25077B3E-95EC-4ECB-94B0-6736DD3E5756

◯ 臨床心理士資格を返納したらどうなるの?資格認定協会に聞いてみた

昨日橋口誠志郎さんが「公認ピン理師」でやっていくという記事を書きました。

またしても(「また電凸ブロガーかい」という感想があるのは重々承知の上で)日本臨床心理士資格認定協会に電話照会してみました。

(インターネット掲載了承済)

僕「更新時期が来て資格を返納した場合任意に『一時停止・再開』とかできますか?」

資「いえ、再受験してもらうことになります。」

僕「昔経過措置で大卒で臨床心理士になった人は大学院入学から始めなければならないんですか?」

資「いえ、一度資格を取った方は別の受験枠がありますのでそのまま受験できます。」(新情報)

僕「あの、カード型の資格登録証明書や賞状の合格通知はそのまま持っててもいいですか?」

資「それも返納してもらうことになります。」

僕「過去に臨床心理士に合格していたということは認定協会さんで証明してもらうことはできますか?」

資「それは可能です。」

(ダメ元で)

僕「運転免許みたいに返納証明書は出せない?」

資「ないです」

僕「再受験すると不利にならない?」

資「なりません」

(ホントかなあ…)

僕「公認心理師持っててさらに臨床心理士資格を持つメリットは?」

資「それはそれぞれの先生方のご判断ですからこちらからはなんとも」

僕「臨床心理士資格更新って減ってますか?」

資「今回の更新でもちらほらあります」

(以上)

ということで橋口さんが言う通り、臨床心理士資格は再受験によって取得可能、しかも臨床心理士資格は過去取得していたことを書面で証明できるので、返納バンザイ!公認ピン理師は再受験で大丈夫!

と言いたいところですが、橋口さん同様、僕も自分の照会結果とその未来予測について自信が持てないのです。

したがって僕の記事を鵜呑みにして「これがいいですよ」という結論めいた事を言うこともオススメも何もできません。

というのも、資格認定協会は当初地方公認心理士会と日本臨床心理士会共催研修を更新必須2群の研修と位置付けていたのをその他の自主研修4群にしかならないと言を翻していました。

言うことがコロコロ変わるのです。

日本臨床心理士会と資格認定協会とは32年目になるドロドロの確執が存在しています。

また、頑なに公認心理師制度創設に反対し、試験機関を新設日本心理研修センターに任せざることを得なかった経緯があり、いわば公認心理師を目の敵にしている団体でもあります。

(注:以上はあくまで個人の感想を聞き取ったものです。)

以下のような事柄が発生したら困るなと思います。

Q「◯◯さんは昔臨床心理士だったことがありますか?」

資格認定協会「さあ」

Q「◯◯君、資格認定協会からわからないって言われたよ」

◯◯君「え」

と臨床心理士資格を取得していたという過去が全て抹消されてしまい、裁判でマフィアに不利益な証言をした証人のようにすべて過去を消されてしまったりしないのでしょうか?

(精神分析学的「先取り」(Anticipation)防衛機制、予期不安)

以下、これもあくまで僕個人の感想なのですが大卒経過措置資格保持者が再受験できなくなるとか、再受験した場合に

(どんどん返納者が出ているから再受験者はありがたい)

試験官「よくまた臨床心理士を受験してくれるお気持ちになっていただきましたね。やはり大事な資格ですから」

とウェルカムな雰囲気になるのか、それとも

試験官「一度返上したのになぜまた受験しようと思ったんですか?というかそもそもなぜ以前に返上したのですか?」

と厳しい面接になる可能性もゼロではありません。

確かに現在転職をする上では、公認心理師と臨床心理士のダブルホルダーが心理専門職としては有利で、心理職経験が長かったとしても公認ピン理師(結構お気に入りの単語)だと臨床心理士資格返上理由は聞かれそうです。

さて、日本臨床心理士資格認定協会、日本臨床心理士会、日本公認心理師協会はどれも臨床心理士と公認心理師両資格の「共存共栄」を謳っています。

その点公認心理師の会は最初から臨床心理士はアウトオブ眼中で、この団体への毀誉褒貶はありますが、ある意味潔いと言えます。

初めのころは僕も鈍かったのか「共存共栄、そんなものかなあ」と思うような思わないようなところもなかったわけではなかったのですが(どっちだ?)

どうも政府の各種施策を見ていると公認心理師一本勝ちのようで、臨床ピン理士の将来はあるのか?

と思わざるを得ません。

とはいえ経過措置Gルートは心理専任職経験者以外にも取得を認めています。

だから臨床心理士&公認心理師ダブルホルダーが今のところ転職市場では高く評価されていますが、これが5年10年後になると公認ピン理師だけでも高い価値を持つようになるのではと思います。