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◯ 開業公認心理師・臨床心理士の成功術&親身な心理職の探し方

1.序

以前、個人開業者の成功例?を法人向け個人向けと2種類書いたのですが、
この記事は僕が経験した失敗談を振り返って逆に「どうやったら開業が成功するの?」という心理職の方々や患者さん向けの「いいカウンセラーの探し方」についての考察をしてみました。

2.失敗しやすい開業準備

開業の成否を握るのはは段取り8割だと思います。

僕がフリーでどこからでも仕事を請け負っていた時、あちこちから「一緒に開業しましょう」という声がかかって来ていました。

大体がベンチャー起業家の人たちで、本人はカウンセリングをやらないけれども自分でメンタルダウンしたことがある、だから起業してみようというもので、僕も相談に乗ったりしていたのですが、たいていシステムを作る前に頓挫していました。

予実管理ができていない、カウンセリングに人々が払う、払いたいお金とシステム構築料金やそのための準備時間をなあなあにしていたからです。

カウンセリング一回をいくらの値段設定にして事務所レンタル料他必要経費、従業員給与も漠然としていたら開始はできません。

3.開業してからの勝負どころ

昨今の時代なのでSkype等のシステムを利用したカウンセリングを行うカウンセラーも多いです。

chatwarkのような事業家向けアプリも役立つのですが、あまりにシステムが複雑だと利用者側も面倒になります。

大手事業者に売り込む集客も大切ですがインターネットカウンセリングを目指してのシステム構築はクライエントさんから見やすいデザイン、親身な問合わせに対応できるかどうかにもかかっています。

対面カウンセリングだと「開業しました」という看板だけ出して誰もその事実を知らなければどんなに腕がいいカウンセラーでもきちんとしたシステムを構築して誰もが利用しやすいようにしておかないとならないでしょう。

4.成功例

成功する開業はいろいろなサイトを見たり、心理業界にいると話を聞くのですが、は第一条件です。

それだけでなく、「なんとなくやってみようかなあ」というバイト感覚でふわふわとした感じではなく、かちっとした「カウンセリングをやりたい。そして多くの人の心理支援をするためにそれを仕事にしていく」という決意がある人たちは成功しているようです。

5.これからカウンセリングを受けたい方へ

カウンセリングは開業カウンセラーの先生を選ぶとそれなりにお金がかかります。

開業の先生方は必死でクライエントさんに相対していますし(勤務カウンセラーが手を抜いているという意味ではありません)、クライエントさんは自分に一番フィットしていると思える先生を選べます。

僕は以前からドクターショッピングは必ずしも悪い事ではないと考えているのですが、カウンセラー探しはなおさらクライエントさんとの相性が大切だと思います。

開業カウンセラー、クライエントさん双方に満足のできるカウンセリングができるといいのではないかと思います。