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◯ 臨床心理士制度落日へのカウントダウン

昨日(2020.2.14)日本臨床心理士資格認定協会に電話、今年の臨床心理士資格試験の受験者数、合格者数について尋ねたところ、「例年3月に発表しているので今現在は答えられない」とのことでした。

さて、結果を楽しみにしましょう。

ちなみにここ2年直近の臨床心理士合格者年別推移です。

 年 受験者数 合格者数 合格率
       ()内医師
H29 2,427  1,590 (24) 65.5%

       累計34,504 (627)

H30 2,214  1,408 (9) 63.6%                  

       累計35,912 (636)

ということで平成29年から30年にかけては受験者数微減、医師の合格者は減少しています。 

現任者講習には多くの精神科医が参加していました。総数はわかりません。

上記の数字が公認心理師制度と関係しているのかどうかはわかりません。

年別推移を見ると受験者数は増減があるのでこれをもって判断もできません。

ちなみに臨床心理士養成中止をしたのは

人間総合科学大学大学院

甲南大学大学院

福岡教育大大学院

関西大学臨床心理専門職大学大学院

です。

臨床ピン理士のための大学院創設はあったのでしょうか。

日本心理学会が調査、2018.8.6
発表の各大学への調査を行ったところ、臨床心理士養成廃止予定7パーセント、検討中が4パーセント。

平成25年の資格認定協会の調査では臨床心理士養成大学院1種が150校、2種が16校、専門職大学院が6校でした。

さて、ここから今後どの程度の大学院が臨床心理士養成課程を捨てずに頑張っていけるのか、そして450時間の実習時間を含めてどの程度の学生が努力して公臨両方師となれるのかはわかりません。

学生さんによっては国家資格ということで公認ピン理師を目指す場合もあるでしょう。

臨床心理士第1期生が誕生したの1988年です。

そしてスクールカウンセラー制度は1995年に誕生しました。

2003年に臨床心理士専門職大学院ができて、臨床心理士は公認心理師ができるまでは心理資格の王道、中核だったのです。

臨床心理士制度は黎明期を経て発展期、全盛期、そして今衰退期に入ろうとしていると多くの人が感じています。

以前日本臨◯心理◯会の重鎮が「どちらかの資格を取るなら公認ピン理師になれ」と言ったのを思い出します。

警察庁では公認心理師のみの採用、この流れは医療でもどんどん突き進んでいくばかりでしょう。

思えば色々な団体がつまらない抗争に明け暮れて国家資格となるまでに実に構想から50年がかかりました。

今回中央社会保険医療協議会の保険診療点数加算を見ると、看護師、精神保健福祉士、社会福祉士、言語聴覚士、作業療法士はどんどん保険点数が取れています。

あまりにも下らない面子とプライドで心理職は多くのアドバンテージを他職種から比較すると失っています。

はっきり言うと大学院卒の心理職より専門学校卒の医療、福祉職の方がステータスは上、せいぜい同等という待遇が現実です。

国家資格公認心理師の運用が今後どのようになっていくかは5年後の見直し、そして制度が定着していくにはおよそ今後50年はかかるだろうと僕は思います。

そして臨床心理士は公認心理師の上位資格として規定しようという構想があったらしいですが、行政によってその幻想は今粉々に打ち砕かれ続けているが現在進行形の出来事です。

絵は千美梨画伯「無題」
(おまけ)
千美梨:あ、また私の絵を勝手にブログに使おうとしてる。ワタシのことまだちょっとは好きなんでしょ。そう言ったら絵、使わせてあ・げ・てもいいわ。
僕:著作権フリーだから使いやすいだけだよ。
千:フリーじゃなくてワタシのものじゃん。そんなんだったら使わせない。
僕:やっぱりちょっとは好き。
ち:アンタのそゆとこ大嫌い。