忙な勤務に追われている若手精神科医は見なかった、自分で開業をしている年配の精神科医が多かったような気がします。

精神療法に興味があり、心理職に対して上手にアウトカムを求める医師とは仕事がしやすいです。

また、医療機関外に勤務している心理師が心理情報提供を文書で行うと返類書が心理師に返ってきますが「公認心理士」と師の名前を間違えるのは当たり前、「公民心理士」と大変現代社会倫理に資するような呼称を拝命することもあります。

主治の医師の指示については今でもずっと悩んでいて知人心理職数十人に情報提供として現在抱えている問題点を一斉送信しましたが特にリアクションなく、心理職ですらそうなのですから、多職種連携と言われつつ公認心理師制度を誰もが知らないのが当たり前、特に医療、福祉などの保険加算がない機関ならば知らない人は多いでしょう。となるともちろん公認心理師特有の責務、義務についても知られていないわけです。

2.今みんな忙し過ぎてそれどころではない。

新型コロナウイルス、COVIT-19対策には今医療機関に限らずどこの組織でもおおわらわで対応しています。医療現場では管理職スタッフがチームを組んで通常診療活動以外にも病床確保、入院した際の隔離要領、スタッフの安全管理対策など国家、地域行政と連携して考えることが山積しています。

厚生労働省の職員もずっと泊まり込みが続いてそうですが、地域保健所の知人もげっそりとしていて、これで集団食中毒でも発生したらどうしよう?と。ノロウイルスは冬場に猛威を振るいやすいので要注意です。保健所担当者はノロウイルス発生現場検査にも行くのですが、どんなに消毒しても菌に接触してしまうこともありとある担当者は「私この冬2回ノロウイルスにやられたのよ」と以前聞いたことがあります。

文部科学省はスクールカウンセラーのような非常勤職員の雇用機会を確保、さらに子どもがいる家庭では非常勤職員でも有給を取れるような制度を今回策定しました。学校に行っても子どもは誰もいないなあ、管理職は忙しそうだなあ。と教育現場は温度差はありますが、カウンセリングという制度があることすら忘れているかもしれません。

心理職としては心理にできることはきちんと通常の、そして新規のカウンセリングは行うという本務を疎かにしないことでしょうか。そして多くのスクールカウンセラーがこういった時に子どもや保護者の心に響く不安を低減させるようなメッセージを学校のホームページなどに掲載しているのも知っています。この機会にいろんな学校のホームページでスクールカウンセラーの書いたものを見てみるのも勉強になりそうです。

今回のCOVIT-19は心理職にとっては災害と流言の中で自分のポジションをどこ置くかということをプラスに学べるチャンスとも思います。この世界ではいつ何があるかはわかりません。

もちろん嫌な事はないに越した事はないですが、何かあった際に即動できる心構えはきっと役に立つだろうと自分では思っています。サイコロジカルファーストエイドは何かがあった時に何をしたらいいのかという、社会の中で心理職の役割について考えるのには必要な視点です。

3.クライエントさんたちの方がいろいろと詳しい

医療現場では患者さんやその家族は受けている治療について大変勉強しています(喜ばしいことだと思います。)。精神薬理学に詳しい患者さんもいますし、学者のように発達障害に詳しい当事者さんも多いです。「臨床心理士資格は持っているんですか?」と聞かれたことがある人は多いのだろうかと思います。少なくとも僕は聞かれました。

目の前にやってくるクライエントさん、患者さん、当事者さんは自分が受けられるサービスを最大限有効に使おうとするのは当たり前のことです。

クライエントさんで臨床心理士制度と公認心理師制度について詳しく知っている人がいます。公認心理師Gルートが現任者ということも知っているので、もし公認ピン理師の人がカウンセラーになったらそのカウンセラーがたどってきたバックボーンを聞いてみる、聞いて納得できればいいというニュアンスでそう言っていました。

心理職が働く領域はどこもサービス業でありながら純粋なサービスでなく、ある程度のルールでコントロールされた側面も持つ現場だと思います。

医師は「ちゃんと薬飲んでね!」と言いますし、心理職も「こういう風だったらよかったかもしれませんねえ」(例)と仮定的な表現をすることがあるかもしれません。ただし、弱っている人には「なんで不可能なコトやレバタラ話をするの?」と傷付く人もいるでしょう。言葉を使う仕事におけるカウンセラーの意図は微妙に異なってとらえられるとクライエントさんにとっては侵襲性があります。

心理職が相対しているクライエントさんはただの「弱い人」でなく「弱い時もある普通の人」です。普通の人は、どんなに自分が傷つけられてもじっと黙って我慢するということはありません。怒り、悲しむのが普通です。そして知識は力です。獄中から次々に名誉毀損でマスコミを訴え、その80パーセントに勝訴したロス疑惑で有名な故三浦和義被告は全て獄中で法律を独学で学びました。

今やインターネットが普及し、中高生もきちんと自分の権利について調べることができますし、それは推奨されるべきだと思います。

傷つけてはいけない人が傷ついてしまわないように細心の注意を払うことが望ましい公認心理師あるあるの世界だと思います。

(おまけ)

臨床検査技師Oさん:学校休みになってからね、っつーその前からいつもなんだけど小5の娘がゲームばっかりやっててね。
僕:いいじゃないですか。
Oさん:今ね、学校から宿題たくさん出てるから泣きながらやってるの。
僕:頑張ってますねえ。
Oさん:できない時は教えるよって言ってるけど宿題なかったことにしてまたゲームやってる。ゲーム取り上げたらトイレでマンガ読んで寝てる。
僕:はあ。たくましいですねえ。
Oさん:高校まではフツーに行って欲しいなあ。将来の夢はYouTuberだって(泣)
僕:なれるかもしれないじゃないですか。今のうちからインフルエンサーになれるために投資しておいた方がいいですよ。
Oさん:それナニ?
僕:お父さんのクレカの番号教えてどうやったら人はネット上で課金したがるか実地で試してみるとか、金銭管理感覚を養うとか。
Oさん:えっと、ひなたさん今の話全部なしってことで。