◯ カウンセリングはキライ
※ クライエントさんから聞いた話など
1.気持ち悪いテストやらされる。
あんな気持ちの悪い色がいろいろついていてグロテスクなカード見せられるのイヤ
2.時間がかかる面倒なたくさん書くテストやらされた。
しかも聞かれたくないことばかり。
私の母は・・・とか父は・・・とか何で聞かれなきゃいけないの?
親のことイヤなのに親に見られるの?書くのすごくイヤだった。
3.知能テストやったけど無茶苦茶時間かかってわけわかんなかった。
算数テストみたいなの「えっ?」て聞き返したけど「繰り返しできません」って言われてカウンセラーはドSだと思った。
数字を逆から言うとかもうムリ。
4.毎日日記みたいなの書かされる。
これ書いているうちに「学校に行けるといいね」
って言われてるけど、日記書くことと学校行くことと全然関係ないから。
いつも毎日毎時間何してるか見張られてるみたいでイヤ。
5.うちの外に出たくないって言ってるのに毎日少しでも出るように宿題出される。
人が必死にコンビニ行ったら「その先のスーパー行けるように次は頑張りましょうね」と言われる。
頑張ってそれで限界なのにもうイヤ。
6.「ここだけの話」って言ったのに医者に筒抜け。
医者にだけは話したくないって言ったのに。
7.絵が下手で苦痛なのに絵を描かされる。
だからイヤだって言ってるのに「上手い下手を見るものじゃないですから」と言ってやらされる。
しかも「こう描いているのはこういう意味ですね。」って考えてもないこと勝手に決めつけられる。
8.「何か昔イヤなことあったでしょ?」こっちは「ない」って言ってるのに。
いじめられなかったか、親からギャクタイされなかったのか根掘り葉掘り聞き過ぎ。
何もないっつーの。
しつこい。
9.汚いのはイヤだっつーのに服のまま、土足でみんなが歩くカウンセリングルーム転がれって言われてやらされた。
すごくイヤだったから今日は汚れてもいいジャージにトイレで着替えたら「着替える前の格好で来なさい」
って言われてまた床転げさせられた。
気持ち悪い。
もう行かない。
10.スクールカウンセラーに話したこと、何で校長に筒抜けなの?
秘密守るって言ったあのカウンセラーには2度と喋らない。
11.昔あったイヤなこと、「すみませんね、これからイヤなこと聞かなくちゃいけないので」と言われてずーっと聞かれた。
1時間たっても終わんない。
「イヤだったら途中で止めてもいいんですよ」と言われたけどそう簡単にダメって言えないじゃん。
向こうも必死そうだから。
気持ち悪くなりながら話したよ。
11.なんかのプリントの穴埋めやった。
結構ウザい。
最初に「その時の気持ちは◯◯という気持ちが何パーセント?」
考えるのに大変。
「その時に自動的に浮かんできた気持ち」
何も浮かんで来ないけど無理やり書いた。
「もしあなたの親しい友人が同じ目に遭ったらどう言いますか?」
どうにもならないじゃん・・・
「今考えて将来一番ありそうな事は?」
変わらないよ。
「今の気持ちは?」
つまんないことばかり聞かれてイヤーな気持ち。
そう答えたらまた最初から言い方変えておんなじこと聞かれた。
もうこのカウンセラーゼッタイ許してくれなさそうって思って、「けっこうスッキリしました。80パーセントぐらい」
って答えたらニコニコしながら「そうでしょうそうでしょう」
だってさ。
もう行かない。
※ カウンセラーはクライエントさんのためを思って自分が学んだ特定の技法を使ったり、要請に応じて心理テストを取りますが、それはクライエントさんにとっては侵襲的(害がある)と取られることも多いものです。
どんなに気をつけてもクライエントさんとの相性もあり、そういう事態は避けられません。
僕のところにやってくるクライエントさんが他のカウンセラーのことをそう言うのを聞くことがあります。
僕のところにやって来なくなったクライエントさんがやはり僕のことをほかのカウンセラーにそう言っていることもあるのだろうなあと思います。
自分に自信を持ち過ぎたり、要らないプライドで接することでクライエントさんに負担をかけたくないなと日ごろから思っています。
コメント
コメント一覧 (2)
同時に、これだけ多くの例をまとめて挙げられるひなたさん、すごいなって思いました。
ひなたさんに負けないよう精進します。
コメントどうもありがとうございます。
何の専門職でも「世間ずれ」してしまうことがあるようです。
クライエントさんの生の声を聞ける心理職のなりたいと痛感しています。